めばるin関門 関門海峡でのメバリング エギング 山口県下関市周辺でのメバル釣行記
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2008年 1月 6日

■ ボート de ワカサギ ■






昨年の秋口から準備を始めたワカサギ用タックル。

竿はダイワのイカダ用の1.8で先径は極細の0.35mm。
リールはシマノの小型両軸リール。
ラインはバリバスのわかさぎPEの0.4号。
リーダーはバリバスのわかさぎ手繰り糸0.6号。
おもりは下野(しもつけ)の氷上おもりS,M,L。
仕掛けは2.5〜3.0号の5〜14本鈎。
がまかつのワカサギボンバー秋田狐も用意した。
それからネットで仕入れた仕掛巻きに
100均で買った収納用ケースなどなど…

もう完璧!(^o^)/

次男には昨年親父が使ったタックルを準備し
極寒に備え年々成長する体を考えた防寒対策の
品々も万端に整い後は釣行するのみ!

だったのだがとうとう年末の釣行機会に恵まれず
年を越してようやく待ちに待った日がやって来た。

AM5:00

正月ボケで生活が不規則になっていた次男だが
驚くほどに目覚めは良かった。

早速新調したアンダー、インナー、アウターに
着替えさせる。
これほど子供の着替えが楽しかったのは初めてかも。
何たって親父が服を選んで買ったのが初めてだから(^^)

親父も昨年新調したウェアに着替える。
ベースレイヤーの上はユニクロのヒートテック+T
ベースレイヤーの下はミズノのブレスサーモタイツ
サーマルレイヤーは中間用で上にブレスサーモウール
そして上下はDaiwaのXVXブレスマジックインナースーツ
プロテクションレーヤーはDaiwaのフルタイムバリアスーツ
最後のセーフティーレイヤーはパズデザインのSLV-007

こちらも完璧!(^o^)/

そして近くの釣具店で餌を購入し
待ち合わせ場所へ向かう道中のコンビにで
朝飯、昼飯、飲物、おやつを仕入れる。

AM6:30

待ち合わせ場所の山本ボート店の駐車場に到着。
続々と県外ナンバーを含め車がやって来る。
係員の指示に従って車を移動したりしてると
着信メールで『もう直ぐ着きま〜す♪』
そして程なく笑顔の三人が現れた。
グレリンさん、wataponさん、ロッキーさんの三人だ。

しん吉親子は普通の手漕ぎボート。
グレリンさん達三人は大き目のボートで
二艇に別れて日の出前の静かな湖面に
それぞれでボートを漕ぎ出した。

無風で鏡面に近い湖面。
静寂の中をオールを漕ぐ音と
ボートが水面を走る音だけが
耳へ入り寒さも忘れて何とも気持ちいい。

最初にしん吉親子が向かったのは大番の近く。
グレリンさん達は桟橋の近くを目指して
離ればなれでのスタートとなった。

まずは次男の1本目のタックルを組んで先に釣り始めさせる。
そして次男の2本目のタックルを組んでいると・・・

『お父さん・・・』

『釣れたかも・・・』

「おっ!もう来たか?」

「早よう巻いてん」

『うん♪』

「 ・・・ 」

『釣れたーーーっ!』

「やったのぅ♪」

バケツに水を汲んで本日の1匹目。
しばらく二人でバケツを覗き込み
ワカギの泳ぐ姿に見入っていた。

今日は沢山、つ・れ・る・か・も

そして次男は釣り再開。
親父は次男の2本目と自分の2本を組み上げる。
その間も次男が釣る度に取り込んでやって
一人だけ何だか慌ただしい時間を過ごした。
そして14本鈎に餌を付け終えて・・・

ふぅーーーっ

ようやく釣りが出来る。

顔を上げて辺りを見渡し改めてワカサギ釣りに来ている
実感を握り締めたロッドと共に小さく揺れるボートの上で
しみじみと感じながらひとり怪しくニヤケルひげ面親父。

キモイ!(^^;

ボートから少し離れた湖面にはワカサギが
ピチャピチャやっているのか小さな波紋が
数個広がっては消えている。
するとバゴッ!と湖面を割るライズが響く。
間隔を空けながら数箇所で聞こえるそのライズは
ブラックバスが表層のワカサギを捕食しているのか?
水鳥たちの活性も高くバシャバシャやっている。

(こりゃぁええぞ。)

次男はもう2桁を越えている。
親父は開始が遅かったからまだ2匹。





朝靄の漂う静かな湖面。
ワカサギの他には小さなブルーギルの活性も高かった。

そこへ最初のポイントでアタリが無かったと言う
グレリンさん達もやって来てボートを並べて釣り再開。
だが…
何故かアタリが遠のき…
沈黙が続く中
ポツポツと…

そしてしん吉親子艇のランガンが始まった。

最初は大番の奥へ。
そこは金魚サイズのギルが連発。
早々に見切りをつけて次はキャンプ場下へ。
ここは数艇のグループに混じり一人乗りのボートが2艇。
どちらも見た感じベテランの様な感じで期待は高まるが…
相変わらず単発。
14本鈎が虚しい。
レジャー気分のグループには全く釣れていない様子。
こりゃダメじゃ。
で最初のポイントへ戻るも状況は変らず。
グレリンさん達と一緒に今度は桟橋前へ。
数艇のボートが係留している中で
一人乗りの2艇がバンバン釣っている。
何故?
棚、誘い、仕掛け…奥が深い。
ここのボトムでは根掛かりが激しく鈎を1本ロスト。
モチベーションが上がらないので再び単独移動。
爆釣を求めて気になっていた赤土へ。
相変わらず微風で穏やかな天気。
静かな湖面でボートを漕ぐのが気持ちいい。

赤土へ到着するが数杯のボートに活気は無く
水質もイマイチのような感じがして
数回仕掛けを投入し直した所でポイント移動。
少し上流へ向けてボートを走らせて
他のボートが居ないところに浮いていたブイへ係留。
釣りを再開したのだがこのブイの安定が悪く
ボートがちょっと流されて釣り辛く直ぐに移動。
今度はまた対岸を目指してボート漕ぎを楽しむ。
さて次は…
あまり遠くへは行くまいと結局キャンプ場下へ。
ボートはかなり減っている。
釣れてないな…
やっぱ大番かぁ〜

大番へ戻り朝の係留ポイントで粘る事にした。
釣れるのはポッツリ、ポッツリ。

ふぅーーーっ

準備万端整えてようやく迎えた実釣。
それなりに大きな夢と期待があったから
今の状況はとても辛い。

まっいつものことだけど…

そこへまたグレリンさん達が戻って来て合流。
ボートの上で沸かしたお湯を分けてもらって
温か〜いカップヌードルの昼食。








家で食べるのとは一味も二味も旨くなる(^^)
一緒に買ったおにぎりもたいらげて
体はポカポカお腹はいっぱい。

だが釣果は…

さぶーーーっ

相変わらずの釣れるペースを辛抱するが
我慢出来ずにまた単独移動。
桟橋前の岬に係留してある大き目の船へ乗り移り
広々とした船上で釣り再開。





開始早々はポツポツ釣れたのだが

次男はそろそろ辛抱の限界か・・・

すると一羽のカモが人懐っこそうに近付いて来た。
じーっとこっちの様子を窺っている。
その姿にだいたいの想像はついた。





(こいつ餌が欲しいんやな)

(でも何を…)

(ふやパンや鯉の餌が有る訳でもなく)

( ・・・ )

(まさかね〜)

(いやいや…)

( ・・・ )

(でもまてよ)

「おい!ワカサギあげてん」

『 ・・・ 』

『はぁっ?』

「カモにワカサギあげてん」

『うん♪』

バケツの中で浮いているワカサギに手を伸ばし
それをカモに向けておいでおいでをする次男。
するとカモの様子が変った。
短くカールした尻尾を左右に振りながら寄って来る。
その仕草がなかなか可愛い。
だが次男もカモもちょっとビビッている様子で
手渡しではどうも食べそうにない。

「おい、投げてん」

『 ・・・ 』

ポイッ!

ポチャン!

バシャバシャバシャッ!

(凄い!)

『うひゃひゃ♪』





「もう1匹やってん」

ポイッ!

ポチャン!

バシャバシャバシャッ!

(オモロイ!)

『キャハハッ♪』

そして調子に乗って貴重なワカサギを数匹
失ったところで我に返り餌やり中止!

『もう一匹〜♪』

「ダメ〜!」

そして釣りを再開するが次男はもうすっかり遊びモード。
狭いボートから開放された少し大きめの船上で
バケツの中で泳ぐワカサギを引っ掛けて遊びだした。





「その辺で止めとけよ」

「頑張ったら釣れるっちゃ」

『 ・・・ 』

しばらく沈黙した次男が次に口にしたのは

『お父さん帰ろ♪』

「 ・・・ 」

『帰ろうやぁ〜!』

「 ・・・ 」

『ねぇーーーっ!』

「 ・・・ 」




「ぼちぼち片付けようか」

『うん♪』

PM15:00

グレリンさんに別れを告げて
一足先に納竿となった。





そしてそのあと夕マズメを前にして
ワカサギのスイッチが入って三人ともプチ爆釣!
だったと後で連絡をもらいちょいと後悔。

毎回ではあるが今回も好天気に恵まれて
結局釣果には恵まれなかった。
ワカサギ釣りは低気圧を伴う
荒れた天候の日に行くべし?

今度はそうしてみるか。


PM18:00

釣果は二人で60匹(-_-;





カモにあげなければ70匹UP?

でも我が家ではベストな量(^_^;

さぁ食うで〜

自己流でワカサギを捌いて





サクッと天ぷら。

まずは…

ブシュッと缶ビールのフタを開け

ゴクッゴクッゴクッ!

ぷっはぁ〜!

そして箸を伸ばして…

サクッサクッサクッ!





美味い♪

その旨味はワカサギそのものでは無く
去年からワカサギ釣りに入れ込んだ思い。

そして一緒に美味しいと言いながら食べている次男の笑顔。

『お父さん美味しいねぇ〜♪』

「おう!旨いのぉ〜」

(こりゃぁ格別に旨いわっ!)

ゴクッゴクッゴクッ!

「また行くか?」

『うん♪』

正月休み最終日。

明日の仕事始めの事を考えると少しビールが苦くなった(^_^;

だけど次の夢を思い浮かべながら怪しくニヤケていた。

キモイ!







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