めばるin関門 関門海峡でのメバリング エギング 山口県下関市周辺でのメバル釣行記
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2006年 8月14日 9:30〜11:30

■ 盆休み3日目 ■






今日も爺ちゃんの入院する病院経由で
昨日と同じ関門のポイントへ行く事にした。

途中釣具店に寄りケビ20gを購入。
それと店内をうろついて見付けた
貝の形をしたチヌ落とし込みルアーも購入。

「このルアーでチヌ釣った人おる?」

と店の人に尋ねるが

『みなさんには勧めてるけどまだ…』

との返事だった。

ならばしん吉がその第一号に!
昨日フカセでチヌが何枚か釣れているのを見ていた
単純なしん吉はそれを思い出し直ぐにその気に(^^;

去年アコウを仕留めたメタルジグしん吉SPと
買ったばかりの貝ルアーをセットした2つの
タックルを準備していざポイントへ。





次男はケビで早々に餌Fishingスタート。

しん吉はまずはチヌ狙い。

しかし…

落とし込み釣りなんてした事の無いしん吉には???
数歩ずつ移動しながらただただ貝ルアーをユラユラと
フォールさせて見るのだが…
どうも勝手が良く解からない。
半信半疑でフォールを繰り返して…

う〜ん

イマイチ面白く無い。

それはここでも小鯛を連発している次男の影響も有った。

『お父さんまた釣れた〜♪』





『お父さん、チヌは?』

(うるせぇ〜)



そして小鯛に混じり良型のベラも連発の次男。





『お父さんベラ持って帰る?』

「逃がしてやれ」

『なんでぇ〜』

あの顔と色彩がイマイチ食欲をかきたてない。

「ベラは、食・べ・な・い・の…」



『おぉぉぉーーーーーっ!』

『お父さん今度のデカイよ!』

そしてまたベラ。

デカキモイ(^^;

しかも針を飲み込んでいる。
針を外すのにモタモタしていると
近くでタコ釣りをしていたオジサンが
さっきからベラをリリースしているのを見ていたのか

『その魚も美味しいよ』

『せっかくボクが釣ったのにねぇ』

(そ、そうですが…)

「よければこのベラどうですか?」

と声を掛けるとポケットからプライヤーを
取り出して呑み込んだ針を外してくれた。

「ど、どうぞ…」

『ボクありがとう』

そう言うとまだタコの入っていない網に
ベラを放り込みタコ釣りを再開した。

(もうベラ釣るなよ…)

暫くして…

『お父さん釣れた!』

(今度は何ぃ〜?)

『あのオジサンにタコが釣れたよ』

「おっ!見に行ってみようか」

『うん♪』

そして2人してタコ釣りのオジサンに歩み寄ると
釣れたばかりのタコを2人の足元へ

ボトッっと落として

『ボク持って行き』

口数は少ないがとても優しい釣師だ。
今日の1匹目のタコをさっきのお返しにくれる様だ。

「ありがとうございます」

「ほら、お前もお礼を…」

『タコ・あ・り・が・と・う♪(^^)』

『お父さんこのタコは刺身で食べる?』

「しぃーーーっ!」(^^;


その後は貝ルアーからメタルジグにチェンジし
関門アコウを狙ってボトムを探るのだが…

ガガッ

ガツッ!

思いっ切り根掛かりである。

せぇ〜のぉ〜

ブツーーーッ!

ふぅ〜

そしてとうとう次男の為に買ったケビに手を出す。

やっぱコレだな(^^;

そして数キャスト目、

グルルルルーーーーーッ!

おっしゃ!

グーーーーーン!

大きく孤を描くS86。

やった!

「おい!来たでぇ〜」

『お父さん釣れたん?』

「おぉ!デカイぞ!」

強烈なアタリとその後の重量感に
アドレナリンがドドドバァーーーッ!

と、次の瞬間

スーーーッと抜けるテンション。
そして大きな孤を描いていたロッドは
一直線に…

はぁっ?

流線針12号が小さ過ぎたのか!?

逃がした獲物は

デカイ!

これ釣りの定説?

う〜ん、残念。

いったい何者?

その正体を暴くべく更にケビで頑張るが
20gしか買ってないケビが底を付くのは早かった。

そして納竿。

明日はルアーは控えてケビのみで
今日逃した獲物のリベンジだ。







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