めばるin関門 関門海峡でのメバリング エギング 山口県下関市周辺でのメバル釣行記
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2005年 9月11日  14:30〜17:00
■ 幻のRFJF ■

衆院選の投票を昼前に何とか終えて一段落。
少し遅くなった今日の昼食はカップラーメン。
そう言えば最近なかなか美味いものに出会わない。
そしてダラダラとした食後を過ごす。
さぁ誰が最初に口にするのか?(^^)
暫く様子を窺うが…
最初にシビレを切らしたのは親父だった。

「釣りに行こうか?」

『うん。行く〜♪』

直ぐに次男は反応したが長男の反応は鈍かった。
ケビを仕入れて今日もキス釣りでは始めてのポイントへ。
キス釣りにはあまり向かないかも知れないが
アオリイカでは実績のあるポイントだ。
長男にちょっと気を使ったのだった。(^^)

足元は岩がゴロゴロのポイント。
その沖の砂地にはキスが居る事を願って
足元での根掛かりに注意するように言って次男はキャスト開始。
すると直ぐにヒット!
ニコニコしながらリールを巻いている?
釣れたのは小鯛だった。
その後も小鯛ばかりでキスは姿を現さない。

餌を付けては釣れた小鯛を外してまた餌を付ける。

お父さんにもゆっくり釣りをさせてくれぇ〜

『あっ!何かついて来たみたい…』

背中越しに次男の声が聞こえたが無視無視!
自分の釣りの準備に精を出していると

『釣れたぁ〜っ!』

と次男の大きな声が聞こえた。
いつもであれば

『ヒット〜!』

と口にするのに今回は違っていた。
緊張が漂い余裕の無い感じだ。
たまたま近くに来ていた長男も

『目の前で喰った!』

『大きいかも〜』

と少々息を荒くしている。

慌てて振り返ると次男の手にしたロッドは大きく曲がり
へっぴり腰で一生懸命にロッドを支えている。

「巻け!巻け!竿立てろ〜!」

大声を出しながら駆け寄りラインの先に目をやると
直ぐ足元でタカバが岩影に見え隠れしている。

「がんばれ!」

「竿立てて!」

「巻いて!」

『 ・・・ 』

もういっぱいいっぱいの様子の次男。
思わずラインに手を伸ばし親父がランディングしていた。

「やったのぉ〜!タカバじゃ」

『 ・・・ 』

まだ自分を失っている次男。
お〜い、早く帰って来〜い!
そして余裕の無いままの表情で記念撮影。
親父はデジカメのシャッターを押しまくる。





(はい、今度はこっちを向いて)

(はい、今度はこう持って)








思わぬ外道に次第に次男も落ち着きを取り戻し
自分の釣った魚を見て喜んでいる。

『タカバが釣れたね♪』

それにしても残念だ。
これがルアーでの釣果ならRFJFにウェイ・イン出来たのに。

興奮覚めやらぬ中今度は親父にヒット!
小鯛とは違う引きと重量感。
ヘヘヘッ!
と期待したのだが釣れたのは…(汗)





それから少しして次男に本命のキスがヒット!





親父にもキスが釣れて時合到来かと思われたが
その後も釣れるのは小鯛ばかり。
そしてダブルヒットも。





今まで全てリリースしてきた小鯛だが次からはキープしよう。
子供の頃に良く食べていた小鯛の南蛮漬けが食べたくなったのだ。





さんざん小鯛を釣って楽しんだが本命のキスは2匹のみ。
だが今日は別格の獲物が有る。
タイムアップで余裕の納竿だ。

エギングをメインに選んだポイントだったが
長男の釣果は思わしいものではなかった。







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