めばるin関門 関門海峡でのメバリング エギング 山口県下関市周辺でのメバル釣行記
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2006年 7月 1日

■ さんま!? ■






思ってた通りだ。

天気予報では降水確率の高い予報だったが
窓の外を見上げると相変わらず雲の広がる梅雨空だけど
下に目をやるとアスファルトが徐々に乾き始めている。

やっぱり(^^)

行ける!

「よっしゃ!行くぞ」

『うん♪』

てことで月曜日から始まる試験に備えて夜遅くまで
起きて勉強していたであろう長男には声を掛けずに
次男と二人でこそこそと準備を始める。

『お兄ちゃん行かんのかね〜』

「きっと起きんやろ〜ねぇ〜」

と次男と喋りながら準備をしていると
寝起きの悪いはずの長男が目を擦りながら起きてきた。

(こんな時だけ早起きかよ…(^。^;)

「お前も行くか〜?」

『何時までするん?』

「昼飯には帰る」

『じゃ〜行く〜』

そして3人でポイントへ。
天気予報の影響か流石に人出は少ない。
エギをキャストしている常連さんは一人。
広々していい感じ〜♪
タックルを組み終わる頃には西の方から
空は徐々に明るくなり薄っすらと青空も
見えて来そうな雰囲気だ。

うひょぉ〜(^o^)/

天気同様に釣果の好転も期待してキャスト開始。

ルンルンルン♪

すると10投もしないうちに携帯の着信音が鳴る。

(いやな予感…)

案の定携帯電話を手に取ってみると…
仕事の客先でトラブル発生の連絡。
会社へ出向いての対応しか手段が無い。

(なんてこった…)

「お〜い、お父さん仕事じゃ」

「会社に行くけぇ帰るぞ」

『 ・・・ 』





そりゃぁそうだ。
今始めたばかりなのに。
もう納竿とは…
子供達にはイヤな思いをさせてしまった。

それでも愚痴や文句タラタラの親父に気遣ってか
帰り支度を始めても笑顔の二人の表情が
少しは心を落ち着かせてくれたのだが
親父としてはそれだけではどうにも収まらない。

(くっそぉ〜っ!)

(なしてか〜!)

心の中で連呼していた。
自宅に戻る車内はすっかり広がった青空から
射し込む太陽の陽射しで気温は上昇。
それに比例して親父の頭もカッカと沸点に近付く。



くっそぉ〜!



そして子供達を自宅に連れて戻り一人会社へ。


(いやな思い出は…
略!


昼前にはトラブル対応も終わり一安心。
当然心身ともに出直し状態である。
そして子供達に電話をするが二人とも

『行か〜ん』

「本当に行かんのか?」

『行か〜ん』

「 ・・・ 」

久し振りの一人での釣行
嬉しくもあり…
寂しくもあり…
複雑な心境で再度ポイントへと向かった。

そして到着してみると青空は薄い雲に覆われて
もうその姿はなかった。
やれやれ…
それでも潮の流れはいつになくいい感じ。
関門特有の激流でもなく遅くもなく
エギをドリフトさせるにはもってこい?
そして調子に乗ってエギをドリフトさせながら
ブレークラインに送り込むと

ガガッ!

ガツッ!





根掛かりの連続でリーダーも失ったところで
ぼちぼち納竿かなぁ〜と思っていると
グレリンさんから携帯に電話が入ってきた。

『サンマが釣れているみたいですよ』


さ、さ、さ…


さんま〜?


グレリンさんのJrとお爺ちゃんがサヨリ釣りに行ったところ
サヨリの群れに混じって時折サンマが回遊して来るらしい。

早速ポイントを後にしてサンマ釣りのポイントへ。

年配の釣り師で賑わうポイントで
グレリンJrくんは直ぐに見つかった。

Jrくんとお爺ちゃんに挨拶をして釣れた魚を見せてもらうと
サヨリに混じって40cmはあろうかと言うサンマが混じっていた。

「うわぁ〜っ!大きいですね」

海に目を向けると無数のサヨリが乱舞している。





付け餌を口にするのが目の当たりに出来て
グレリンJrくんはポンポンとサヨリを釣り上げている。
その様子を暫く見ているとJrくんが

『あっ!サンマ!』

と声を出した。

どこどこ!

するとサヨリの群れの中を黒く大きな魚影が数匹
鋭角に進路を変えながらすばしっこく泳いでいる。
撒き餌を捕食する姿もかなりのスピードだ。

あいにくその回遊ではサンマは釣れなかったが
次の回遊ではJrくんが見事にゲット!
生きた天然のサンマをはじめて目の当たりにした時だった。





丸々とした体で見るからに旨そうだ。

秋刀魚

まだ本格的な夏も来ていないのに
どこから関門海峡に迷い込んで来たんだろう。




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