めばるin関門 関門海峡でのメバリング エギング 山口県下関市周辺でのメバル釣行記
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2005年 6月19日   3:30〜8:00
■ 朝マズメ ■


AM 3:00

昨日のランガンの疲れもなく暗闇でまぶたが開く。

ニヤッ!

おっしゃ〜っ
今日も行ったるでぇ〜

『行くぞぉ〜っ!』

『お・き・れ・〜』


早朝の出撃は長男を起こすことから始まるのだ。

昨日は不覚にも朝マズメを逃してしまったので
今朝は気合が入っている。
とは言ってもまだ深夜?(^^;
ひょっとすると昨夜からまだめば関の誰かが釣ってるかも…
そして向かったナイトエギングポイント。
しか〜し
やっぱり誰も居ませんでした。

と言う事はしばらく誰も叩いてない?

ニヤッ!

いただきま〜す。(^^)/

夢のモンスターを獲るべくキャスト開始。
足元には目立つ新しいスミ跡は増えていないが
昨夜はGOさんが1,650gをゲットしている。
期待出来るかも〜♪

しかしその思いも徐々に薄れていく…
イマイチ潮の動きが悪い。
気付くと惰性でキャストを繰り返している。

いかん!

そろそろ東の空が夜明けの態勢に入る頃だ。
よっしゃアソコ行こ!
そして向かったのは昨日のアマ藻ポイント。
岩場へ潜入するには足場はまだ若干暗かった。

昨日のヒットパターン通りにまずは近場の表層近くから攻めて見る。
足場は程々に確認出来る明るさになったが
足元の海中はサイトで狙うにはちと暗い…
でもそれが少しスリリングにも感じ
ドンッ!
とやってくるその瞬間をステイ&フォールで静かに待つ。
その間ドキドキと鼓動が僅かに伝わってくる。

さぁ来い!

でもそうも簡単にいかないのが世の常?
東の空どころか西の空まであっという間に明るくなるが
しん吉の心は夜明けどころか朝マズメも来ない暗闇…

釣れねぇ〜よぉ〜

おっしゃ〜ほんじゃぁ次ぎじゃぁ〜

アマ藻ポイントに見切りをつけて
残された朝マズメのゴールデンタイムに勝負を賭ける。
次のポイントは日曜日の朝というのに釣り人が昨日より少ない。
人出を敬遠してみんな避けているのか?
こちらとしてみれば願ってもない事だ(^o^)/

車を降りると顔見知りの常連さんが話しかけてきた。

『さっきは釣れたかねぇ〜』

あっ、アマ藻ポイント…
見られてたのねぇ〜(汗)

「今朝はダメでした〜」

『そりゃぁ〜時間が早過ぎたそいねぇ〜』

えっ…
そ、そうなの…(大汗)

「こっちで頑張りま〜す」

そして歩き出すと見覚えのあるシルエットが目に入る。
近付いてみるとやっぱりKさんだ。

「おはようございま〜す♪」

「調子はどうですか〜?」

『うん、さっき来て2投目で釣れたよ。』

なぬぅ〜っ!

そして指差す方を見ると良型のアオリが袋の中で横たわっていた。

うぅっ…
最初からこっちに来てれば…
そんなもんよねぇ〜

暫くKさんの横でキャストを繰り返すが
近くの常連さん含めてなかなか釣れない。
そんな中で端の方にいる若者2人組が良型を連発している。
普段なら人の釣果に左右される事無くキャストを続けるのだが
今日は何故かそっちへ足が向いてしまった。
そこは昨日、一昨日とGOさんが連発した場所だったから…(^^)

好調の若者2人に負けてなるものかとキャストを始めて少しすると
長男が小声で話しかけてきた…

『あの人いつかタモ入れの時にライトで照らしてくれた人じゃない…』

そう言えば…

しかしその時はタイムアップを目前にして確認することなくキャスト続行。
今日は早めに切り上げて実家へ行く事になっていたのだ。

こんな日に限って…

ってどんな日?

釣りを続けられない時のお決まりのセリフだ(笑)
しかも思うように釣れていないとき(汗)

時合を過ぎてしまったのか横の2人もアタリが止まる。
そしてキャストポイントは右へ左へと方向を変えて
時折り流速を増し安定することなくどうも釣り辛い。
シンカーチューンのエギでもお手上げだ。

気付くと長男は内側へ向けてキャストをしている。

「どうしたか〜?」

「ヤル気が無くなったか〜?」

『うんにゃ』

『キャストの練習中…』

「あっそう・・・」

そしていよいよタイムリミットが迫ってきた。

くそぉ〜っ!
このままBo-zuかよぉ〜
その時背後から

『キタァ〜ッ!』

ヤラレタ…(泣)

ギュイン!ギュイン!と絞り込まれるロッド。
はぁ〜見たくない…
そしてギャフを手に取り重たい足を引きずる
そして狙いを定めて…

グサッ!

ブシュブシュ、ブッシューーーッ!

かぁ〜こいつめスミをかけやがって…

滅多に浴びる事の無いアオリのスミが海面から降り注いだ。
ついていない時はこんなもんだ…
実家へのお土産となったのはキロジャストのメスだった。



そしてタイムアップ。

帰り際に横の若者に挨拶すると長男の言った通り
5月14日に出会ってお世話になったakiさんだった。
akiさんは、1,300gを一杯
同行の先輩は、1,650gを頭に三杯
羨ましい釣果だ。(-_-)



モヤに包まれた朝日の中を
タグボートに曳航されて大型タンカーが出港している。

今回の朝マズメ釣行は
モヤのかかった関門海峡のように
モヤモヤしてスッキリしなかった。

Kさんとakiさんと長男はきっと別だが…(涙)



しん吉の朝マズメはどこぉ〜っ




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