2005年11月12日 13:00〜16:00 | |
■ あおもにょ (餌師の視線) ■ 昼になり早朝出撃出来なかった次男の虫が騒ぎ出す。 『釣り行こう〜♪』 「おう!じゃぁ弁当買って行くか。」 コンビニで弁当を仕入れて磯遊びで良く行くポイントへ。 海の景色を眺めながらの弁当はやっぱ旨い。 でも波の音と磯の香りが箸の動く手を早くする。 磯遊びには絶好の干潮。 競うように弁当をたいらげ磯へ踏み出す。 だが磯遊びの準備をしてなかったので ちょろっと散歩をして釣りのポイントへ移動。 今日のターゲットはカサゴだ。 駐車場に車を停めてタックルの準備に… 無い! 「おい、お前のリールが無いぞ!」 視線を合わせて固まる次男。 少し大袈裟だが天国から地獄である。 ちょっと意地悪な口調で 「あぁ〜あ、忘れたな・・・」 『 ・・・ 』 寂しそうな表情で訴えるが今さら取には戻れない。 「よし、じゃぁお父さんの竿を交代で使おう。」 すると強張った表情がようやく緩んだ。 『お父さんからやっていいよ♪』 (あ・た・り・ま・え・じ・ゃ) とりあえず3キャスト毎に交代してみる。 結構面倒くさくて集中出来ない… おまけにアタリも無い。 澄んだ海の中は無数のベイトが群れをなして回遊している。 すると所々でライズが出始めた。 バシャッ! ボゴッ! ビシャッ! その正体は? ひょっとして… あおもにょ? 「お前これずっと使え」 「お父さんは違う釣りする」 そしてアコウをキャッチした時と同じタックルを準備。 餌釣りで賑う中で少し遠慮気味に端っこで メタルジグのキャストを開始。 まるでモグラ叩きでもしているかのように 場所を変えながら右かと思えば左 左かと思えばはるか沖。 単発で間隔を空けて繰返すライズ。 そのライズ目掛けてメタルジグを撃ち込む。 おりゃぁ〜! シュルルルル〜 ズボッ! おっ、今度はあっちか。 おりゃぁ〜! シュルルルル〜 ズボッ! 気のせいか遠くからの餌師の視線が イ・タ・イ・か・も・・・ ライズ目掛けて撃ち込むジグは少し遅れ気味? そこでライズ後の魚の移動を予測してキャストしてみる。 そりゃぁ〜! シュルルルル〜 ズボッ! 1.2.3でジャーク&リトリーブ。 すると バチャバシャ! ガツ! ガツガツ! ググンッ! おっしゃぁ〜! 「釣れたぞーっ!」 『お父さん釣れた〜♪』 (もっと大きな声で・・・) 右に左に良く走る。 だがゴリ巻きでガンガン寄せる。 おぉーっ! 間違い無い。 初あおもにょじゃ。 さて魚種は? 銀色に輝く魚影が近付く? 何?何? そして一気に抜きあげる。 バタバタバタバタッ! サ・ワ・ラ? 何はともあれ初青物! 餌師の視線が… 気持ちイイかも〜 おらっ!お前も持て。 記念撮影じゃ。 (^o^)V 初物に気を良くして足場を変えて頑張るがライズ終了。 今夜は順さんの結婚披露宴の二次会に呼ばれている事もあり 少し早目だが夕マズメ前で納竿とした。 |
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