めばるin関門 関門海峡でのメバリング エギング 山口県下関市周辺でのメバル釣行記
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2006年 3月11日

■ 地磯 ■






今回は期末試験を終えた長男と二人で 
先週に続き日の出前からの早朝出撃だ。
アオリイカの逆噴射を夢見て準備を始めるのだが
最近は最小限のタックルを心掛けているので
なかなか手際よく準備完了!

とここまでは順調だった。

車にタックルを積込み運転席に腰を下ろして
エンジンをスタートさせハンドルを握り締める。

さて、何処へ行こう(汗)

実は未だにポイントが選択出来ていない。

まだ何処へ行っても釣果が期待出来ないとわかっていながら
それでもどうしても行かずにはいられない。

しかし…

あそこもダメだろうなぁ〜
あっこもダメだろうなぁ〜
そうやって消去法でポイントを潰していくと
釣るポイントが無くなった(大汗)

とりあず北だ!

そんな訳で異常に重いアクセルを踏み込みながら
車を北に向けていつも北上する道を走り始めた。
小一時間ぐらい走ったところで最近ネットで知り合った
mocciさんの友達の魚竹さんの店の付近に差し掛かかり…

発見!

赤白ツートンの可愛いワーゲン風のミニバスだ。
やっぱりここだったねぇ〜
そう遠くない日に会う日がやってくるかもね(^^)

そして大きな交差点へと車は進み

右?左?直進?

うぅーーーーーっ

よっしゃ!

ここでようやく最初のポイントが決まった。
そして長男に

「今日はあそこで粘るからな」

と言いながら自分にも言い聞かせる。

釣れるまで動かんぞぉ〜!

ポイントに着くとエギンガーが1.2.3・・・
結構いるなぁ〜
こりゃぁひょっとしたら期待出来るかも(^^)
そう思ったのもつかの間
常連さんらしい年配の人達の会話が耳に入った。

『何〜も釣れん』

『イカもおらん』

マジっすか…

それでも半信半疑でキャスト開始。

今日はここで粘るんじゃ〜っ!
おりゃぁ〜
ビシッバシッ
釣って帰るんじゃぁ〜っ!
とりゃぁ〜
ビシッバシッ

しかし…
そのテンションは維持出来ず志は貫けなかった。
それでも約1時間はシャクリ続けただろうか。
そしてあっさりと

「おい、次に行くぞ」

やはり波止まわりの接岸はまだ期待出来ないのか。
となれば
釣れ始めるとどうしても実績ポイントへ足を運んでしまい
なかなか一か八かの新規開拓は出来ないのだが
今日は釣り急ぐ事もなく新規開拓のチャンスかも。

よっしゃ!

そうと決まれば磯じゃ!

思い当たる場所へ向け車を走らせる。
暫くすると向こうの方へ地磯が見えて来た。
既に数人の餌師が竿を出しているがまだ余裕はありそうだ。

それじゃぁまずはあそこから…

だが何分始めての場所。
車は何処へ停めよう?
岩場へ出る道は…





そしてあれこれしながらようやく磯へと降り立つ。
思ったほど険しい道でもなく雰囲気もなかなかいい。
キャストする前からお気に入りポイントの一つになった。

地磯

その響きもいいが
雰囲気もロケーションもかなりいい。
餌師に人気がある訳だ。

さてさてアオリイカはどうじゃぁ〜

期待を込めてキャスト開始。
だがキャスト毎に海藻に引っ掛かる。
根は荒く海藻の量も半端じゃないようだ。
そうなってくるとフォールとラインの変化に
神経を注がないといけないのだが…

風が…

吹き出した。

そして風が徐々に強くなるにつれ
テンションは徐々に下がって行く。

ガツン!

そして根掛かりアーンド痛恨のロスト。

ふぅーっ

雰囲気はいいのだがこの風じゃぁ…
ハイシーズンに再度ここへ来るのを楽しみにして
次のポイントへと移動した。





次に車を停めたのは漁港だが目的はその横に続く磯。
水深のあるポイントを探しながら歩くのだが…
行けども行けども水深の浅いゴロタが続く。
おまけに波打ち際近くはかなりの量の藻が揺れている。

磯探索

容易じゃない

視界の先に磯の変化は見られずとうとう足を止める。
そして近くの大岩に登り数キャストするのだが…

根掛かりする前に…

止めた。

長男はキャストすらしなかった。
そして言葉無く二人は今歩いてきた磯を引き返した。
その途中
後ろを歩いていた長男の

『ギャーーーーーッ!』

という悲鳴。
その強烈な悲鳴の発信源は何となくわかったが
長男が目にしたモノまでは想像出来なかった。
そして立ち竦む長男に歩み寄るとそこには…

大きなイルカの死体が横たわっていた。

恐る恐る観察して撮影は…しなかった。

漁港へ帰り着く頃には汗が滲み始めていたが
どんどん強くなる爆風で歩くのを止めると汗は引いた。
そして波止の先端で数キャスト。
爆風とともにヤル気も完全に失せた。

今日もひょっとしてBo-zu?
それだけは避けようと南下しながら数箇所攻めるが…

一度は納竿と決め帰路に着いたが
ひょっとしたら…
で次の波止へ向けハンドルを切った。

だがそこも爆風で波止の先端に餌師が一人いるだけ。
風を背に受けるポジションでキャストを開始するが
釣れる気配は感じられない。
それでもひょっとしたら…
そうでも思わないとキャスト出来ない状況だ。

そしてキャストを続けていると中年の男性がやって来た。

『何か釣れましたか?』

「ぜ〜んぜん釣れません」

『何が釣れるんですか?』

「イカを狙ってはいるんだけど」

『それって魚は釣れないんですか』

「このエギじゃ魚は釣れんねぇ〜」

『イカは釣れるんですか?』

「釣れるけどまだ時期が早いから釣れんねぇ〜」

『釣れないと思っても釣るんですか?』

「他の人より一番に釣りたいからねぇ〜」

『そんな色でイカが釣れるんですか』

「色よりも動きに反応するみたいですよ」

『イカもバカですねぇ〜』

「 ・・・ 」

『タコは釣れないんですか?』

「タコも釣れる時はありますよ」

『でもタコ釣る針はもっと大きくないですか』

「あぁ確かに大きいのもありますね」

中略

『それじゃ一番になれるよう頑張って下さい』

「は、はい・・・」

ふぅ〜っ

かなり…

つ・か・れ・た

そして納竿。

今日もBo-zu。




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