めばるin関門 関門海峡でのメバリング エギング 山口県下関市周辺でのメバル釣行記
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2005年 5月 14日   17:00〜20:00
■ 喜びの一杯! ■


強風のためお守りの次男と海へ行くのも儘ならない。
釣りに行きたいよ〜とせがむ次男を何とか説き伏せ
天気予報を気にしながら愛車のオイル交換をしたり
ゲームセンターへ出かけてゲームをさせたり。
家ではnintendo64のマリオを一緒にしたり…
ダラダラとした休日を過ごす。

そして夕マズメを前に次男の了解も取れようやく開放(^^)/
待ってましたとばかり長男と二人で海へ向けGO!

最初に目指したのは例年春の釣果を耳にするが
未だに自身では実績の無いポイント。
今年はまだ噂を聞かないがそろそろではないかと探索釣行。
だが噂の無いのが物語るようにポイントはがら〜んとして
餌師が数組竿を出しているだけでエギンガーの姿は無い。

群れが入っていれば…
誰も叩いてないので…
もしかしてウハウハ?

こりゃぁ〜一投目から気を引き締めてと…
最近お気に入りのエギエスツーをキャスト。

一投目…
二投目…
三投目…

あれぇ〜

足元は何処を見渡してもスミ跡が無い…
ここへ最初のスミ跡を残すんじゃぁ〜

?投目…
?投目…
?投目…

はぁ〜っ

やっぱりスミ跡が無いと言う事は…
こういう事なのねぇ〜

気分転換に少し歩いてテトラへ降りてみる。
岩礁帯に程よく藻が点在して何か雰囲気は良さそう。
しかし数キャストするも何の反応も無かった。

ヤバイ!
太陽はどんどん西へ傾き日没が迫っている。
そして人出が多いだろうと避けていた実績ポイントへ向かった。

駐車場に着くと他県ナンバーを含めまだまだ車が残っている。
やっぱりねぇ〜
どうも先行者の中へ割って入るのが好きじゃなく気が進まない。
でももうぼちぼち納竿する人もいるだろうと思い足を進める。

ポイントを見渡すと見覚えのある常連エギンガーや
明らかにビギナーと思えるエギンガーの姿が目に入る。
だがどうも活気を感じない。
夕マズメのゴールデンタイムをむかえようとしているのに
手を休めて仲間と話しに夢中になっている人もいるかと思えば
シャクル姿にも殺気を感じない。

釣れてないのかなぁ〜

そんな不安を抱きながらお気に入りのポイントへ向かったが
先客のエギンガーでキャストポイントは埋まっている。

あぁ〜あ…

ポイントが空くのを待つことにして溜め息混じりでキャストを開始。
そうこうしているうちに日没は過ぎて徐々に青空が消えはじめた。
それに合せるかのようにエギンガーの姿もだんだん減ってきた。

おっしゃぁ〜おっしゃぁ〜

と気合を入れるがここ一番の実績ポイントはなかなか空かない。

空くのを待つか…
諦めて帰ろうか…

待とうか…
帰ろうか…

そう思いながら先行者のエギングを見ていると
キモとなるポイントへはどうもキャストをしていない。
あっ、なんか釣れそう!
あそこへキャストしたい。

こりゃぁ待つしかないな。
そして辺りが暗くなり始めようやくその時は訪れた。
よっしゃ待ってました。

待望の場所へ立ち狙ったポイントへキャスト。
これまでになくシャクリに力が入る。

一投目…
二投目…
三投目…

2段シャクリのみのパターンで通す。
それから数キャスト目の2回目のシャクリの直後に

ガツンッ!

グイン、グイン!

ジジッ、ジジッ!

逆噴射を浴びながらアドレナリンが噴出!
おっしゃぁ〜っ!
大きく曲がったロッドとドラグの音に長男は最初
根掛かりを起こしたと思ったらしいが直ぐに
ヒットと気付きギャフを準備してくれた。





薄暗い中で取込んだ一杯はキロ有るか?無いか?の
サイズに思えたが検量してみると1300gだった。





あぁ〜これで帰れるぞ〜
いや、まて…
なんかまだイケそうな気が…

そして長男にさっきの自分のキャストポイントへ
キャストするように声を掛ける。
立ち位置を代わり長男がキャストするのを見届けて
少し方向を変えてキャスト再開。
するとその直後

『ゲット〜』

の声に振返りロッドに目をやると
グイン、グイン
とS86 Accuraがしなっている。

「やっぱりおったか。しかも一投目で!」

完全に日も落ちて暗くなった海に
イカの姿を探しながらギャフ打ちにてこずっていると
近くでシャクっていた方がライトを照らしてくれた。

「ありがとうございます。」

そしてようやく、ブスッ!

ジャスト1kgの♀だった。




タイムアップ寸前に待って狙ったポイントでの一杯。

二人とも一杯ずつに終わるが
数釣りにもサイズにも勝る何かを感じた。
釣果とは比例しない満足感がそこにはあった。


親子での釣行。
親父だけが釣れたり
息子だけが釣れたのでは
何か気まずい雰囲気が漂うのだが
今回は違った。
お互い数では最低の釣果だったが
相手に釣果があってこそ自分の釣果を素直に喜べる。
そういう満たされた時間の中で
二人ともこれまでにない喜びを感じていた。


やっほ〜っ!(^o^)V


後日ギャフ打ちの時にライトでアシストしてくれた
akiさんから同ポイントで数日前に釣れたという
2.8kgのモンスターの画像が送られて来た。

ダブルキロアップ

次の目標だ。






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