2006年 4月30日 | |
■ 妄想癖 ■ 頭の中はイカ一色。 だけどエギングばかり行ってる訳にはいかない。 たまには爺ちゃん婆ちゃん孝行もせにゃならん。 そんな訳で今日は爺ちゃんの好物の 蕎麦を目指していざ出発! しかし心ここにあらず。 視界には野山の景色が飛び込んでくるのだが 頭の中に映し出されるのは響灘の澄んだ海。 手に握っているのはハンドルではなくコンペ83? ヤバイ。 イカれてる〜(^^; そんな妄想と戦いながら程なく目的の蕎麦屋へ到着。 ここのぶっかけ蕎麦が旨い。 手打ちの十割蕎麦に大根おろしと具が少々。 妄想から解き放たれる一瞬だ。 働き盛りのしん吉にはぶっかけ蕎麦だけでは物足りない。 半分やけ食いも兼ねて一緒に注文したざる蕎麦も完食! そして仕上げは次男が食べ残したお子様ランチ。 お子様ランチと言えど当然メインは蕎麦である。 他にはおにぎり、ウィンナー、揚げ物、ゼリーなど… ふぅーっ 食った食った。 まいう〜っ♪ しかし至福の時はやはり一瞬だ。 青いそらを見上げても頭の中に映し出されるのは やっぱり澄んだ海。 しかもどうやら南の微風で波も穏やかときたもんだ。 聞こえて来るのは鳥のさえずりではなく潮騒。 あぁ〜恐ろしや妄想癖。 そんなイカ中毒症状を中和すべく持参したのはトラウトタックル。 結局は釣りなのだ。(^o^) そして清流を求めて山間部をドライブ。 おっ! あの川は… あっ! あの流れ込み… なかなか良さ気なポイントはあれど 次男を連れて行くにはちと険しい。 まぁ〜そんなもんだわねぇ〜 世の中って・・・ 気付くとイカ中毒は症状を消している。 と言うか違うものが発病しただけ? そしてようやく見つけた好ポイント。 足場良し。 流れ良し。 水深良し。 蛇行による深みや瀬。 そして支流の流れ込み。 かなり期待が持てそぉ〜♪ 次男もようやく釣りが出来ると喜び 婆ちゃんは水際の植物が気になっている。 そして爺ちゃんは… ショ○ベ○してるし〜(^^; さぁ〜何か楽しくなって来たぞ〜♪ しかし・・・ ガ〜ン! 海からはそこそこ上流に位置しているのに とある漁協の立て看板が… ハヤを釣るにも入漁料が必要だと書いてある。 ハァ〜ッ? その他の魚種を見てみると… 結局残るのは メダカとオタマジャクシぐらい!? なんて世の中になったんや。 ハヤでっせ。 釣ったらアカンの? 誰かハヤの漁でもしてんの? よ〜解からん。 「ここダメやけぇ次行くぞ!」 『何でぇ〜釣りたいよ〜っ』 と少しダダをこねる次男に何て説明すれば… えぇ〜っと・・・ ブゥーーーーーン! 面倒くさいので無言でアクセルを踏むのだった(^^; そして前から気になっていたポイントへ。 キョロキョロ(^^) 立て看板は見当たらない。 よっしゃぁ〜! しかし・・・ ガ〜ン! 上流で工事でもしているのか 覗き込んだ川は黄色く濁っている。 はぁ〜あ… 『ねぇ釣りせんの?』 「 ・・・ 」 ブゥーーーーーン! 妙に寂しい(>_<) そして良く行くお気に入りのポイントへ。 イカを忘れてここまで来たのに… 早く癒されたい。 さっきとは違い多少透明度良し! しかし水量が若干少ないか? さぁ期待の第一投。 シュルルルルルル〜 ポチャン♪ ク〜ルクルクルクルク〜ル しかし・・・ 数キャストしてみるが 魚影が全く 無い。 一匹もおらん。 なんでやね〜〜〜ん 心の叫びが体中でこだましている。 そしてガックリと落ちた肩。 誰かの嫌がらせか? そしてそこから逃げる様に次のポイントへ。 明るく開けた次のポイント。 気持ちも新たにキャスト開始。 バイトを待ちながら キャストしたスプーンを巻寄せる。 クルクルクルッ クルクルクルクルッ ・・・ クルクルクルッ クルクルクルクルッ ・・・ グルグルッ グルグルグルグルッ やっぱりここにも 魚がおらん! いったい今日は… 直ぐに次男もそれを察したのか ロッドを置き川岸を離れる。 すると 河川敷に設置してあった遊具? で腹筋を始めたではないか。 何かようわからんけど… 頑張れ〜っ♪ そして帰り道 やっぱり海に行けば良かった と今日一日を振り返るスッキリしない一日だった。 |
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