めばるin関門 関門海峡でのメバリング エギング 山口県下関市周辺でのメバル釣行記
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めばるin関門 関門海峡でのメバリング エギング 山口県下関市周辺でのメバル釣行記

2007年10月 6日


■ プラクティス ■


今回は参加予定のエギング大会に備えて
長男と二人で福岡方面への釣行となった。

夜明け前の下関を出発して関門橋を渡り福岡県へ。
九州自動車道を下って目的地周辺を目指す。
そこはまだキャストした事の無い未知のエリア。
あまりいい評判は耳に入って来ないけど
とりあえず始めてのエリアに少し胸ワクワク。

予定通り夜明けに到着した最初の目的地は
玄界灘に面した漁港。
ここは大会本部が設置される場所。

西日本有数のボードセーリングのメッカらしく
数キロに渡って続く白い砂浜や緑の松林、
海岸通りにはショップやカフェなどが並び
その雰囲気はリゾート感覚。

夏に来たいね〜(^^)

でもこんな海域にアオリイカが居るのか…

ちっと不安や〜(-_-)

ここのポイントのメインとなる防波堤には
安全を考慮してるのか柵が設置されている。
投げ釣りの場合には好都合かも知れないが
とてもエギングは出来そうにない。

ダメやんか〜

と言う訳でここは大会本部の下見だけで
タックルを手にする事無く車へ乗り込む。

次に目指したのはT漁港。
ここならさっきよりは少しは条件がいいんじゃ
ないかと思っていたら…肝心の波止は立入禁止!

ウソッ!なんで〜

仕方なく石積みの朽ちかけた波止の状況を視察。
水深はあまりなく手前はゴロタのシャロー。
大会当日は干潮からのスタートなのでここもパス。

途中のヨットハーバーのテトラも気になったが
イマイチ潮通しが悪そうなのでここもパス。
結局T漁港でもタックルを手にする事なく…

どうなるんやろ〜

やっとの思いでモチベーションを保ちつつ
次に目指したのは漁港。
ここは結構広く雰囲気もよさそうなので
ようやくキャストが出来そうだ。
だが波止の近くには車を停める場所が見つからず
港の入口にある有料駐車場を利用する事にした。

そこで思わぬ人と遭遇。
KFのWさんだ。
お互い何でこんな所でと驚いた。
Wさんとはターゲットが違ったので
貴重な情報を頂いてその場で別れた。

まさかここでね〜

そして駐車場から少し歩いてポイントへ。
その途中で見掛けたカッチョイイボート。
たしかWGで紹介されていたボートだ。
憧れの視線で暫く観察させてもらったのだが…

欲しいなぁ〜

そして本日初キャストとなるポイントへ。
岩場へ続く少しシャロー気味のポイント。
雰囲気はいいのだが濁りが入っている。

どんなやろ〜

二人少し離れてキャスト開始。
だけど白濁の中をダートするエギを見てると
モチベーションは急降下。
それでもレンジを変えアクションを変え…





おらんのぉ〜

少し移動すると数箇所に新しくは無いが墨跡が。
一応セオリー通りにキャスト、キャスト、キャスト
してはみるものの・・・

今日はおらん

エギをフックキーパーに掛けて小移動。
ディープ気味のポイントにも濁りが…
沖の方には潮目は出ているが手前の方は
ほんの気持ち程度にしか潮が動いてない。
もうモチベーションを保つのも限界か…
それでも数少ないポイントの調査の為に
キャスト、キャスト、キャスト

やっぱおらん

少し先では遠投サビキに良型のアジがポツポツ…
アソコに撃ち込んでみたい…
でも餌師の列のガードは固い。
それでも回り込んでギリギリ邪魔にならないように
キャストを試みるが無情な風が吹きつけて…

神風よ吹いてくれ〜

しかし右手に延々と続く白い砂浜を見ていると

て・っ・し・ゅ・う・〜

小一時間の利用で割高の駐車料金を払って
更に大きな溜め息。
それでもさっきWさんに教えてもらった
情報をもとに次のポイントへ。
小さな丘を越えて目の前に広がるのはまた砂浜。

勘弁してくれ〜

そんな砂浜に延びる小さな波止が1本。

アソコかぁ〜

白い砂浜を恨めしく思いながらその波止に立つと
その向こうは砂混じりの岩礁地帯。
シャローが続くが沖のほうにブレイクも。
でもいくらなんでも届かんやろう。





抱いてくれ〜

徐々に祈るような気持ちでのキャスト。
とてもじゃないが楽しいエギングじゃない。
それでもとりあえずキャスト。
しかし…
イカの姿どころかアタリもない。

ここもダメや〜

そこから先に続く砂利浜を延々歩いて
岬の向こう側にポイントが有る事を祈り
ザクザクザクと暫く歩いてみるのだが…

うそやろ〜

小さな岬の向こうは期待を大きく裏切る
延々と続く波に洗われる岩礁シャロー地帯。
しかも強くなりだした風で白波が打ち寄せている。

て・っ・し・ゅ・う・〜

リゾートの雰囲気が漂う海浜を無言で走り
次に目指したのは漁港。
無料の駐車スペースはそこそこあるのだが
キャストしてみたいと思えるポイントは…
おまけに風はかなり強く吹き出してきたし。
常夜灯の周りには無数のスミ跡があるが
それから想像出来るサイズはどう見ても…

もうダメや〜

この時点で諦めて車を走らせていると…

そやっ!

ここへは何度かイカ料理を食べに来た事があり
その近くに思い当たるポイントを思い出す。

ダメもとで〜

行き止まりの空き地に車を停めると
ショアジギングのアングラーが一人。
砂浜に隣接したシャローエリア。

何狙ってんやか〜

そして二人は岬の向こうを調査するべく
白波をかぶる岩礁シャローエリアの横を
二言三言の会話をしながらひたすら歩く。
すると…
その先を遮る岩肌の点在する場所へ到達した。

おお!ついに…

切り立った崖に続く獣道の横には誰かが
結びつけたであろうロープがぶら下がっている。
崖の向こうにはきっと餌師が通うポイントが
あるに違いない事は直ぐに解ったのだが…

吹き付ける風と岩に砕け散る波。

その崖を見上げるだけで足は動かない。
やっとの思いで出くわしたポイントだったが
会場からの移動距離等と今の気象状況から
その全貌を確認する衝動に駆られる事は無かった。

かえろうか〜

ここでストップ・ザ・プラクティス。

大した成果の無いまま大会を迎える事となった。

それでも当日の潮汐から一点集中しての
回遊待ちで狙えそうなポイントは頭に入れた。
ランガン無しのイチカバチの勝負だ。

どうなることやら…

とりあえずの目標は大会での入賞ではなく
当日最大のライバルである長男に勝つ事。

そして3回連続でハズレくじの抽選会で
今度こそ商品をゲットする事かな(^_^;




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