めばるin関門 関門海峡でのメバリング エギング 山口県下関市周辺でのメバル釣行記
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2007年 9月29日


■ 関門の秋 ■





秋の親サイズを求めて長男と二人で夜明け前から北上。
先週は次男が一緒だった為に行けなかったポイントを目指す。

家を出てポイントまで中間地点を過ぎた頃
夜が明けて明るさを増して来た空に広がる雨雲。

もう少し降らないでくれよ…

でも進行方向にはドス黒い雲。

そしてポイントまで後僅かという所で
とうとうフロントガラスにポトッ…

はぁ〜

やっぱ降り出したか。

無理せずに直ぐにUターン。
通り過ぎて来た岩場のポイントへ目的地を変更。
だがさっきまで降ってなかったそのポイントも
既に雨が降り始めていた。

クソォー!

そして一気に南下して市街地に近い漁港へ。
そこは思ったほど風も無く
雨の心配も今の所無さそうだ。
家から十分少々の距離のポイントで
家を出て2時間弱で竿出しになるとは…
ツイてないなぁ〜(-_-)

でもポイントの雰囲気はとても良く
無数のベイトの回遊も見られ期待は膨らむ。
早々二人並んでキャストを始めるが
どうやら潮が殆んど動いていない。
そしてエギを追い掛けて来るイカの姿も無い。
シャクリと同時にラインの動きに驚く
ベイトの群れが海面に飛び出す程居るのだが…

そんなベイトの群れを追う青物も気になるが
その気配も無いようだ。

すると長男がファーストヒット!








その後も2杯追加して
長男に差を広げられる…





その後港を後にして徒歩で新規開拓を試みるが
延々と続くゴロタのシャローでくたびれ儲け(>_<)

「次どうするか〜」

「関門に行ってみるか〜」

『ええけど…』

関門へ着く頃には既に時計は8時を過ぎていて
目指すポイントはもう誰かが入ってて
恐らく無理だろうと半分諦め気味で
覗いてみると…
手前の方に餌師が一人のみでガラ空き!

ラッキー♪

そして餌師に挨拶をしてポイントへ入ると
いや〜な向かい風。

「結構風がキツイですね」

『でも丁度ええ時に来たぞ』

『さっきまで凄い流れやった』

「そうですか…」(^^)

でエギングタックルを見たその餌師は

『お子様ハンバーグか?』

「いや、もうちょっと上のサイズを…」

『いいやまだお子様ハンバーグやろうが』

「もう少し大きいの釣れてるみたいですよ」

『ほんまかぁ〜』

「ええ…らしいです…」

そして長男と並んでキャスト開始。

軽くキャストして着底までフォール。
そしてチョンチョンからまたフォール。
足元へエギが来たところで

「ここでピックアップするなよ」

「このポイントここからやけ〜」

と長男に話し掛けながら自分に言い聞かせる。

気持ちラインを送り込みながら潮に乗せフォール。

するとズンッ!

!?

おっ!

おぉぉぉぉーーーっ!

おっ?

ギュイン!

ギュイン!

キタァーーーーーッ!

ギュイン!

ギュイン!

心地良い逆噴射はファーストキャストで訪れた。

ふふふっ(^^)

はははっ(^^)

やったー(^^)

そして気持ち良く抜き上げたのは
恥ずかしながら今年の秋のmaxサイズ。





『来て10分以内で釣るっちゃ〜ヤルのぉ〜』

「はい、一投目で来ました」

「お子様ハンバーグじゃないでしょ」

『 ・・・ 』

『そうやな…』

ふふっ!

笑いが止まらん。

久し振りに爽快!

それから数投目にまたしても

ズンッ!

ギュイン!

ギュイン!

「また来ました〜♪」

『 ・・・ 』





さっきより少しサイズダウン(^_^;
たまりかねた餌師が歩み寄ってきて
釣果を覗き込む。





『ほほーっ!』

ふふっ!

なんかいい気分(^^)

だが向かい風は止む気配も無く
潮はまた激流へと姿を変えた所で
あっさりと納竿。

『もう止めるんか?』

「ええ」(^^)

(この二杯で十分満足なのだ)

「雨の山陰から下って来たんですよ」

『あっちは雨やったか』

「それじゃぁ〜お先に」

関門でノーヒットに終わった長男に
数では負けたがサイズでは勝った(^o^)v

その帰り道嬉しくてmocciさんの
店にに寄って釣果報告。
ついついダベリングとなり話し込んでしまった。

みんなにはかなり出遅れているけど
ようやく関門の秋アオリ開幕である。




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