2005年10月30日 1500〜16:00 | ||||||||||||||||||||||||||
■ ポッパー ■ またもや荒れ模様の日曜日。 早朝は穏やかだった風も昼前には風速10mを記録。 なんじゃぁそりゃ! 頭には時化た海の白波が思い描かれる。 ダメだこりゃ。 海がダメとなれば川だ。 午後から次男を釣れてハヤでも釣ろうと車を走らせる。 数年前にスプーンでのハヤ釣りを始めた頃に 行った覚えのあるポイントを目指す。 そして小一時間のドライブでポイントへ到着。 だが… 車を停めて目に付いた立て看板。 なになに〜 ゲェーッ! ハヤもかよ!(>_<) 勘弁してくれぇ〜 ハヤの漁なんてしてるの見た事ないけど… 平日には誰かが漁をしてるのかなぁ〜? ハヤ釣りが有料なんて… ほんの数匹釣って楽しむだけなのに。 こそこそ隠れて釣る気にもなれずこの場を諦める。 さぁ〜て どうしよう? 「バスにするか?」 『うん♪バスにしよ!』 そして10月16日にクワガタを放しに行った時に 偶然見つけた池へと向かった。 そしてラインに結んだのは100均ポッパー! 決してバスを釣ろうなんて思っていない。 キャストの好きな次男を楽しませてやろうと思ったのだ。 そして笑顔でキャストを楽しむ次男。 彼は本当に釣ろうと頑張っているに違いない。 キャストしたポッパーは水面にポコッと浮き ラインを巻き始めるとゴボッゴボッと音と波を立てながら 泳ぎ始める。 まじまじとポッパーの泳ぐ姿を観察するのは初めてだ。 メタルジグでアコウを狙い始めた頃と同じように こんなんで釣れるんかいなぁ〜? と思わずにはいられなかった。 あぁ〜せめてメバル用のリグを持って来ていれば 何とかなったかもなぁ〜 ハヤ釣り用のスプーン以外に持っていたのは この100均ポッパーだけだった。 その一生懸命な次男の姿に少し悪い気さえしていた。 水量の減っている池はその湖面を下げて 池の周囲を取り囲む道からはのキャストでは 水深50cm〜0cmをリトリーブするのが精一杯だ。 足元から2m先までは湖底が露出してしまっている。 あぁ〜こりゃぁムリムリ。 そう思い山の景色を楽しみながら 惰性でキャスト&リトリーブを繰り返す。 ふぅ〜っ 水際まで引いて来たポッパーを止めて プカプカ浮かぶその姿をボーッと見ていると おぉぉぉ? バ・ス・? 2〜3匹の魚影がポッパーへと近付く。 そして次の瞬間、 ボゴッ! と言う音と共に小さな水しぶきが… そして反射的に入れたアワセ。 ティップに伝わる魚信。 えぇ! マジ! それは思いも寄らぬ出来事だった。 100均ポッパーで釣れちゃったよ。 人生3匹目となるバスの100均ポッパーとのツーショット。 更にキャストを続けると着水と同時に ボゴッ! うひゃっ! 小バス達にスイッチが入ったようだ。 だが釣り方が悪いのかリリースがまずかったのか 直ぐにアタリは消えていった。 その後足場を変えて露出した湖底へと降り立ち 水際で探りを入れるが反応は無かった。 ふと気付くと少し先に無数のバスの屍骸が 散乱しているのに気がついた。 その数20〜30匹ぐらいだろうか? 何だろ〜ねコレは… 今日僕らが来る前に釣り上げられたばかりの様子だった。 |
Home | 釣行記TOP |