めばるin関門 関門海峡でのメバリング エギング 山口県下関市周辺でのメバル釣行記
[HOME]

めばるin関門 関門海峡でのメバリング エギング 山口県下関市周辺でのメバル釣行記
めばるin関門 関門海峡でのメバリング エギング 山口県下関市周辺でのメバル釣行記

2006年11月18日 10:30〜13:30


■ ぼちぼち ■






金曜日の夜の予報では土曜日は午後から晴れ!

おっしゃ!(^o^)/

季節の変わり目でやや体調を崩し気味の次男に合わせ
土曜日は陽が射す午後メインの釣行を計画したのだが…

一夜明けて外の様子を窺うと予報通りの曇り空。

やれやれ…

少しは青空を期待していたのだが
思った以上に暗い雲の広がる北の空。

大丈夫かなぁ〜

そしてインターネットで天気予報を確認すると


何やと〜っ!


昨夜までは午後からお日様マークだったのに
午後からは傘、傘、傘、傘マークに変っている。



マジかよ〜



時間が無いな…



「行くぞぉーっ!」



その一声でスイッチの入った次男。
まだ夢の中の長男を叩き起こして
慌てて出撃準備を整える。


この空じゃぁ行くだけ無駄かも…


そんな思いでとりあえず北上。

弁当を買ってポイントに入るか。
それともおやつ程度にしておくか。
今にも雨が落ちて来そうな黒い雲…

微妙やな〜

釣りも出来ずに雨の中の車で食べる弁当なんて最悪。
やっぱ買うのは止めとくかぁ〜
でもひょっとして釣れだしたら
何で買っとかんやったんか〜
って事もあるかも知れないし…

小心者の優柔不断が大炸裂!(^_^;

結局おにぎりやパンをそこそこ買ってポイントへ。

そしてポイントに到着して驚いた。

無風、ベタ凪。

そして無数のベイト。

更にあちこちで起きるアジライズは半端じゃない。
大きな噴水の水が水面に落ちるかのように
水飛沫とともにバチャバチャと音を立てながら
ライズの輪が右に左に移動している。

スゲェ〜!

そして更にその中でボイルするサゴシ!
サゴシの群れは数匹と小さいようだが
その様子は圧巻である。

平常心を失いながら次男のタックルの準備をしていると
先に準備を済ませた長男がキャストを始める。

ズルイ!

子供にそんな感情を抱く親父も子供?(^_^;

次男には昨夜巻き変えたばかりの4lbフロロに
めばる流弾丸+スクリューテールグラブをセット。

「頑張れよ!」

と声を掛けて送り出す。

親父は魚も気になるがやっぱりまずはイカでしょう。
といつものエスツー3.5号をセットしてキャスト開始。

目の前に広がる海にはアジの群れには及ばないが
無数のメバルも活発に泳ぎ回っている。
そんな海の様子に翻弄されながらキャストする長男。

すると少し離れた足場の良いポイントでキャストしていた
次男の自慢気な大きな声が聞こえて来た。

『釣れたよ〜♪』

「何かぁ〜?」

『か・さ・ご・!』

釣れたカサゴをブラブラさせながらこっちへ
歩いてくる様子に近くにいた餌師も何か
言いたそうに笑顔で視線を送っている。

「やったのぉ〜」

「お前が一番最初じゃ」

『うん♪』





その後もバイトはあるがなかなかフッキングまで
持ち込めない長男があの手この手を尽くしていると
またもや…

『釣れたぁーーーっ!』

「カサゴかぁ〜」

『うん♪カサゴ〜!』





出だしから次男絶好調!と思っていると
長男のロッドが孤を描く!
彼好みの弱めのドラグを
ジィーーーッ!
ジィーーーッ!
と鳴らしながらニヤケル顔。

『うわぁーーーっ!』

とか嬉しそうな声を出しながらファイトを楽しんで
抜き上げたのは立派な20upのメバル!

デイゲームでこんなヤツが釣れるとは…

ちょっと驚き(@o@)/

だが残念な事に次男のカサゴの写真を撮っている間に
ブルッっと暴れてボチャンとナチュラルリリース。

写真好きの親父は恨まれたに違いない(-_-;

スマンm(_ _)m

その後もカサゴにアナハゼとマイペースで楽しむ次男。

その間長男はデカイヤツにラインをブチ切られたりしながらも
集中力が途切れる事無くキャストを繰り返している。

親父は…

エギング半分、子供達の釣りを見るのが半分で…
ノーバイト。

これだけ無数の魚達で海の中が賑やかだと
アオリイカも腹いっぱいで大人しいんかいな。
とか思っているとドンッ!
ようやく本日の一杯目をゲット!





それから暫くして長男のロッドが孤を描く。
激しい突っ込み!
走るライン!
相変わらず緩めのドラグが鳴る音が
辺りに緊張感を増幅した。

近くの餌師もそのドラグの音と長男のファイトに視線を送る。

前回から2.5lbラインを使っている長男。
それが気掛かりだったがそんな心配をよそに
全身でファイトを楽しみ難なく抜き上げたのは
これまた立派な20upのメバル!

今期のmaxで24cmだ。
彼自身さっきの幻の20upに続き久し振りの20up連発!

親父ながら羨ましい。





今日は雨が降り出すまでの短期決戦を覚悟して
メバルタックルを持って来なかった事が悔やまれる。

あぁ〜あ、アオリイカは釣れないし…

するとまたもや次男の声。

『は〜ぜ〜!』

『大きいよ〜♪』

今の次男に魚種など関係ない。

「アナハゼやけど良かったのぉ〜(^_^; 」





親父はまんねりなエギングをしながら
数少ないサゴシのボイルに遅れて
メタルジグを撃ち込むが反応無し。

それでも何とか小型だがアオリイカは2杯追加。

12時を知らせるサイレンで手を休めておにぎりを
食べ終えた頃から急に風が吹き始める。
凪だった海面にさざ波が立ち始めると
それまでが嘘のように魚たちの姿は消えた。

へぇーっと感心しながら

そろそろアオリイカの時合い突入か!
と期待が高まりだした頃

ポツ…

ポツ…

とうとう降り出した。

次男を車に戻してキャストを続ける。

バラ

バラ

雨足が速くなり長男も車に非難。

それでもラスト一杯を願ってキャストするのだが…

ザァーーーーーッ!

ちょっと名残惜しいが納竿となった。

それでもいいサイズのデイメバをキャッチ出来た長男。

飽きない程度にそこそこワームでの釣りを楽しんだ次男。

親父を除けばぼちぼちの釣行だった。

そんな親父も自分の釣果を除けば

子供達の笑顔にぼちぼち楽しめた。

行くだけ無駄かもなぁ〜と思って
出撃した今回の釣行だが
やっぱり来て良かった。

そして夕食では子供たちから煮付けを
少しずつ分けてもらう肩身の狭い思い。

そして次男が一言。

『お父さん、何か言って食べた』

「あ・・・」

「ユウマのカサゴいただきま〜す」

子育てもぼちぼちか…(^_^;







SaltWaterLureFishing トップページ しん吉のメバル釣行記 トップページ
Home 釣行記TOP