めばるin関門 関門海峡でのメバリング エギング 山口県下関市周辺でのメバル釣行記
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2007年 1月20日

■ 大アタリ ■






晴れ渡った空と微風。
グッドコンディション!

脳裏には青く澄んだ海。

行きたい…

でも今はぐっと堪えて…

そして待った。

時が来るのを…

静かに…

じっと…

こちらから先には動けない。

向こうが動くのを待つのだ。

そして…


ようやく


待ちに待った


その時が来た。


ヤツが動いた。


『お父さん…』


(ま、待ってました)


(早よ〜言え!)


(その次の言葉を…)


( ・・・ )


『友達と遊んでくるね』


「おぉ〜!」

「行って来い♪」

「いっぱい遊んで来い♪」



(^o^)/


次男には悪いが
今日は彼の行けないポイントが
気になっていた。

「お父さんは釣りに行ってくるけぇ〜」

『うん、いいよ♪』

『いっぱい釣って来てね♪』

「おぉーっ!」


作戦は
大アタリ!


そして今年の初釣りとなる長男と二人で
それぞれ違う思惑でポイントへ向かった。

昨年の春初めて来たそのポイントは
前回はBo-zuで今回が2度目。
運よく先行者は一人も居ない。

長男はメバリング。
親父はエギング。
それぞれのタックルを無言で組んで
それぞれ思い思いのポイントへ。

潮通しの良さそうなポイントで
偏光グラス越にウィードをチェック。

(よっしゃここやな)

足場を決めてファーストキャスト。
少しの向かい風を難なく突き抜けて
気持ち良く滑空するエギエスツー。
ラインは昨年暮れに巻いたばかりの
エメラルダスセンサーの0.6号+1.5号フロロ。
そこそこ飛距離が稼げる感じだ。

着水からボトムを意識しないカウントダウン。
そしてエスツーを軽快に
ダート、ダート、ダート!

少しのインターバルで

ダート、ダート、ダート!

期待のファーストキャストは何事も無かった。

ふと足元のストラクチャー周りに目を向けると

メバ、メバ、メバ、メバ、メバ

無数のメバルの姿が目に入って来た。

「お〜い、メバルおるでぇ〜」

そう長男に声を掛けると直ぐにやって来て

キャスト!

ビシッ!

クククッ!

(ま、マジ!)

20に満たないブルーバックだが活性が高い。
連発である。

(うっ、オレもメバ狙おうかなぁ〜)

(なかなか楽しそうやん)

(でも折角やからもうちょいエギ投げるか)


ビシッ!

シュルルルルルーーーーーッ

エギの飛距離を楽しみながら

キャスト

キャスト

キャスト

トレースラインを変え足場を変え

キャスト

キャスト

キャスト

右へ払出す潮にのせ軽くドリフト

相変わらずボトムを意識しないフォール

そしてダート、ダート、ダート!

右へ払出す潮に逆らいながら
無数のベイトの群れが頻繁に回遊している。

(何か雰囲気いいんじゃないの)

(でもぼちぼちメバルかなぁ〜)

(アオリイカを狙うオレって…)

そうこう思いながらも車へメバタックルを
取りに戻るのが面倒でエギを投げ続ける。

それでも集中力は上手く保てていた。

エギのテンションをティップで感じていたいが
少しずつ強さを増している風にラインが煽られ
張らず緩めず…
ちょっと緩めのラインテンション。
ピックアップまでの残りが近付いた
キャストから数セットのダート。
そして無意識に少し長めのインターバル。

すると…


スッ

スーーーーーッ

見落とす事が出きないほど
気持ち良くラインが走った。



アタリだ!



ラインと海水面の接点が
小さな波と一緒に沖へ向かう。

その様子に呼吸の停止と共に心拍数は急上昇。
そして一気に高まる緊張感。
ほんの少し時間が止まった様に感じる瞬間。
次に起こる事を予測してアドレナリンが滲み出る。

そして息を殺したままロッドを勢い良く振り上げる。


ズッ


ドスンッ!


ドクドクドクドクドクドクッ…

更に心拍数は上がり
全身を歓喜に満ちた稲妻が
駆け抜ける瞬間!


(やった!)


そして始まった…


ギュン…


ギュイン!


ギュィーーーーーン!


ギュィーーーーーン!


昇天♪

を想像させる快感!

追い合わせを入れ
逆噴射を楽しみながらリールを巻く。

ブッシュー

煙幕と共に浮上したモンスター!
実サイズはどうあれ
今の自分にはモンスターだ。

遠慮しがちに肩に掛けてきた
ギャフの出番がやって来た。

久し振りのエギング
久し振りのサイズ
久し振りのギャフ

冷めない興奮も手伝って
ギャフ打ちが決まらない。

オレッ!

それっ!

くそっ!

10打近く打ってようやくブスッ!
この時期の思い出に残る一杯となった。





何度もシャッターを押しながら
見惚れてしまうその姿。

やったぁーーーっ!

喜びが何度も押し寄せてくる。

がははははっ!

釣れたどぉーーーっ!





久し振りの一撃!

キロアップ間違い無しと興奮したが
胴長を測ってみるとう〜んイマイチ。

車にスケールを取りに戻って
恐る恐る?検量してみると…

750g

キロアップの夢崩れたり…





だけどこの時期の自己記録。

エギングダービー
2007'winterのエントリーカードを
用意していなかったのが悔やまれる。

その後直ぐに長男もエギング参戦。
親父も追加を狙うがノーバイト。

その後メバリングもぱっとせず
結局キープはアオリイカ一杯だった。


狙っていたポイントで

今回はちょっと意識して
狙った誘い(釣り)方で

見事に


大アタリ!


いやぁ〜アタルと気持ち良い。

早くこのイカを次男に見せてやらなきゃ。

納竿後、久し振りに家路を急ぐ釣行だった。





「ただいまぁ〜!」


『お帰り〜♪』


『お父さん釣れた?』


「おう!」



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