めばるin関門メバリングメバル釣行記エギングアオリイカ釣行記

■　まぼろしの天婦羅　■

毎年この時期になると広島からダイコロさんが
山口県の豊田湖にやってくる。
旬の魚を追い求めるダイコロさんの狙いはワカサギ。

昨年は一緒に行けず今年こそはと思った矢先に…
でも何とか当日の朝を無事に迎える事が出来た。

起床したのは５：３０。
久し振りの早朝からの出撃。
外はまだ真っ暗である。

朝の弱い長男は…
何と寝ずに起きていた(^^;

「おまえ徹夜したんかい！」

さて次男はすんなりと起きてくれるだろうか？
体を揺らしながら

「お～い、起きれよ～♪」

「お・は・よ・う～」

『　・・・　』

ヤバッ、反応が無い。

さらに体を大きく揺らしながら

「あ・さ・だ・ぞ・～♪」

・・・・・

『も～眠たいよ～』

そう言って布団にもぐり込む。

そこであの言葉を口にする。

「釣りに行くぞ♪」

すると目をパチッと開けて布団の中から顔を出してきた。

『釣りに行くん？』

「お～、だから起きれ」

『うん♪』

寝ぼけ顔は笑顔に変り元気良く布団を飛び出した。

「さぁ今日はいっぱい釣るぞ！」

そして暗闇の中を豊田湖に向けて車を走らせる。
暫らくすると雲の無い真っ暗な空が徐々に明るくなってきた。
これまた久し振りに迎える夜明けだ。

見事に晴れ渡った空は黒から薄い水色に変り
そこから少しずつ青さを増していく。
山に囲まれて朝焼けは見えないが間もなく日の出時間だ。
この時間の流れ…
やっぱいいや。

そして６：５０
目的地のボート店に到着。
辺りを見渡すと…
順さんの車を発見。

姿が見えないので電話をすると既に筏の上だった。
ハヤッ…

売店で餌とチケットを購入し
順さんとgurerinnさん親子のいる筏を目指す。

そして筏へ渡りワカサギ釣りのスタートとなった。

		ダイコロさんの到着で筏は定員オーバーに。順さんとgurerinnさん親子の３人は筏に係留したボートへ移ってくれた。夜の明けた湖はとても気持ちがいい。

		次男は筏の端に腰を降ろして初めてのワカサギ釣りに挑戦。沢山釣らせてやるハズだったのだが…

		朝マズメと言うのにどうも渋い。順さんgurerinnさん親子に代わりしん吉一家３人でボートランガンを決行。

		ボートから見た筏の全景。定員は８～１０人との事。今回は左側に陣取って頑張った。

		結局ボートランガンも不発に終わる。筏に戻るとgurerinnさんはいい気分になっていた。そして今度はgurerinnさんがｊｒと２人で出航だ。

		全く釣れないワカサギ。そのせいか次男が”寒い！寒い！”と連発。親父は仕方なく自分のゴアテックスジャケットを脱ぎ次男へ着せる。それから少し落ち着いたようだったが… 親父は寒かった(_)

		お昼を少し前にして順さんとgurerinnさんが七輪で沸かしたお湯で子供たちにカップ麺を作ってくれた。ふぅーふぅーしながら食べてます。

		顔を上げるとクシャクシャの笑顔。元気を取り戻したようで一安心。親父はジャケットを取り戻したいのだが…

		子供たちが食べ終わると筏を離れて別の船で釣っているダイコロさんとヒロミックスさんへラーメンの配達が始まった。

		カップにお湯を注いで出発～♪ タイムリミットは３分！それを過ぎるとラーメンが延び始める。 gurerinn jrくん頑張れ～♪

		満腹になり完全に元気を取り戻した次男。そのゴアテックス… あ・っ・た・か・そ・う・ね・・・(^^;

		暫らくしてようやく連発！と思ったけど後が続かない。

		筏から離れた船で釣っているダイコロさんとヒロミックスさん。こちらもイマイチのようだ。

		かなりご機嫌になって来たgurerinnさんが jiにワカサギの調理を指示。亀甲萬のいい香りが筏の上を漂った。

		gurerinnさんの「旨い！」の一声に七輪の上には次のワカサギが… 香ばしい亀甲萬の香りとともに腹の虫が目を覚ました。そして一匹を口にする…メチャ！旨っ！

		それにしても釣れない。ポツポツとは釣れるのだが… 豊田湖常連のダイコロさんもこんなのは初めてだと泣いていた。退屈した次男はgurerinnさん親子とボートへ…

		左のバケツの中はしん吉一家３人の釣果。右のバケツはヒロミックスさんの釣果。左のバケツの方が元気いいぞ。そりゃぁ数が少ないからね(^^; そして恥ずかしながらこの数匹はダイコロさんのお土産の足しに… この時点でワカサギの天婦羅はまぼろしに…

		納竿～豊田湖の筏の上でアサリをゲット！昨日潮干狩りに行って来たという gurerinnさんからのお土産だ。

		今回使ったワカサギ仕掛け。ロッドはFLS-64B リールは03TP1000SDH ラインはフロロ3lb そのまんまメバタックルです。(^^)