めばるin関門 関門海峡でのメバリング エギング 山口県下関市周辺でのメバル釣行記
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2005年 8月16日
■ 盆休み最終日 ■

サラリーマンの短い夏休みも今日で最後。
暴飲暴食の果ての中年オヤジの腹は
完全に緊張感を無くしてボテボテである。
自分でも少々醜い姿になりつつある。

こりゃぁいかん!
脂肪の燃焼を兼ねて当然今日も釣りじゃぁ〜!
(^^)/

寝起きの悪い長男は何度起こしてもベッドから出てこない。

「起きれ〜っ!」

『う〜ん・・・』

「行くぞーっ!」

『う〜ん・・・』

「おらっ!どうするんか!」

『今日は行かな〜い・・・』

あっそう。
ほんじゃその一言を後悔させてやろう。
見てろよ。
むふふふっ…

そういう事で次男と二人で北上し長門方面を目指す。
今日の目標は五目釣り。

1.アオリ
2.アコウ
3.カサゴ
4.青 物
5.キ ス

てな事でかなり欲張りな五目。
昨日キス用のリグも準備OK!
もう胸ワクワクである。
キスの天婦羅で一杯やるぞーっ!

そんな毎度の狸の皮算用をしながら
最初に到着したのは秋アオリポイント。
しかしドヨ〜ンとした潮に生命反応は無い。
目の前に広がるシャローポイントは
正午に近い炎天下で水温もかなり高そうだ。
それでも一杯ぐらいは居るだろうと
あっちこっちに打ちまくるのだが…
次男も一人黙々とエギのキャストを続けている。
お〜カワユイのぉ〜
そんな次男に何とか釣らせてやりたいと早々にポイント移動。

次男もこの辺りのルートとポイントは
すっかり覚えて頭に入っているらしく
何も言わず次に向かったポイントへ近付くと

『お父さん、あそこ誰もおらんよ。』
『お父さん、あそこでしよ〜っ。』

といっちょ前の事を言ってくれる。
(^^)
路肩に車を停めてポイントに入り
タックルの準備ををしていると

『お父さん、アオリイカ!!』

見ると新子のスクールが岸近くで漂っている。

『うわぁ〜アオリイカおったねぇ〜』

「おぉ〜釣れ釣れ」

「少し遠くに投げてチョンチョンチョンと引いてみぃ」

『うゎっ!お父さん、来た来た!』

「よっしゃストップ!」

「じぃーっとしとけよ」

だがここからが次男には難しい。
キャストとアクションはそこそこ問題無いのだが
ステイ、ステイ&フォールとなると
2mぐらい下にある張り出した護岸の向こうが
抱かせるポイントとなるため次男の短い手では…

「おしっ、巻いてもう一回」

『来た来た!ついて来るよ』

しかし次男にはどうにもフィニッシュが決まらない。

それじゃ手本を見せるかと
(実は我慢出来なくなっていたり…)
それまで使っていたエギ王Q3.0を外して
今年は封印しようと思っていた禁断のエギ
エギスッテDKカラー1.8Nをアキュラにセット。

スクールの向こうにキャストして優しくダート。
すると四方八方から臨戦態勢に入ったカワイイアオリが
無数に現れ一斉にエギを取り囲む。

「ええか、こうやってじぃーっとして…」

チョンチョン、スーッ…

「ほらっ、あいつが抱くぞー」

チョン!

プシューッ。

『ホント!抱いたね』

『お父さん、ヤッタね!』

えっへん(^^;

「さぁお前もガンバレ!」

『でもお父さん、イカおらんくなった…』

「ほんまじゃ…」(汗)





だが活性の高いスクールがあちこちにあり
数キャストするとまたカワイイ姿が集まってきた。
親父のひつこい声援を受けながら暫く頑張った次男だが
少し飽きて来たのか親父がうるさかったのか

『ワームにする』

と言ってカサゴ狙いを始めた。
親父はエギを3.0に戻してボトムからの良型を狙う。
だがイマイチ反応は無い上視界に入るスクールが気になる。
もう一回だけ…
そしてまた禁断のエギを手にする。
チョンチョン…
ブシューッ。
(^^;





次は ika kid's をセットして
それもういっちょ。
チョンチョン…
ブシューッ。
(-_-;
もう止めとこ…





するとそれを見ていた次男が

『お父さん、エギする』

と言って竿を持って来た。

「おっしゃ今度はがんばれよ!」

それから数投でようやく待望の一杯をゲット出来た。





ちぃちゃ〜い…



しかしこれ以上新子を相手にしてもどうにもならない。
とりあえず1種目達成ということでポイントを移動する。
次に向かったのは潮通しのいいディープポイント。
アキュラにメタルジグをセットしてアコウ狙いである。
昨年何度かナブラを目撃したポイントでもあるので
運が良ければ青物もという算段だ。
メタルジグの気持ち良いフルキャストから
2〜3回のジャーク&フォールを繰り返す。
キャストポイントを変えながらジグを打ち込むのだが…
はぁ〜あ…
肌がジリジリと焼けているのが良くわかる。
暑い…
次男はクーラーの効いた車の中で昼寝して爆睡中だ。
5目達成にイエローシグナルか?
そんな事を思っているとジャークしようとしたジグが
重い…
???

おりゃぁ〜っ!

と煽ってみるが重いままついてくる。
根掛かりではないようだ。
そしてリールのハンドルを回すのだが。
重い…
???
岩でも引っ掛けてしまったのか?
いや、もしかしてヒラメ?
でもファイト無し。
しかし
重い…
いったい何が…

まぁ期待せんとこ。

そして何度か大きくロッドを煽りながら
さらに巻いていると
スーッと軽くなりジグだけのテンションに戻った。
???
何じゃ一体?
そしてジグを回収して見るとそのアシストフックには…

ヤ・ラ・カ・シ・タ(汗)

途中で何度か大きく煽ったのが失敗だった。
しかしもう後の祭りである。
アシストフックには大きなタコの吸盤と
周囲の肉片だけが残っていた。

ふぅーっ…

その後ナブラは起きないもののもしかして…
と表層から中層をトレースしてみるが反応無し。
未だ青物など釣った事が無いのでこれでいいのやら…
結局ここでは次男は目を覚ます事無く次のポイントへ。

次に向かったのはサーフポイント。
人数は少ないが海水浴客で賑わっている。
少し離れたストラクチャーの点在するポイントで
フラットフィッシュでもとそのままジグをキャスト。
以前立ち寄った時にサビキのアジにヒラメが
喰い付いているの目撃した事があったからだ。
次男のエギにはここでもアオリの新子が群がっている。
だが二人ともあまりヤル気の出ないまま言葉少なく車へ戻る。

そして長門を後にして下関のキスポイントを目指す。
目指すポイントに着く頃には太陽は大きく西に傾き
なかなか時合的にも良さ気な雰囲気。
サーフの端に伸びる小さな堤防は撒餌の跡が残るが無人。

次男はボラの群れに
『お父さん、さかながおる〜』
と大声を出して少々興奮している。(^^;

さてさて親父は今回の本命とも言えるキス用に
4号の鉛に流線袖とストレート系のワームをセット。
そして今や万能竿になりつつあるアキュラをフルキャスト。
リグの着底までに時間はかからない。
着底後はティップを前方から後方へ水平に移動させ
ゆっくりと底をズル引きながらアタリを待つ。
そして後方から前方へティップを戻しながらラインを巻き取る。
それを繰り返していると

クククッ

ドキッ!

何者かがバイトして来たがフッキングに至らず。
さらに底をズル引いていると

コココッ

ワンキャストで数バイトあるのだが釣れない。
そこでワームを3分の1ほどカットしてキャストしてみるが

グルルルッ

ゴゴゴゴッ

短いバイトがあるのみである。
さらにワームを短くしてチョン掛けも試すのだが

クククッ

コココッ

やはり一瞬のバイトだけで終わってしまう。

徐々にワームはかじられて短くなっているが
ワーミング中にフグの猛攻に会ったほどではない気がする。
一体何者?
その正体を暴くべくキャストを続けるのだが。

『お父さん、引っ掛かった』

を連発する次男の相手をしながら色々と考える。
でも良型のキスならガブッと来そうな感じも…
やっぱりフグかなぁ〜

その後もバイトのみで結局姿を見る事無く
タイムアップを迎えて納竿となる。

う〜ん、何とか攻略出来ないものか…







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