めばるin関門 関門海峡でのメバリング エギング 山口県下関市周辺でのメバル釣行記
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2005年12月11日 14:00〜16:00

■ リハビリ ■





事故のショックからか…
徒歩通勤の疲れからか…
はたまた病気が完治してなかったのか…

体が超ダルイ

絶不調だ!

(*_*)

それは金曜日&土曜日と待ちに待った
週末の出撃を見合わせる程だった。

そして迎えた日曜日の朝。
天気予報がはずれたのか青空が覗いている。

海へ行きたいなぁ〜
と思う反面
イマイチ体の動きは鈍い。

次男も

『お父さん釣りに行こう〜♪』

と言っているのだが…




朝一番で入院一週間目の愛車のお見舞いに。
とりあえず左前足の接骨は完了していたが
週明けに再検査をして次の治療が決まるらしい。
真っ直ぐ歩けなければ大掛かりな手術だ。
その後外科の治療は整形するか移植するか
最悪放置か?
予算次第という事で…

複雑な思いでぼーっとしていると

『代車の準備出来てるよ〜』

と嬉しい一声。


行ける!

Let’s Go Fishing!

青い海と潮風が一番の治療薬。

その一声で少し元気が出た!

(^o^)/

早速家へ帰って次男に一言。

「行くぞ!」

『うん♪』


爆風なんてなんのその
広がる白波

関係ないねぇ〜

とりあえず
じゃぁ〜!


そして最初に向かった湾奥の波止は
予想以上の爆風!
そして激寒!

「寒くないか?」

『うん寒くないよ』

と痩せ我慢して返事する次男は直立し
両手はしっかり握り締められていた。

(手袋買ってやらなきゃぁ〜)

寒さより釣りが勝っているヤル気満々の
次男のタックルにはジグヘッドをセット。
親父はメタルジグをセットしてリハビリ開始だ。

爆風の中で20キャストぐらいしただろうか?

「寒いのぉ〜」

『・・・うん』

「車に戻って昼飯食うか?」

『うん、お腹空いた♪』

と言う事で一旦車に避難して
パンとおにぎりにがぶりつく。

一息ついたところで風は止みそうにない。
さて…
風裏となるポイントは…

そしてあまり期待せずに向かった波止。
するとまぁ〜不思議!
思った以上に…

風が無い!

おまけに普段なら釣り人で賑うポイントだが
みんな風を敬遠して来ていないのか
ガラ〜ンとしている。

(^o^)V

さっきまでのメタルジグをエギにチェンジして
誰も居ない貸切状態の波止先端でアオリ狙い。

潮も程好く動き

むふふっ

こりゃぁ〜もらったな…

絶対に釣れる!釣ってやる!
といつものように浅はかな夢を抱いてキャスト開始。

大シャクリせずボトムから小さ目のジャークを数回。
そしてフォール。
確実にボトムをとらえながら
ジャーク&フォールを繰返す。

そして次こそはと
ポイントをズラしながらキャストを繰返す。

だが…

これといった変化は現れない。

すると少し離れて釣っていた次男の声が聞こえてきた。

『カサゴが釣れた〜♪』

そして獲物を携えて近付いてきた。





「おい、こりゃカサゴじゃないぞ」

『 ・・・ 』

「こりゃぁソイって言うんじゃ」

『そ・い・・・』





潮風は冷たいがそれでも
青空と
青い海に
癒されていたのだが
釣れて喜ぶ次男の笑顔の方が
格段に癒される。

元気の特効薬だ!

次男に元気を貰って波止先端でキャスト再開。

しかし無反応の海が
徐々に元気を奪っていく。

はぁ〜あ

釣れねぇ〜

少し未練を感じながら波止先端の沖を諦め
先端の内側にキャストポイントを変えてみる。
だが数キャストで集中力は途切れてしまう。

ふ〜っ

今日はもう

ダ・メ・か・も

(*_*)

そして足場を10m程岸よりに変えて
今度は波止の外側へキャストしてみる。
ポイントを変えた一投目。
確立は高い。
そう思い直して集中力を回復。

着底から2ジャークでフォール。
張らず緩めずで
ラインテンションの変化を見守る。
そして何事も無く着底。
さらに数セット
それでも変化は無い。
そこで次は少しパターンを変えて
アクションさせてフォール

すると・・・

張らず緩めずの

ラインが・・・

スーッと・・・

張り出した・・・


きたな!


フォール中のエギを抱いたアオリイカが
後退を始めている。

大きく息を吸い込み

おりゃぁ〜〜〜!

ズシッ!

(やった!)

ギュイン!

ギュイン!

(ガハハハッ!)

やっぱ一投目だわ。

心地良い逆噴射を繰り返し
ブシューッ
と浮上してくると
あたり一面が煙幕に覆われる。

久し振りのイイ感じ!

(^o^)V

足元まで寄せてその姿を確認。

ギャフじゃ!

少し余裕の無いギャフ打ちだったが
一発で命中!

だがそのサイズはギャフを
使うまでのものではなかった。

(^^;




それでも久し振りの快心の一杯。
諦め掛けた後の粘りの一杯。

かな〜り嬉しい。

いいリハビリになった。

(^o^)V

その一杯に満足して手を休め
次男の釣りを見ていると
次男に時合いが訪れた。

アナハゼにスイッチが入り
バラシを含めて連発である。








風の中少し無茶かと思う釣行だったが
何とか風裏にたどり着き

寒さに我慢しながらキャストした結果
二人とも何とか釣果に恵まれ
満足のいく納竿となった。

だがこれから三日後
二人とも別荘送りになるとは
思いもしなかった。

リハビリ?

その逆だったのかも・・・




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