めばるin関門 関門海峡でのメバリング エギング 山口県下関市周辺でのメバル釣行記
[HOME]

めばるin関門 関門海峡でのメバリング エギング 山口県下関市周辺でのメバル釣行記
めばるin関門 関門海峡でのメバリング エギング 山口県下関市周辺でのメバル釣行記

2005年 8月26日  22:00〜26:30
■ ティヌデビュー ■





ワームでのキス釣行へ向けて着々と準備は進みいよいよ週末を迎えた。
日の出前からの出撃を計画して今夜の出撃は控える事にして仕事に集中!

だったのだが…

午後になりTEPOさんから一通のメールが届く。

『ヌーチingに行きませんか〜?』

どうやら昨夜の偵察で見つけたポイントへ今夜も行くらしい。
昨夜は2枚ゲットしバイト&ライズが多発したのだが
激流と強風に後ろ髪を引かれながらの撤収となった様だ。

さらにmocciさんからも追い討ちのメールが届く。

『TEPOさんが何時に迎えに行こうか?って言ってるよ〜ん』

出撃前提でのメールで揺さぶりをかけられる。

うっ…

チヌにも行きたいが
明日に向けてのキスの準備は万端だ。
キスの天ぷらが目の前にチラつく。
でもやっぱり巷で噂のチヌも…
だがチヌ用のルアーなど持ってない。
何を準備すればいいのやら…

キスorチヌorキスorチヌ…
うぅ−−−−−っ
(>_<)
仕事が手に着かない
(^^;

19時過ぎに早めに仕事を終えて会社を出る。
ふぅーーーーーっ
そして車に乗り込み携帯電話を手にして発信!

「TEPOさん今夜はよろしくお願いします。」

ようやく決断出来た。(^o^)V

「それでどんなルアーがいいの?」

TEPOさんから色々教えてもらって釣具店へダッシュ!
50mmぐらいのシンキングミノー?
店内を歩き回るが普段は気にも止めないので見つからない。
リップが大きくて動きの良さそうなヤツ?
プラグメインでの釣行経験など無いので検討もつかない。
色はオレンジやグリーンで派手目なヤツ?
なんかナチュラルカラーばっかりやんけぇ〜

どれにすればええんやぁ〜!!

一旦は出撃を決めたがやっぱり止めとこか…
ルアーの並ぶ棚の前で途方に暮れて携帯電話を手にする。

「TEPOさん どのルアー買えばいいかわからんよ〜」

『それじゃ店員さんに代わってもらえますか?』

『僕から説明してみますから探してもらって下さい』

しかし…

どの店員さんも接客中で電話を代わってもらえる雰囲気ではない。
はぁ〜…
諦めかけたその時
ふと目にした通路の棚にメガバスの小型ミノーが!
それからTEPOさんにあれこれ説明を受けてようやく決定。

手にしたのは
megabassのLive−X
よっしゃっ!
急いでレジを済ませて今度は自宅へダッシュ!
飯をガバッと口に押し込みながらタックルの準備を済ませ
着替えているとTEPOさんからメールが届く。

『着きました〜』

ハヤッ!(汗)

その後mocciさん順さんと合流し4人で目的地を目指す。
ポイントに到着するとヘッドランプの灯りが…
その主はハンドメイドルアーの達人、座敷童子さんだった。

タックルの準備を済ませてポイントの状況をざっと確認しキャスト開始。
3.5gのミノーは今回のラインシステムではイマイチ飛ばない。
着水から気持ちフォールの間を取ってリトリーブ開始。

アクションは?

ようわからん…

そんな訳でとりあえずタダ巻きで様子を見る。
あっちに投げ、こっちに投げ…
早く巻いたり、ゆっくり巻いたり…
ルアーが自ら揺れている様がティップに伝わってくる。
おぉーっ
誘ってる、誘ってる。
これがプラッキングってヤツ?

キャストを続けていると初めてのバイトが有った。
しかし固まって反応出来ず。
それから数キャスト後にまたしてもバイトを見送る。
どちらも足元のブレイクライン前後でのバイトだ。
そして次こそはとキャストするとやはり同じポイントでバイト!
すかさずアワセを入れるとギュインとティップが入った。

おっしゃぁ〜っ!

だがリールのハンドルを2回転させたところでバラしてしまう。
どうやらフッキングが甘かったようだ。
さらに数キャストしているとまたしてもバイト!

おりゃぁ〜!

と力強くアワセを入れるとティップへ心地良い引きが伝わってくる。

へっへぇ〜

久し振りに味わう強烈な引き。
寄せてくると水面をバシャバシャさせてさらにファイトしてくる。

「ティヌゲット〜!」

と大声を出して抜き上げようとしたところで激しく暴れて

ボチャッ…

連発するバイトに気を落とす事無くさらにキャストを続ける。

ガツガツッ!

これまでのバイトとはちょっと違う?
ティヌの固い口へのフッキングを意識してググッとアワせる。
すると強烈な引きで抵抗してくる。
ジジッ、ジィーーーッ!
ドラグを鳴らす引きに耐えながら寄せて来ると
さらに激しい突っ込みで抵抗してくる。

これが
ティヌかぁ〜っ!

忘れかけてた魚とのファイト。
カーブを描くロッドに伝わる確かな手応え。
アドレナリンを一気にドバッーと噴出させながら
ティヌとのファイトを楽しむのだがイマイチ余裕は無い。

ようやく足元まで寄せて少し息を吸わせて一気に抜き上げる。

ドサッ!

バタバタバタッ!

銀色の魚体を輝かせながら跳ねるその姿に見入ってしまう。

「ティヌゲット〜!」








自身初となるルアーでのティヌは今夜の第一号!
気分を良くしてキャストキャストキャスト。
自分では少し早めと思うスピードリトリーブ。
バイトが集中しているブレイクライン辺りを特に意識して
少し斜めにキャストして想定したヒットゾーンを通す。
すると…

ブルブルッ!

おっしゃぁ〜

グィンとパッドに乗せてフッキング。

ググググッ!

ゲッチュー!

「ティヌ〜!」

ガハハハッ!2枚目だ〜す。








今のバイトはルアーが時々底打ちする中であった。
暗くてよく解からないがかなりシャロー?
そこでボトムを意識したレンジでのリトリーブを試みる。

ガクガクッ…

油断禁物!
手前は根掛かり多発地帯だ。

その後もバイトは有るがフッキングに至らない。
足場を変えキャストポイントを変えトレースラインを変え…
う〜ん
2枚ゲットしたポイントに戻りキャスト再開。
少し高い足場からティップを思いっ切り下げてリトリーブしてみる。
ガガガガックン。
ヤバイヤバイ根掛かり寸前。
それでっもティップを水面に突っ込む勢いでリトリーブしていると

ガツガツッ!

ティヌじゃぁ!

おりゃぁ〜っ!

うっしっし!3枚目ゲット。








解かったぞ!
これじゃこれじゃ!
それからは意識してティップを水中に突っ込みリトリーブ。
だが調子に乗りすぎた。
とうとう根掛かりを起こして3枚ゲットしたルアーをロスト。

ちょっと悲しい…

今日買って来たルアーは2本。
当然ながら残りのルアーは1本。
ロストを恐れてジグヘッド+ワームでやってみた。
しかしウェイトが重すぎたのかキャスト一発根掛かり。
何とか回収出来たのだが…

暫くして少し離れてキャストしていたTEPOさんから

『順さんにヒット〜!』

『かなりデカそーっ!』

と叫ぶ声が聞こえ急いで駆け寄ると
順さんのロッドは大きな孤を描きドラグが
ジィーーーーーッと
止まる様子無く鳴り響いている。

『シーバスかも?』

『80?90?』

ファイトが続く次の瞬間獲物が一瞬姿を現す。

バシャァーーーッ

シーバス?
でもかなりデカイ。
さらにドラグは鳴り続ける。
ジィーーーーーッ!
そして…
引っ張られて行くラインを目で追っていると

ドバッッッ

と勢い良く海面を切ってジャンプして

バッシャーーーン

と暗い海面に白く大きな水しぶきを上げて着水した瞬間
順さんの悲痛な叫びが…
ラインブレイクである。
みんなを騒がせたのは厄介者のトビエイだった。

その後もワームでキャストを続けるが反応は無く
残り1本となったメガバスのルアーにチェンジ。
手前を引くか沖で誘うか?
やはりロストが怖くてさっきのようなリトリーブは出来ない。
正面に向けてフルキャスト。
リトリーブスピードで沖で潜らせ低めのレンジを意識してみる。
それから数キャスト目
ブレイクラインの向こう側でバイトしてきた。

ガツッ!

おりゃぁ〜っ!

ズシッ…

ググググッ!

グィグィグィ!

「ティヌ〜!」

ウハウハッ!一人で4枚目!








みんなに釣果が無い中でぶっちぎりである。
これぞまさしくビギナーズラック!
ルアーをタダ引きしているだけです〜。

その後ロスト連発で苦戦していたmocciさんに待望の1枚が。
ヒットルアーはメガバスの同じ物だった。





そして残念ながらTEPOさん順さんはノーフィッシュで納竿となる。
その帰り道ファミレスに立ち寄り腹ごなし。
今夜はTEPOさんに同乗させてもらっていたので
遠慮無く生ビールでティヌデビューをカンパ〜イ!





TEPOさん今夜は誘ってもらいルアー購入のアドバイスに
同乗までさせてもらって本当にありがとう♪
(^o^)V




SaltWaterLureFishing トップページ しん吉のメバル釣行記 トップページ
Home 釣行記TOP