2007年10月13日 | |
■ エギ王決定戦in福岡 ■ 10月6日のプラを終えて参加するかそれとも参加しないか迷った。 それはエギをキャストしてみたいと思えるポイントが無かったから。 いや、ここなら釣れると自信の持てるポイントが無かったから… そして参加するかしないか決断出来ないまま… いよいよ大会が明日に迫った金曜日の夜。 せっせとタックルのメンテナンスに励んでいた(^_^; しかし長男が23時を過ぎても帰って来ない。 (アイツどうするんやろか〜) いつのまにか行く気モード全開になっていた親父は ヤキモキしながら準備をしているとようやく帰って来た。 「お前どうするんか?」 『はっ!行くん?』 「お、おぅ・・・」 (プラを終えてハッキリしない親父が原因だ)(>_<) 「早よ〜準備せ〜よ」 『うん・・・』 よっしゃイッチョ頑張るか〜! とモチベーションを上げつつAM1:00を過ぎて横になった。 AM4:00目覚まし時計のアラームで目を覚ますがスッキリしない。 大会会場へ向かう車内で長男と打合せをするのだが これまでになくイマイチ盛り上がりに欠ける始末。 そして会場になると思っていた駐車場へ到着してみると その隅っこに見覚えのある怪しい車と怪しいテント!? トゥルルル、トゥルルル、トゥルルル・・・ 「おっはっよぉーっ!」(^o^) 『おふぅゎよぉ〜っ!』(@_@) 目覚めの眠そうな声で返事をくれたのはGOさんだ。 『しん吉さんどこおるん〜』 「テントの前よ〜」(^o^)/ テントの前のテーブルの上には 昨夜の楽しさが窺える宴の跡が… そしてテントのジッパーが開き中から姿を見せたのは Shore StyleのGOさん 爆釣迷人のミツミツさん MOTO'S LOGBOOKのMOTOさん いずれも個性豊かな凄腕のアングラーだ。 「会場はあっちみたいよ〜」 『マジ?どこなん?』 「あっちぃー」 宴の後片付けを暫く待ってみんなで会場へ。 受付の横にはゲストの児島玲子さんの笑顔。 大会参加の記念品や用意して来た色紙に サインを貰う参加者の列に加わって みんなも早速児島玲子さんのサインをゲット! さっきまで眠そうにしていた誰かはテンション上げまくり(^^) AM6:30 受付が終わりいよいよ開会式。 にわかに緊張感の漂う会場。 そしていよいよ児島玲子さんの 『スタートフィッシング♪』 の合図で移動組みは一斉に車へ。 過去3大会ではWRCの如く砂煙を上げて スタートダッシュで駆け出したGOさんだが 今回はミツミツさんの車に便乗している様だ。 そしてこれまでの様子とは違い一台づつ 会場を後ににする移動組みの車。 ミツミツさんとの間に一台挟んで いよいよこちらもスタートだ。 今回ハンドルを握るのは長男。 親父はナビシートで偉そうに指示を出す(^_^; 左!真っ直ぐ!右! 会場を出た車の列が徐々に分散し 思い思いのポイントへ向かっている。 すると前を走るミツミツさんの車はコンビニへ。 軽くクラクションを鳴らしてお互いの健闘を祈り ここでGOさん達と分れそれぞれの目的地へ。 目的地へ到着すると既に大会参加者がうようよ。 うわぁーっ! こりゃぁ競争率高そうだ。 そして足早でポイントを目指して釣座を確保。 先週と変らず少し白く濁って見える海。 ひょっとしていつもこうなのか? 何か山陰の澄んだ海が恋しくなる。 ここでややモチベーションを落としながらも タックルの準備に取り掛かる。 エギ王の大会参加に備えて昨日買ったばかりの エギ王Q浅3.5号をセット。 今回選択したポイントはシャロー気味のエリア。 今シーズンに入りシャローではQ浅シリーズで 結果を出している長男を真似してのチョイス。 そしていよいよファーストキャスト。 つ・れ・ま・す・よ・う・に・・・ と願いを込めるのだが… 初めて使うエギ王Q浅。 当然ながら 沈まねぇ〜 まずは一杯と焦る気持ちとフォールスピードがアンマッチ! 調子こいてジャークを連発し過ぎると 海中からQ浅が勢い良く飛んでくる。 ヤバッ! こりゃぁ俺には合わないかな(-_-) それでもそんなQ浅に慣れようと キャスト、キャスト、キャスト しかし・・・ 横でキャストしていた長男は早々に見切りをつけて 岩場の方へ様子を見に行くと言い歩き出した。 ここでの勝負は満潮へ向け潮が動くと予測した8〜9時。 それまでは動かんぞと打合せをしてたのに… 岩場へ向け小さくなっていく長男の姿を気にしながら 潮が動き出すまで辛抱じゃぁ〜とキャスト続行。 相変わらず時折りQ浅が勢い良く水中からジャンプしてくる(^_^; エスツーを撃ちたい! そんな思いを抑えながらエギ王Q浅をキャスト。 ノーマルのエギ王も買っておけばよかったと少し後悔。 少し離れた所で他の参加グループが騒いでいる。 どうやら誰かが初アオリをゲットしたようだ。 クソッ! そうこうしていると遠くの岩場でうろうろしていた 長男の小さな姿が大きくなりながら戻って来た。 「どうやったか?」 (聞くまでもないのだが…) 『ダメやった…』 (やっぱりそうか…) 「向こうで釣れたぞ」 『ふ〜ん』 あまりヤル気のない返事でキャストを再開した長男。 キョロキョロ辺りを見渡しながら集中力してない様子。 数キャストしたところでエギをフックキーパーに掛け 『どうしよっかなぁ〜』 「潮が動くまで待てっちゃ」 『あっちに行ってみようかな〜』 「絶対ここっちゃ」 『う〜ん』 既に長男の気持ちはここには無く 違うポイントへと向けられている。 「あっちかぁ〜?」 そしてタックルを手に体の向きを変える長男。 「お、俺も行くわ」 結局辛抱し切れずにポイント移動。 やはりこれが後で裏目に出た。 プチランガンでポイント移動してみるが 潮の様子はさっきのポイントより悪い。 そこへやって来た一人のエギンガーの方が エギをキャストしている親父を見て話し掛けてきた。 『今日は何かやってるんですか?』 「ヤマシタのエギング大会です。」 『あっ!それで〜』 『いつものポイントに同じ帽子かぶった人が 3m間隔で並んでシャクっているから・・・』 「ここは良く来られるんですか?」 『先週は300gクラスが数杯・・・』 「ど、どこがいいですか?」 『ここならやっぱりアソコやね〜』 と教えてもらったのはさっき狙っていたポイント。 (やっぱり・・・) 『今日はもう叩かれ過ぎやろ〜』 「いえ、アソコで頑張ってみます」 「ありがとうございました♪」 少し離れてシャクっていた長男を直ぐに呼び寄せる。 『誰と話しよったん』 「知らん人」 「教えてもらったぞ」 「先週300gクラスが釣れたって」 「さっきのポイント」 『うそっ!』 「戻るぞ!」 そして早足でさっきのポイントに戻ると別グループが2組。 何とか二人が入れる場所があったのでホッとしてキャスト再開。 (やっぱここやったんじゃぁ〜) 波で出来た泡が列を作って潮目がうっすらと見えている。 よっしゃよっしゃ。 思った通りいまからが勝負じゃ! 少しすると長男の向こうでキャストしていた人のロッドが曲がる。 そして抜き上げると反対側から同じグループらしき人が問いかける。 『何グラムぐらいあるか〜?』 『200ぐらい』 ふふっ、200gか… 俺は300、いや400、いや500狙いじゃ〜! すると更に離れた場所での会話が続く。 『何杯釣れた〜?』 『4杯!』 よ、よ、よんはい… それから少しするとそのグループが動き始めた。 別の場所へとポイントを変えるようだ。 そしてみんなの手にはそれぞれイカの入った袋。 ヤラレタ〜 既に時合い終了か? その後二人でキャストを続けたが ロッドが曲がるのは根掛かりだけ(-_-) (やっぱ粘ればよかった…) (動くんじゃなかった…) (潮が動くのを待ってれば…) AM10:10 終わった・・・ 少し早かったが二人とも戦意喪失して納竿。 会場へ戻ってGOさん達とお喋りでもしてた方が楽しいや。 そう思って会場へ戻ると意外と居残り組みが減っていた。 既に釣りを止めてる人はチラホラ。 AM11:00 帰着申請 検量する事無く抽選券だけを貰う。 そして相変わらず参加者のサインに励んでいた 児島玲子さんにお願いしてツーショットの記念撮影(^o^)/ それにしても未だにGOさん達は帰って来ない… もしかして… 続々と帰着申請&検量をする人が増えてきた。 あぁ〜ぁ やっぱり粘っておけば… 後悔の溜め息でその様子を眺めていると ようやくミツミツさんの車が会場へ戻って来た。 その窓から顔を出して 『しん吉さん釣れた〜?』 とGOさんの声が響く。 「いいやダメやった…」 「どこ行ったん?」 『ふふっ、○○まで…』 「やっぱりねぇ〜」 「どうりで帰りが遅いと思ったよ」 「で、釣れた…」 釣果を聞くと MOTOさんがウェインサイズを一杯で GOさんミツミツさんはモン吉のみだったようだ。 ***** 中略 ***** そしていよいよ表彰式。 優勝は地元のアングラー。 プラをかなり重ねた結果だとか。 全体的にはまぁまぁ釣れてたのかな。 モロ腕の差が出たって事ですか(-_-) 表彰式が終わると次は抽選会。 毎回景品が参加者が望む物から遠のいている様な… だから盛り上がりもイマイチ。 そんな中、何故か一人だけ裸足の人が喜んでいる(^_^; 景品ゲットおめでと〜♪ 先週のプラ、そして今週の大会と連続Bo-zu。 おまけに抽選会もじゃんけん大会も見事にスカで サインを貰った参加賞だけがお土産となった。 来年の大会もここだとイヤだな〜(>_<) |
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