2005年 7月24日 11:00〜16:00 | |
■ 一人でのんびり… ■
親父:「さぁぼちぼち釣りに行くぞ!」 長男:『ロックフィッシュ?パ〜ス〜』 次男:『行かん。○○クンと遊ぶ…』 ちょっと寂しい… しかしそれも一瞬。 頭の中にある考えが浮かび結構嬉しくなってきた。 子供達を連れて行くには道中が厳しいポイントへ行ける! ラッキーじゃぁ〜っ! そうと決まれば… おっしゃ、あそこに潜入じゃぁ〜 海水浴に向かう車で混み合う山陰線を北上。 周りの車中は家族連れや若者同士で楽しそうだが こっちは久し振りの一人ドライブ。 ちょっと複雑な心境でもあったが 滅多にない日中の単独釣行に夢を膨らませながら RFJFへのエントリーを期待してポイントを目指す。 暫く走って賑わう海水浴場を通り過ぎ駐車場へ到着。 満車じゃないかと心配していたが少し離れたここには 海水浴客は来てないようで一安心。 タックルを車から降ろし日焼け止めクリームを塗る。 そして真夏の陽射しが容赦なく照り付ける中を 今日でで2回目となるポイントへ向けて歩き始める。 大潮で潮位の高い中で最初の関門をクリア。 そしていよいよ最大の難関を前に深呼吸。 スーーーーーッ ハァーーーーッ ってそんなに大袈裟では無いのだが(汗) 途中で何度かビビリながらも無事難関を突破! 広々としたそのポイントには先客が3名のみ。 やっほ〜! ほぼポイントは選び放題だ。 ポイントへ潜入出来た達成感と共に期待は高まる。 先客の3人はみんなクロ狙いの餌師で 見たところしん吉よりはかなり高齢? ロッドケースにクーラーに撒餌バッカン他を持って あの難関を… 荷物を抱え… このお歳で… やりまんな〜 そんな餌師に挨拶ついでに潮の状況等を尋ねながら ポイントの一番奥へと足を進める。 それにしても人気の無いポイントは気持ち良い。 難関のおかげでそんなに荒れてない感じだ。 根魚狙いで叩いた人など居ない気さえしてくる。 そんな都合のいいことばかりを考えながら STORMのワームをセットして足元から攻めてみる。 リフト&フォールを繰り返しながら一歩ずつ移動する。 そして数メートル移動したところで ガツガツン… 久し振りのアタリに反応出来ずにいると続けて ガツガツッ… おっしゃ、いただきじゃぁ〜 と思ったがバイトのみでフッキング出来ず… ありゃぁ〜 本命のアコウか? いやいやカサゴか? 逃した事よりも開始早々のアタリに気を良くして さらにリフト&フォールを続けながら海を見ていると 足元から沖合いにかけて無数のベイトが確認できる。 ひょっとして青物なんかが来たりしてぇ〜 そう思っていると少し沖合の海面がにわかにざわめき 出したと感じたとたん無数のベイトが何者かに追われて 一斉に水面を切ってジャンプをしながら逃げ始めた。 おぉーーーっ! まさか… すると逃げ惑うベイトの後方で ボゴッ バゴッ と数箇所で小さなライズが起こっている。 よっしゃ! 直ぐにワームをメタルジグに交換してライズの起きていた ポイント目掛けてキャスト。 しかし青物を狙った事などまだ一度も無い。 少しフォールさせてとりあえず巻けぇ〜っ! で勢い良くメタルジグを泳がしてみる。 だが既に海は静かになっていた。 う〜ん だがこの緊張感。 ちょっと… 好・き・か・も 一息入れてメタルジグをワームに戻し 足元のリフト&フォールを再開する。 一通り足元を攻めるが最初のバイト以降反応は無い。 エギング釣行とは違い何か少し気持ちに余裕があるような… 我武者羅にシャクリ続けるのではなく何かのんびりしている。 そして腰を降ろし遠くの海を眺めながらコンビニで買って来た おにぎりにパクつきながら冷た〜いお茶で喉を潤す。 ゴクッゴクッ ふーーーっ 未だに釣果は無いが 一人の時間をゆっくりと楽しむ。 遠くに見える砂浜では大勢の人が水しぶきを上げながら 真夏のひと時を思い思いに楽しんでいる姿が目に入る。 そんな様子や海を眺めながらボーッとしてると 連続Bo-zuのストレスも薄れとてもリラックス出来た。 しかし… そんなのどかなひと時を打ち破る爆音! 最近はどこでも良く目にするようになった ジェットスキーの集団が我が物顔で爆走している。 おいおいそこまで寄って来るかと言うぐらい ポイントの近くまでキャッキャ言いながら爆走していく。 海水浴を楽しんでいる近くに彼らが来るのもイヤなものだが 釣りの最中にポイントを走られるのは困ったものだ。 そう言う自分も今から数年前になるが 友人達とジェットスキーで海水浴を楽しんだ事も何度かある。 自分達は控え目なつもりでいたが夢中になりどうだった事か。 そんなこんな思いを巡らせながら釣り再開。 ポイントを足元から沖合いに変えてメタルジグをセット。 釣れますように(^^) とメタルジグをフルキャストするとスプールの残量が 心配になるくらい勢い良く飛んで行く。 エギのキャストとは違いどこか気持ち良い。 そしてボトムまでフォール。 さてここからが問題だ。 メタルジグのアクションは… リフト&フォール? ジャーク&フォール? まぁ言葉に惑わされること無く とりあえずメタルジグをある程度浮かせてフォール。 スピードを変え浮かせる高さやタイミングを変え 出来る限りの事を色々と試して見るのだが… これで釣れるんかいな? このポイントにおるんかな? 半信半疑のまま暫くキャストを続ける。 その間何度か何者かに追われ水面を切るベイトの群を見るが 期待したさっきのようなライズが起きる事は無かった。 ふと気付くと足元には無数のアオリイカのスクールが… 秋アオリ? いやぁ〜まだ早過ぎる。 でもちょっと… メタルジグをワームに交換してアオリイカの近くへポチョン。 ユラユラユラ〜 すると見えていた数の倍近くのアオリイカが あっという間にワームを取り囲んできた。 ゴクッ… ちょこちょこちょん スーーーッ、スッスッ 寄って来る寄って来る(^^) でもさすがに可哀想なので終了〜 そしてまた暫くメタルジグを打ち込むがノーバイト。 一人のんびりとした釣行は結果は出なかったが いつになくサッパリとした気持ちで納竿となった。 やっぱたまには一人もいいわ(^o^)V --------------------------------------------------------------- (話のついでに思い出のおまけ) (^^; 1997年 7月 下関の海水浴場にて。 はる君 8才(前) 長男 9才(後) |
Home | 釣行記TOP |