| ２００７年 ２月１６日 | |
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■ ない、ない、ない ■  ナイトエギングでの爆を夢見て山越えルートを経て北上。 長男に声を掛けるが活性が低く単独での釣行となった。 予定ではナイトでサクサクッと爆！ その後は朝マヅメのゴールデンタイムを狙って 出来れば車中で仮眠を取ってスッキリ気分で 夜明け前からサクサクッと爆！ そして早々に切り上げて帰還し昼は家族サービスでも… と企んでいたのだが… 最初に向かったポイントは運が良いのか釣れてないのか とりあえず先客無しの貸切状態。 ふふっ… 焦る気持ちを抑えつつタックルを組んでキャスト開始。 常夜灯に照らされている海は少し濁り気味。 手前の岩影にはポイメバやフグの姿がチラホラ。 キャストを続けるエギへの反応は何も無い。 反応の出ない濁り気味のシャローポイント。 こりゃイカは入って来てないな。 早々に見切りを付けて次のポイントへ。 しかし駐車スペースが無い上に雰囲気が怪しかったので キャストする事無く更に移動。 途中メジャーポイントの様子を窺うがやはり人気！ 賑わっている様子を車中から見て直ぐに後にする。 次のポイントは予想通り無人。 常夜灯は愚か辺りに光源は全く無い暗闇。 なので夜は結構な穴場。 しかしと言うか、だからと言うか 恐怖感は他に類を見ないほど高い(>_<) でもそれを克服すれば実績はある。 大き目の光源を準備して来なかった事を後悔しながら 恐る恐るポイントへ足を踏み入れる。 すると… 怪しい光を放つ波打ち際。 ただの夜光虫だと分っていてもちょっぴり増す恐怖感。 ダメダメ！ 怖い事を考え出すとキリが無くなる。 そして恐怖感に負けてポイントを後にする事もしばしば。 だが今夜は後には引けない。 夜明けを迎えるまでは… 無心を努めてキャスト！ キャスト！ キャスト！ キャスト！ ギラッ！ ギラッ！ ギラッ！ そんな中でふと異変？に気が付く… ない ない ない ない えぇっ？ 恐怖心との戦いに夢中になり過ぎて 辺りの状況に気付いていなかった。 寒くない 風がない 波がない 雲がない 驚いた！ 見上げる空には満天の星。 無風ベタ凪で暖かい。 滅多に出会う事のない状況。 そしてひらめいた！ あそこに行ってみるか！？ デイゲームでは何度も実績があるが ナイトエギングでは未知のポイント。 ここでの恐怖心から早く抜け出したい という願いの移動でもあったかも(^_^; 早々に撤収して移動してみると 赤い灯りの電機ウキが １，２，３，４，５，６… しかも一人で。 ちょっとムッとしたが怖いよりましかと 少し離れた場所を確保してキャスト開始。 しかしさっきよりも増して光る夜光虫！ フルキャストしたエギの着水ポイントも ギラッ！ ラインと海面の接点も綺麗に輝き その動きで十分アタリが取れる程だ。 と言うかそのラインの動きの輝きで アタリを取りたい衝動に駆られて 何度もキャストを繰り返すのだが… 時折り沖を通る漁船の立てる波が 舳先から綺麗に輝く光景は神秘的にも 映るが釣には決していい状況ではない。 それにしても 決して着過ぎてる訳ではないのに 風が無いとこれほど暖かいのかと 関心してしまう程だ。 穏やかな海とこの暖かさが夜光虫の大量発生に 少なからずも影響しているのだろう。 とうとうエギングを諦めて タックルを持ち替えだが… 隣の６本の電気ウキも一度も沈む事無く ただただ静かに漂っている。 ここはさっきの４つの無いに加えて流れも無い。 そして相変わらず釣果も無い。 暫くして気付くと空一面に雲が広がり それまで空を埋め尽くしていた星の姿も いつの間にか… 無い。 ヤバイ… 天気予報通り雨が近付いているのか？ ターゲットを完全にメバルに切替えて移動開始。 漁港を中心にランガンして数箇所を叩いてみる。 夜光虫には侵されてはなかったが どこもポイメバばかりでサイズは望めそうに無い。  だけど新しいポイントを発見し 今後の可能性にも期待があるので キープゼロながら少し楽しめた。 ふぅ〜腹減ったぁ〜 コンビニで弁当を仕入れて食べるが 空腹も手伝ってこれがかなりウマイ！ さて次は… アオリイカ？ それともメバル？ そろそろイカでしょう！ そんな事を思ってると空から雨が… とうとう… 止む気配は… 無い(-_-) 雨足は少しずつ強さを増している様にも… 携帯電話のアラームを AM4:30にセットして ドライバーズシートを倒した。 ナイトでサクサクッと爆！ は予定通りに行かなかったが 降り出した雨のおかげで 予定通りの仮眠を余儀無くされた。  |
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