めばるin関門 関門海峡でのメバリング エギング 山口県下関市周辺でのメバル釣行記
[HOME]

めばるin関門 関門海峡でのメバリング エギング 山口県下関市周辺でのメバル釣行記
めばるin関門 関門海峡でのメバリング エギング 山口県下関市周辺でのメバル釣行記

2006年 8月 5日

■ 続くいしばる ■






今日も朝から広がる青空に誘われ
気持ちは既に海♪

昨日の晩から次男とは約束済みの

海水浴!

今日はちょっと趣向を変えて砂浜ではなく磯へ。
磯の生物観察と海中探索が目的だ。
長男もここで磯遊びを体験し
シュノーケリングを身に着けた。
次男もここは三度目の夏。
来年は水中メガネを着けられるかな〜(^^)

砂浜の海水浴場とは違う磯の香りを楽しみながら
まずは磯の小動物を探して歩く。








初夏には沢山いるエビ達も水温の上昇とともに
その姿は少し少なめ。だが固体は成長している。





そして次は浮き輪を着けてハコメガネで海中探索。
出迎えてくれるのは活発に泳ぎ回るベラやフグ。





海中に目を向けながら何度も

『お父さん、魚!』

と大きな声をあげる次男。
興味津々で夢中で海中を眺めている。





そんな次男の浮き輪を引きながら海中を歩いていると

「痛っ!」

ビーチサンダル履きの左の親指に激痛が走る。

イテテテテテェーーーーーッ!

最初は岩に親指の先をぶつけただけかと
思っていたが暫くしても痛みが治まらない。
だけどそんなに気にとめる程でも無かった。
打っただけならそのうち痛みも消えるだろうと…





引き続き海中散歩を楽しんだり
岩の上から飛び込んだり
磯ならではの楽しみに興じて
腹を減らし早目の昼食。
食後は体を休めながら捕まえたエビや魚を海に放流。





そしてもう一泳ぎ。





そしてまだ入院中の爺ちゃんのお見舞いの為
早めに海を後にした。

帰宅後洗物やら片付けを済ませるが
例の親指がまだ痛む。
座り込んで硬い体をきしませながら
親指の先を覗き込むと

???

その指先にホクロの様な黒い点が…





むむむっ?

もう一度体をきしませながら覗き込む。

はて?

どうやら何かが刺さっている様にも見える。

「おーい!毛抜きあるか〜」

と嫁に声を掛けると少しくたびれた
小さな毛抜きを差し出された。
だが自分で抜くには体勢がイマイチだったので

「ちょっとこれ、何か刺さってるみたい」

「抜いてくれるか?」

そう言うと直ぐに足を掴まれ無造作に抜こうとする。

「ちょ、ちょ、ちょっと待って〜」

あの時の看護婦さんと一緒だ。
問答無用で待ってはくれない。
体を伏せて歯を食い縛ると…

(ギャァァァーーーーーッ!)

激痛が親指を襲う。

「ま、ま、待った!」

顔を上げると笑みを浮かべてこちを見ている。

「いいか、せぇ〜のぉ〜で一気に抜いてくれ」

「せぇ〜のぉ〜 はい!」

そう言って体を伏せ歯を食い縛るが
イマイチ力が入らない。
両目をキツク閉じたまま両手は何か
掴むものが無いかと探しまわる。
だけど何も掴む物が見つからないまま

(ギャァァァーーーーーッ!)

グィ

グィ

グィ

「いてぇ〜〜〜〜!」

グィ

グィ

グィ

「ス、ス、ストップ!」

再度中断を求めた時には嫁は声を出して笑っていた。

『キャキャキャーーーッ!』

『ガハハハハーーーーッ!』

かなりストレス発散に貢献している様に思えるが
こちらはたまったもんじゃない。

「も、もう一回・・・」

「お・ね・が・い・し・ま・す」

(出来れば優しく…)

その場は嫁に支配されている様にも思えた。
そして足を掴む嫁の手に力が入ったところで

「うぅーーーーーっ」

と小さく声を漏らしながら歯を食い縛る。

(ギャァァァーーーーーッ!)

悶絶!

徐々に気持ち良く…

なる訳が無い。

(ギャァァァーーーーーッ!)

その悶える姿を見てか
嫁の笑い声が聞こえてきた。

『ウホホホホ〜〜〜〜〜ッ!』

そして激痛から開放されて一言


『無理!』


とほほほっ…

三度も痛みに耐えたのに(>_<)

荒い息をたてながら
体をきしませて親指の先を覗いてみると
ホクロのような小さな黒い点は
その頭を指の中へと少し潜らせている?


ゲェーーーーーッ!


抜くんじゃなくて押し込まれてる!?

嫁に頼んだ俺がバカだった…

くたびれた刃先の毛抜きでは
もうどうしようもない状態だ。

このまま放置してもそのうち取れるかも
と弱気になっていると
嫁が待ち針を差し出した。

『これでほじくれば…』

「 ・・・ 」

確かに。
それしか手段はないなと思い
意を決して手術?に取り掛かる。
もう他人の手には頼らない。

映画『ランボー』の1シーンを
思い浮かべながら左手で足をぐっと引き寄せ
右手に持った待ち針で黒い点を周囲から
ぼじくり出そうと試みる。

あと少しのガマン!
そう自分に言い聞かせながら…

(ウォーーーーーッ!)

するとピョコっと1ミリぐらい
皮の中から飛び出して来た。

しめた!

そして待ち針から毛抜きに持ち替える。

その飛び出してきた頭を毛抜きで掴みながら
大きく深呼吸!

気合を入れて

エイッ!

と一気に引き抜くと…

ズルズル…

そして

スポッ!

っと出てきた。





その長さに驚いていると
その様子に大声を出して笑う嫁。

想像以上の長さがかなりウケたようだ。

『ヴゥハハハハッ!』

「 ・・・ 」

ホッ!

親指の先から出て来たのは8ミリ程の
ウニのトゲだった。





2週続けての悶絶。
その苦痛に少し…
快感を覚えたかも…

もうこれぐらいで
程々にしておかねば。




SaltWaterLureFishing トップページ しん吉のメバル釣行記 トップページ
Home 釣行記TOP