めばるin関門 関門海峡でのメバリング エギング 山口県下関市周辺でのメバル釣行記
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2007年 1月13日

■ ガキにもワカサギ ■



1月3日にみんなでワカサギ釣りに行けなかった次男。
1月4日の初釣りも「ワカサギ~!」と言っていた次男。
1月7日のワカサギ釣行チャンスを自ら破棄した次男。

そんな次男の為に計画したワカサギ釣行。

決行日の1月13日に向けて着々と準備は進んだ。


= 竿 =

1月7日の釣行でダイコロさんGOさんの二人が
タイプこそ違っていたが共に使っていた筏竿。
こいつがどーしても欲しくなってしまい…

インターネットで、ポチッと…


= リール =

筏竿には両軸リールでしょうと言う事で
これもどーしても欲しくなってしまい…

インターネットで、ポチッと…


= ライン =

ネットサーフィンで色々調べたところ
鮎用のPE0.2号とかが良さそうだったのだが
周辺には取扱い店が無く

フロロの2lb 100m を1kでゲット。


= おもり =

先日GOさんからもアドバイスをもらっていたが
ちょいと色をつけてバス用のタングステン5gをゲット。


= 針 =

ハヤブサ、ささめの14本針。
こんなに多くて大丈夫やろうか?


= 赤虫 =

1月7日にGOさんとダイコロさんに貰った赤虫が
13日にも元気に使えた。
少し寒い北向きの長男の部屋で常温保存。
いったいどれぐらい袋の中で生きるんだろう?


次男の為に計画したワカサギ釣行だったが
いつの間にか親父の方がヤル気満々である。

(^_^;


そして…


小型のアウトドア用コンロを使ってお湯を沸かし
次男の好きなコーンスープを釣りながら飲んだり
昼飯にはカップ麺を持って行って熱々を食べようと
釣り以外の楽しみもバッチリと計画。

その為には~

小型のパイプイス2脚と
テーブル兼荷物置き用で
小型のベンチタイプを1脚

これまたインターネットで、ポチッと…


釣行前から毎晩が楽しくて

(^_^;


そして決行を翌日に控えた金曜日の夜。
ステンのマグカップの紛失が発覚!
20時過ぎ急遽100均へ走り無事ゲット。

それから今週続々と宅急便で届けられた
ネット購入の各種品物をチェック。
両軸リールには2lbフロロを50mセット。

タックルその他用品のチェックを終えて
次に取り掛かったのは昼食用のおにぎり。
どうしてもどたばたする朝を避けて
今夜から握っておく事にしたのだ。
タップリと利かした塩に
仕上げはシソワカメのふりかけ。

全て完了♪

そしていよいよやってきた当日。
次男の可愛い声で起こされたのは
当初出発予定の7時を軽く過ぎていた。

これは想定内だが(汗)

(やっぱおにぎりは正解やった)

それから仕度をして1時間遅れの8時。

待ちに待ったワカサギ釣りへLet's GO!


今日ポイントに選んだのは湖畔公園の桟橋。
既に数組が竿を出していたが今のところ
爆釣している様子は見受けられなかった。

グレリンさんに聞いていた好ポイントは
常連らしき年配の組が陣取り竿出し不可。
諦めて桟橋の奥を陣取る事にした。

清々しい朝の湖。
微風快晴である。

最初に次男のタックルを2セット準備。
赤虫を刺してスタートフィッシング!

続いてのんびりと親父のタックル準備。
初めて手にする筏竿。
そしてこれも恐らく今までに使った事の無い
小型の両軸リール。
ワカサギ釣り自体は初めてではないが
これらのタックルでは初めてだ。





ワクワクと胸を躍らせながら
ロッドにリールをセット。
懐かしいタイプのリールシートだ。
特徴ある穂先にラインを通して調子を見ると

ふにゃ

ふにゃ

ぐにゃぁ~

良く曲がります(^^)

そして不安混じりの14本針。

赤虫を刺すのがちょっと大変。

そしてこれまた買ったばかりの
小型のパイプイスを組んで
親父もようやくスタートフィッシング!

開始から結構な時間が過ぎて
ようやく次男にファーストフィッシュ!
ちょっと一安心。





「やっと釣れたのぉ~」

『うん♪』

「そろそろスープでも飲むか?」

『まだいらん』

(いるって言えよ)

「本当にまだいらんか?」

『うん』

「 ・・・ 」

(ちっ、スープを飲むお前の姿が見たいのに)

(親の心、子知らず)

(あぁ~あ…)





それから暫くして…


『お父さんスープ飲も♪』

(うっ、待ってました)

「よっしゃ!」

「ほなお湯沸かそうかね」

鼻歌こそ出ないが気分は上々。

釣りを忘れてアウトドアマン!

「ほ~れ、熱いから気を付けれよ」

『うん♪』

湖畔の桟橋で釣り糸を垂れ
温かいスープを口にする…

う~ん

思い描いた通りの状況に
一人満足するバカ親父。

次男も美味しそうに飲んでいた。





静かな湖面に糸を垂らし
ゆっくりと過ぎていく時間

慌ただしく爆釣するよりも
こんなのんびりした気分も
なかなかいいものである。

クセになるかも~(^o^)/

さてさて釣りの方はと言うと
桟橋全体で釣果は思わしくなく
たま~に誰かの竿に釣れると
一斉に視線がそこへ集中するような状況。

釣れるのはポツポツと単発だ。





釣り開始から約2時間が過ぎ
時計の針が11時30分を回る頃

「おい、お腹空かんか?」

「ラーメン食べようか?」

『まだいい』

(あっそう…)

(親父はお前に温かいラーメンを食べさせたいのに)

「お腹空いたら言えよ」

『うん♪』

そしてまた二人は無口で
湖面と穂先に目を向ける。

(まだかなぁ~)


・・・


『お父さん、お腹が空いてきた』

(待ってました!)

「よっしゃ!」

「ラーメン作ってやるけぇ~の」

ドクドクドクドクッ…

カチッ!

ボォーーーッ!

(早く沸け~)

今日は釣よりもこっちが楽しい(^_^;


・・・


「よっしゃ、出来たぞ」

「熱いぞ!こぼすなよ!」

『うん、いただきま~す♪』

そしていきなり…

『アッ!・・・』

「おめぇーーーっ!」

「なんしよるんかぁ!」

『 ・・・ 』

プンプン!

でも直ぐに心を落ち着けて

「大丈夫か?」

『うん…』

寒さで手がかじかんでいたのか
ドンブリが熱くて手を緩めたのか
唯一のチャーシューと麺を少々
少しのスープと共に足元へ…

「ごめんな大声出して」

『お父さんごめんなさい』

「気を付けて食えよ」

『は~い♪』

ズルズルッ

ズゥーーーッ





食後も状況は変わらず単発が続く。
空には徐々に雲が広がり始め日は陰り
昼食で温まった体温を冷たい風と共に奪われる。

ブルブルッ!

さぁぼちぼち気合を入れて釣りますか。

2本の竿の14本針を使って
こまめに棚を探って見る。

クンクン

クンクン

フィッシュ!

両軸リールのドラグを緩めて

一ヒロ、二ヒロ、三ヒロ・・・

14本針の釣れた位置も計算しながら
棚をキッチリと測り再投入。

クンクン

クンクン

やっぱり居ました!

棚取りはキモです。

短時間で変化する棚を探りながら
何とか釣らしくなってきたけど…

まだまだ釣果の方は…

(左:次男)     (右:親父)



その後も辛抱の釣が続く。

時折り勢いを増す風は向きを変えながら
吹いたり止んだり…

ブルブルッ

途中から7本針で釣っていた次男に
親父の14本針の付いた竿を1本渡して
一緒に棚を探りながら地道に追加。





14本の針に同時に釣れたのは
maxで4匹ぐらいだっただろうか。

激渋?

途中でマキ餌を投入するが変化無し。

桟橋全体に活気は無く
曇り空に合わせるかのような
おも~い雰囲気が立ち込めている。

もうちょっと釣りたかったなぁ~

結局釣れるペースは上がらないまま
早めに納竿して家路へ付いた。





それでも旬の味覚は
子供達と食べるのには
丁度良い量だった。

でももう少しあったら
旨いビールがまだ飲めたなぁ~(^_^;





色々道具も揃えたし。

まだまだ行くぜ!




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