めばるin関門 関門海峡でのメバリング エギング 山口県下関市周辺でのメバル釣行記
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めばるin関門 関門海峡でのメバリング エギング 山口県下関市周辺でのメバル釣行記

2005年 6月18日   5:30〜18:00
■ 成果の出ないランガン ■


はっ!

まずい(汗)

時刻は午前5時になろうとしていた。
窓の外はもう既に明るい。
ヤッバァ〜

「オイ!起きれ!行くぞ!」

『 ・・・ 』

「起きれぇ〜っ!」

急いでポイントへ向かうが時既に遅し。
ずらっと並んだ釣り人の姿を見てうなだれる。

あぁ〜あ…

しゃーない。

そして向かったのはアマ藻の茂るシャローポイント。
3.5寸のエギでフォールは8カウント。
それ以上だと確実にアマ藻がヒットしてしまう。

1投目。

着水後の8カウントから小さ目の縦ジャークを2回。
3カウントから横ジャークを2回。
少し油断して次の横ジャークで藻がヒット!
こりゃいかん。

2投目。

遠投せずに軽〜くキャスト。
5カウントのフォールから足元まで一気に横ジャーク。
そして僅かな砂地を背景にできるポイントでステイ。
すると…

来た!

むふふっ(^^)

茶褐色の大きな影がスーッと近付いて来た。
そしてエギの直前でストップ!
ステイさせているエギを少し寄せる。
まだその場でじっと様子を窺っている。
そこで気持ちフォール。
すると我慢出来ずにエギへ近付き始めた。
勝負あり!
エギを抱きかかえて後退を始める。
おっしゃぁ〜

ドンッ!

決まった!(^o^)V

ジジジジジッーーーーーーッ!
ギュイン!
ギュイン!
ブッシューーーッ!

サイトでやっつけたのはキロジャストの紋甲イカだった。



その後数投も扇状に近場へキャストしながら
同じパターンで探るが反応は無かった。

そこで遠投に切り替えてキャスト続行。
アマ藻を意識したレンジでの横ジャーク。
そしてサイトをイメージしたステイ&フォール。
すると狙い通りのステイ中に

ドンッ!

うひゃぁ〜

今日は爆釣かも。

本命のアオリイカも紋甲に続きキロジャスト!



アオリイカをクーラーへ収めてキャスト再開の一投目。
ジャークのタイミングを計っていると

『キタァ〜ッ!』

と今度は長男がロッドを曲げている。
獲物が大きいのかドラグが緩いのか
景気良くドラグが鳴っている。

そして寄せてきたイカを見て
ドラグが良く鳴ったもう一つの原因が解かった。
それは触手の先にしかヒットしていなかったのだ。

『ギャフいるかも〜』

の長男の声にもうなずける光景だった。



その後ピタリとアタリは止まりポイント移動。
悪いパターンのランガンの始まりだった。

次のポイントでは後から来たGOさんが良型を2杯。
ボトム攻略の天才です。
しかしエギのロストにはかなり悩まされている様子。
抱かせるか?ロストか?そのリスクに揺れていました。

ふと海面に目をやると変な泳ぎのイカを発見。
何しよるん?
獲ったろか〜
でエギをキャストして海面をズル引き。
グザッ!
ぜぇ〜んぜん嬉しくないけどヒット!
おまけに良く見るとジェイソン(汗)
気付かれないようにそっと抜き上げると
何か様子が変?
頭と足が半分無くなっている。
何者がカブリついたのか?
ご愁傷様です。



その後もポイント移動を繰り返すが追加はゼロ。
イヤ〜なムードが漂いはじめる。
ランガンを始めると回遊待ちが出来なくなる。
数投でヒットもしくは変化が見られないと直ぐに見切ってしまう。
そしていつも結果は…

気分転換に通りかかったスーパーで弁当を買い早目の昼食。
まずまずの味に満足し気分を良くしてキャスト再開。
しかし関門の激流にヤル気も飲み込まれてしまう…

さらにポイントをかえてキャストを続けるが
照り付ける日差しの中で急に睡魔に襲われる…

暫くしてGOさんからの電話で目が覚める。
約1時間ほど車の中で目を閉じていただろうか。
3杯目のアオリをゲットしたけど後が続かないとのこと。

少しの睡眠で気分爽快!
しかし気持ちはブルー
それを跳ね除けるべくキャストを再開。
少ししてGOさんが様子見にやって来た。
情報交換していると

ズシシシッ…

リールを巻いていると何の前触れも無く
急に重くなった。
流れに乗った切れ藻?はたまたゴミ?
どーせそんなもんだろうと巻いていると
現れたのはモン吉だった。
姿を見せても依然として動く気配無し。

ジェット噴射の一発でもせんか〜い!

そしてGOさんがギャフを打ってくれようとした途端
そのギャフが目に入ったのか狂ったように逆噴射を始める。
なかなか気持ち良かった。(^o^)/

しばらく楽しんでGOさんのギャフ打ちで無事ゲット。
1050gのモン吉は、まだ食べた事が無いと言うGOさんへ献上。



前日の釣行でGOさんが5連発したポイントへラストチャンスを賭ける。
ロスト覚悟でシンカーチューンしたエギで
ボトムのブレイクラインを攻める。
ゴツゴツとティップに伝わる荒れたボトム。
ロストの恐怖と戦いながらなかなかおもろい(汗)

そうこうしていると違和感のある重みが伝わってきた。
何じゃぁ?
足元まで寄せたエギのカンナに掛かっている白い物体。
ゲソ?
抜き上げて見てみると産み付けられた「卵」のようだった。



大勢のエギンガーで賑わうポイント。
エギの誘惑に負けずに無事に産卵を終えても
その卵が無傷で無事に孵化をむかえられる確立は…

横ではGOさんがボトムを攻め続けて根掛かりを連発するが
奇跡的な回収率100%に気分を良くしてシャクっている。
そして誰かが根掛かりさせたエギまでを回収する始末。
でも本命はやって来ませんでした。
やがてGOさんはタイムアップでストップフィッシング。

GOさんが帰るとジェイソンの来襲が始まる。

クルクルクルッ!
ブシューーーッ!



ジェイソンの呪いにかかってしまったか…



納竿をむかえる頃ポイントには
gurerinnさん親子、santaさん親子、Kさんと
見慣れた顔が久し振りに揃っていた。(^^)/

だが今日もモンスターは最後まで姿を現さなかった。

春アオリでのランガンはどうも成果が出ません。



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