2006年 8月20日 14:00〜16:30 | |
■ 再試合 ■ 夏の高校野球の決勝戦のテレビ中継が始まった。 ビールでも飲みながら観戦したい気もしたが… 『お父さん釣りに行かんの〜』 と次男にせがまれて残り少ない夏の陽射しを 浴びに行く事にした。 幼い頃から色白コンプレックスのしん吉は 夏の陽射しでジリジリと肌を焼くのが大好き。 おかげで今は黒い部類に入るほど焼けているが 秋とともにその色は褪め冬にはまた白く… そんな訳で夏の炎天下は大好き♪ 今日はあまり望めない釣果よりも 日焼けメインで…何て考えながら ここのところ執着していた餌は買わずに 関門のポイントへ。 最近アコウやカサゴを好調に釣っている ShoreStyleのGOさんの影響もあって 今日はロックフィッシュ狙い。 COBRA27の7gにエコギアの パワーシャッド3インチをセットして キャスト開始。 次男も同じリグだが6lbラインが少々心細い。 開始から一時間が経過しただろうか? 何のアタリすら無い。 ワームに飽きた次男はポッパーやらエギやら 自分のタックルケースの中に入っている物を とっかえひっかえで何とか集中力を維持している。 そのうちパワーシャッドのテールはフグの餌食となり パラマックスの3インチにチェンジ。 次男にはMa2フィッシュの2.5インチをセット。 アタリは全く無いがジリジリ照り付ける陽射しを 楽しみながら何の焦りも無かった。 それはポイントの潮の状況が悪いせいもあった。 潮が変われば時合いが来る。 そう思いながらキャストを続けていると 波止の縁に腰を下ろして真下にリグを落とし 短いロッドでリフト&フォールをしていた 次男が静けさを破った。 『キタ!』 「!?」 『キタァァァーーーッ!』 『お父さん釣れた!!』 『おぉぉ・・・』 『大きいよぉ〜』 見るとティップは曲がり グィグィと魚信が伝わっている。 「巻け!」 「早く巻け!」 「巻け〜っ!」 『お、お父さん…』 「おおガンバレ!」 (逃がすなよぉ〜) そう心で祈りながら次男のファイトを 横で見守りながら海中へ消えるラインの 先を見ていると魚影が見えて来た。 「カサゴじゃ!」 『カサゴ♪』 『やったぁ〜♪』 『カサゴが釣れた〜♪』 ママワームにヒットしたのは まぁまぁのカサゴだった。 『お父さんはカサゴ釣れんの?』 (うるせぇ〜) 「お前、上手やのぉ〜」 「まだまだ釣れよ」 『うん♪』 とりあえず次男に釣れて一安心。 あまり期待していなかっただけに しん吉も大満足だった。 さぁ… こっちもぼちぼちかな… そう思いながらキャストを続けていると 変わった… 潮の流れが僅かに変わり始めた。 フルキャストからボトムまでフォール。 着底を確認して軽くジャークを2回。 そして潮に乗せてフォール。 そのパターンをひたすら繰り返す。 すると… コ、コンッ! きたっ! ようやく本日の初バイト。 潮の流れに逆らいながら大きくロッドを煽り アワセを入れるとググッ!と乗った。 「お父さんも釣れたぞぉ〜!」 『お父さん…タコ?』 (違わい!) 「いいや、さ・か・な」 『さかなが釣れたん?』 「 ・・・ 」 そして釣れたのはカワイイがカサゴだった。 よっしゃ! 時合い到来か。 続けて少し潮上に撃ち込み 潮に乗せながらフォール。 ボトムを取ってジャーク&フォール。 ボトムをコツコツと感じていると ク、クッ! またきたっ! 「連発じゃぁ〜!」 『お父さんまた釣れたん?』 ガハハハッ! どんなもんじゃい。 サイズアップしたカサゴをゲット。 やはりここの釣れる潮は間違い無かったのか。 その後もカサゴを1匹追加するが短い時合いは 直ぐに終わりバイトが消える。 そして少し早いが爺ちゃんの居る病院へ 婆ちゃんを迎えに行く為に納竿。 釣果はイマイチだが期待していなかっただけに 笑顔の納竿だった。 それは今夜ありつけるカサゴの煮付けも とても楽しみだったから… 車に戻って気になるのは 高校野球の試合結果。 どっちが勝ったのか? そして車のキーをひねると… なぬぅ〜っ! 延長15回の表。 同点のまま、まだ試合は続いていた。 驚! そして車の中で引き分け再試合が確定。 おっしゃ! しん吉もGOさんに負けない様 次はアコウを狙って再試合だ! |
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