めばるin関門 関門海峡でのメバリング エギング 山口県下関市周辺でのメバル釣行記
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2006年 9月 9日

■ 燃える夜空 ■



日付が変わりぼちぼちと出撃準備。


第一部 moon light eging


大潮の最終日。
それまで姿を隠していた満月が
ポイント到着の少し前に
雲の合間から顔を覗かせた。

しめしめ(^^)

ポイント中央には投げ釣り師が一名。

挨拶を交わして横を通り過ぎその先へ。

諦めていた満月が眩しい。
しかしその嬉しさを打ち消すかの様に吹く風。

3040Tにセットしたのは今夜も3.5寸のエスツー。

そのいやな風を正面に受けながら
月明りに輝く海へファーストキャスト。

シュルルルル・・・

ボチャッ・・・

向い風に負けて飛距離は出ない。

それでもフォールさせながら情報収集。

月明りで確認出来る潮目に向かって
流れる潮を確認。
このポイントにしては結構動いている。

いけるかも・・・

そして向い風を読みながらセカンドキャスト。

シュルルルル・・ル・・ル・・

ズボッ!

さっきよりは少し飛んだか・な…

そして手にしたラインのテンションで
着底を確認してアクション。

フォールに細心の注意をしながら
さらにアクション。

さっき確認した潮の流れを頭に入れて
ドリフト&フォール。

すると僅かなアタリ・・・

抱け・・・

抱いて♪

・・・

えいクソッ!

そしてリズムを刻んだ
少し派手目のジャーク。

そして誘いのフォールで

ズンッ!

キタァーーーーーッ!



アワセを入れると


ドンッ!


うっしっし(^o^)V

アオリゲット!

と思ったのだが

ストロークを刻むジェット噴射ではなく
足元へ向け一気に絞り込む引き!?

グググググーーーッ!

なぬ?

さかなか?

心拍数とともに高まる緊張感。

な、な、なんじゃ…

グググググーーーッ!

ドキッ・ドキッ・ドキッ・・・

アオリイカ?

さ、さかな?

半信半疑でリールを巻く。

そして足元まで寄せて来た。
息を殺して恐る恐る
一気に抜きあげてみる。

おりゃぁ〜!

重っ・・・

一瞬動きが止まりかけたロッドを
力を入れ直してもう一度抜きあげる。

お・り・ゃ・ぁ・〜

月明りに照らし出された





アオリイカだった。

しかも親?サイズ。





久しぶりのサイズに

心臓はバクバク。

慌てて写真を撮るが後で見ると何かイマイチ。

帰宅後に検量してみると
495gのメスで卵をしっかりと抱いていた。

(現地で量れば500gUPあったかな〜残念。)

セカンドキャストでの親アオリに気を良くして
調子に乗って向い風に向かってキャストしていると

クルクルッ

ギュッ

ギューッ

あちゃぁ〜

ティップにラインを絡ませてしまった。
久しぶりのライントラブル。
しかも手強そう。

そしてもたもたしているうちに
放置されたエギは根掛り
最悪のロスト。

空にはまた雲が広がり始め
満月は姿を消していた。

リーダーにエギを結び直す事無く
495gの親アオリをゲットして余裕の納竿で
moon light eging を終えて
第2ラウンドのポイントへと向かった。



第二部 midnaight worming


以前から企んでいた
アオリイカ
ロックフィッシュ
青物
の三本勝負。

いきなりアオリイカの良型をゲットして
にわかに気分はイケイケムード!

今夜はイケルかも。

そして到着した関門のロックフィッシュポイント。

狙いはアコウ。
外道でカサゴ。

むふふ…

早いとこ勝負をつけてやろう。

S86にセットしたのは
10gのタングステンシンカー(比重18)と
ロックフィッシュ用のオフセットフック1/0で
組んだテキサスリグ。
ワームはロッククローの3インチ。
カラーはパールグローだ。

ちょっと太目のリーダーで
怖いものなしでブレイクラインを
コツコツと攻めてみる。
少々の根掛りは難なく回収。
とても心強い。
アコウのファイトに出会えるのを
待つばかりの余裕のシェイク。

程よい潮に乗せながらの
リフト&フォール。

1時間が過ぎ…
2時間が過ぎ…

されど海からの反応は無し。

ふと気付くと夜空が赤く燃えている。

夜の関門周辺では海から離れた場所でも
その赤い夜空が時折確認出来る。

その赤い夜空の正体は

対岸にある北九州の製鉄所の
開いた溶鉱炉から流れ出る?
燃える鉄が雲に反射する光景。





その短い光のショーにしばし目を奪われる。

でショーの終演とともにキャスト再開。
そしてちょっと油断したのか
ブレイクゾーンに吸い込まれるリグ。
ガッツリと根掛りだ。
スプールに手を添えて
ドラグを殺してじわじわと引いてみる。

ブツッ!

さすがのリーダーもお手上げだった。



第三部 daybreak jiging


夜明けを控え次にS86にセットしたのはメタルジグ。

ロックフィッシュを諦めて朝マズメの青物狙いにチェンジだ。
運が良ければドラゴン級太刀魚もと淡い期待を抱く。



やはりそうは甘くない。

キャスト、キャスト、キャスト

オールナイト釣行も終盤に入り
期待した釣果も得られず
ぼちぼち疲れも出始めた。

おまけに低く広がった雲で
清々しい夜明けはとても望めそうもない。

そして油断したフォールで痛恨の根掛り。

メタルジグのロストとともにヤル気も失い
ストップ・ザ・フィッシング。

納竿して車に乗り込むとともに
灰色の空から雨が落ち始めた。





出足好調のアオリイカゲットで始まった
オールナイトゲーム。

結局その後はアタリさえ無く
疲れと眠気だけが残る釣行だった。




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