2006年 9月30日 | |
■ ボートゲーム ■ 今日は知人のTさんのボートで 約束して以来約1年越しのボートエギング♪ 楽勝で爆釣! そんな愚かな期待で朝を迎える。 エギング爆釣で余った時間の為に 根魚用リグと青物用のジグ それから餌釣り用の仕掛けも持ち込んだ。 この予備のタックルがメインになるとは… AM 7:00 待ち合わせをした港から 期待と不安と緊張と… 入り乱れる心境の中 ゆっくりとボートは港の中を動き始める。 初めてのボートエギング。 期待でワクワクだが 同じくらい 不安も一杯… ポイントは? それから数年振りの船。 船酔いも気になる(>_<) 船が港を出る頃には期待よりも不安が勝っていた。 そしてそれに追い討ちをかけるかのような… 予報に反する波。 中速で波を乗り越えながら沖に向かう事無く 岸と平行にポイントを探しながら船を進める。 目の前には陸っぱりからは恐らく 撃つこと無いポイントが続くのだが 果たしてアオリイカは… 居れば天国! 居なければ… 他がある。 でもどう考えても釣れない気はしない。 そして最初に選んだここぞというポイントでエンジン停止。 シャローから続く少し落ち込んだポイント。 底質は… 普段なら岸から沖へキャストするのだが 今回はボートから岸へ向かってキャスト。 なんだかちょっと変(^_^; そしていよいよ人生初となるボートエギングが始まった。 が どうも勝手が違う。 揺れるボートの上でのアクション。 ポジションが定まらず何かイマイチ。 だがそんな事はどうでもいい。 パラダイスに出会えれば。 それを願って揺れるボートの上でエギを何度も撃ちかえす。 だが・・・ 姿を現さないどころか何の反応も無い。 ポイント選び失敗か… でもまだまだ余裕。 ボートから撃てるポイントは限りない? そして次のポイントへ。 次に選んだのは地磯ポイントの沖。 だがそこはさっきよりも波、流れともに強く やはり思うエギングが出来ない。 ちょっと焦り… さらにボートを走らせて次のポイントへ。 カサゴが良く釣れるというそのポイント。 エギを数回キャストして餌にチェンジ。 波に揺られて船酔いが心配になって来たので カサゴでも釣って気分転換をしようという算段だ。 餌(ケビ)にチェンジすると一投目から心地良いアタリ。 しかし釣れるのは ベラ、ベラ、ベラ・・・ 暫くエギで辛抱していた長男もようやくエギを諦め ワームを取り出した。 長男にも船酔いの傾向が出始めているようだ。 それから暫くして長男のワームに何かがヒット! カサゴ!か… だが願い及ばすアナハゼだった。 それでも長男の本日初ヒット! 少し気分を良くした長男は 次にはカサゴをヒット! 一番最初に餌に切替えていたTさんもカサゴ連発。 どうやら流していたボートが いいポイントへと入ったようだ。 それ続けとしん吉も頑張るが釣れるのは ベラ ベラ ベラ やがてカサゴのアタリは遠のき 何度もボートを流し換えてみるが 釣れるのは ベラ そこで岸を離れて少し沖へ出る事を提案。 徐々に時化つつある海を沖へ向け ボートをゆっくりと走らせる。 気付くと朝にはそこそこ居た ゴムボートや釣り船の姿も減っている。 所々少し白波が立ち始めたからなぁ〜 そしてそこそこ沖へ出たところで エンジンを止めてシーアンカーを降ろす。 すっかりエギングはそっちのけで 餌での大物狙い? 一時は不安を抱いていた船酔いも どうやら悪化する事無く調子が戻って来た。 おっしゃぁ 釣ったるでぇ〜 気合の一発を投入すると 直ぐにいい感じのアタリ。 思いっ切りアワセるとグンッ。 グルルルッ! キィタァーーーーッ! ロッドを大きく曲げて 「こりゃぁデッカいキスじゃぁ〜」 と意気揚々と取り込んでみると カラフルな魚体のキュウセン。 まぁサイズはそこそこなのだが… 少しテンションダウンしながらも 一発大物を夢見てキャストしていると 海面直下に何やら気配を感じ よ〜く見てみると そこには 何と デッカ〜イ エチゼンクラゲ 何を気にするでもなく マイペースで 悠々と泳いでいる。 船上で三人はその姿に しばし釘付けとなる。 それにしても デカイ! そして 見れば見るほど キモイ! そのエチゼンクラゲが通り過ぎて 再び釣り再開。 少し風の吹く中でシーアンカーに上手く引っ張られ いい感じでボートは潮に乗っている。 するとTさんのロッドが曲がった。 『何か来たよ〜♪』 竿先はグングンと引っ張られ 笑顔でそのやり取りを楽しんでいる。 そして上がって来たのは まぁまぁの鯛。 『こんな大きい鯛は初めてなんよ〜』 とTさんは大喜び♪ それからはTさん長男それぞれ 同サイズの鯛が連発! 鯛のポイントにボートが流れているようだ。 そして今までに増してTさんのロッドが曲がった。 船上に緊張が走る。 竿先に現れる引きはかなり強烈! 両腕でしっかりとロッドをキープして 絶えるTさん。 そして次の瞬間… ビィヨォ〜ン と伸びる竿先。 あぁーーーっ! 三人から溜め息が漏れる。 そして回収した仕掛けを見ると 針がポッキリと折れていた。 残念! やはり逃がした獲物は大きい。 これ釣りの定説! その頃しん吉はというと ベラに飽きて ボートで一度やってみたかった メタルジグをキャストしていたのだが 広い沖合いで何の考えも無くただ キャストとリトリーブを繰り返すだけ。 ただそれだけ。 1%にも満たないであろう可能性に掛けて。 だが鯛の連発に速攻エサへ逆戻り。 するとまたもやTさんの竿が絞り込まれる。 グイグイ ググググッーーー おっ! また大鯛か! そして慎重にやりとりして ようやく暗い海中から姿を現した その影は・・・ ゲェーッ! ま、まじ! 尻尾を左右に振って 頭をくねらせながら抵抗する その 正体 は・・・ 何と な な 何と 鮫 じゃあ〜りませんか! 目の当たりにする 活きたシャークに 一同仰天! だがそのサイズは 意外と可愛いものだった。 とりあえず三人で 生の鮫肌を体感して へぇ〜っ スゲェ〜 ザラザラ やん。 と感心したところで そっとお帰り頂いた。 さてさて沖でのエサ釣りも そこそこ楽しんだので 今日の本命である ボートエギングに再チャレンジするべく シーアンカーを上げて 船を岸へ向けて走らせる。 そして選んだのは沖堤の際。 ここなら絶対に居る。 毎回そう思っているからしん吉は当てにはならない。 が 長男がやってくれた。 数キャスト目の着水の直後。 小さなベイトの群れが 海面を切ってジャンプを始めた途端 着水したばかりのエギが何者かに 引っ張られる。 それも真っ直ぐに! 思わず長男は 『魚が釣れたんかも知れん!』 そう叫んだが 上げて見るとまあまあのアオリイカだった。 ようやく本日の本命第一号である。 そして沖堤の先端へとボートをまわして キャストしてみると ダートさせて来たエギの後ろに 一杯 二杯 三杯 ようやくイカの姿を目視する事が出来た。 だが 風と波と流れで 思うようにフィニッシュに持ち込めない。 イマイチ活性も低いのか… 一旦この場を諦めて湾内のシャローポイントへと移動。 波、風ともにさっきと比べると 幾分穏やかだが結構浅い。 新子サイズなら居るかもねぇ〜 と期待薄でキャスト再開。 するとましても長男のロッドが曲がる。 ティップは逆噴射に合わせて ギュインギュイン といい感じで絞り込まれている。 朝からずっとおとなしかった長男が ここに来てようやく調子を取り戻した。 (俺にも釣らせろや) そして再び沖堤の先端に戻り テトラの際を攻めていると 一杯 二杯 三杯 ついてくる ついてくる 「イカ居ったよ〜」 と言いながらステイさせると ドンッ! 新子ながら しん吉も本日の一杯目をゲット! されに続けて ドンッ! 長男も ドンッ! ドンッ! 納竿間際にようやく エギングらしくなって来たが 時既に遅くタイムアップ! 今回はTさんにアオリイカの逆噴射を 堪能してもらう予定だったが 最後は自分の事で一杯だった。 反省 m(_ _)m Tさんまた行きましょうね。 それにしてもボートエギングのポイント選びは難しい? やっぱり陸っぱり同様 回数をこなして撃ってみないと その答えは出ないのだろう。 いつか出会いたい。 パ・ラ・ダ・イ・ス・に・♪ |
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