めばるin関門 関門海峡でのメバリング エギング 山口県下関市周辺でのメバル釣行記
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2008年 1月26日

■ カサゴゲーム ■






最近は次男の宿題やら何やらで

潰れてしまう事が多い土曜日の午前中。

今日も気付けばもうお昼。

今から昼飯の準備をして

それを食べてから出撃してると…

あんまり時間ないよなぁ〜



出撃を見合わせる。

さて…

昼から何をしよ〜?

天気が良いので取りあえず墓参り(^_^;

でも直ぐに終わって

あっという間の帰宅。

時間は15時過ぎ…


うぅーーーっ







やっぱり…







行こう!





海へ!





(^o^)/





「行くか?」


『うん♪』


『餌?(^^)』


「いいや」


「ワーム」


『餌がよかったな…(-_-)』


「ワームで釣れるっちゃ」


『 ・・・ 』


『わかった…』


『じゃぁワームでいいよ』


『早く行こ♪』


「 ・・・ 」


日暮れまでの残り少ないタイムリミット。
いざ出撃〜!

夕マズメ前のガラ〜ンとしたポイント。
見るからに活気が無い。

そんな事でモチベーションを落とさぬよう

釣れる!

釣れる!

釣れる!

と唱えながらタックルを準備。


「さぁ〜釣るぞ〜!」


と次男に声を掛け自らに気合を入れる。





次男は波止の内側で
親父は波止の外側で
それぞれスタートフィッシング!

親父が攻めるのは
エギングでは魔のブレイクゾーン。
ガツガツとエギを喰うそのゾーンは
半端なく荒い。
これまで何本のエギが犠牲になった事か。

今回はあえてそこへリグを投入し
ロックフィッシュを狙うのだ。

ワームは先日カサゴのビッグママを仕留めた
カサゴ職人”バグアンツ”
あれだけほったらかしにしてたのに
いまや超お気に入りのワーム♪
単純な親父だな。

ファーストキャスト。
それは流れの方向と強さを読む
関門では大切な一投。

よっしゃ!

向きと強さを確認出来たら直ぐに
リグをピックアップして
次が本当の?
ファーストキャスト!

ブレイクラインの向こう側の潮上に向け
上体を斜め方向へ向けて軽〜くキャスト。
ベールを倒したまま人差し指で
極力テンションが掛かり過ぎないように
軽くサミングしながらリグを潮の流れに乗せ
フリーフォール&カウントダウン。
途中からベールを起こしてティップへの
テンションを取り戻すべく
ラインスラッグを使ってフォール。
やがてリグはボトムへ到達して
コツコツ
っとティップへその振動を伝えてくる。

軽く深呼吸をしていよいよ
ロックフィッシュとの戦いだ。

コッ…

コッ…

コツコツ

ボトムに着かず離れずを意識したロッドワークで

根掛かりに注意しながらリグを操る。

ガガ

ガガガッ

ガツ!

でも幾ら注意しても根掛かる時は根掛かる。

それだけ荒いポイントなのだ。

だから狙ってみたくなる。

開始から小一時間経つが
根掛かり以外ボトムからの反応は無い。
夕メズメも半分過ぎて?
夕闇が迫りつつある。

ダメか〜?

と思いつつもバイトも無く飽き気味の
次男の気を晴らすように話し掛けながら
魔のブレイクゾーンを攻め続ける。

すると…

!?

クッ?

グッ?

ググ?

ググッ!

つ、釣れた…

向こうアワセで


(-_-;


それでも親父の一匹目に次男は大喜び。





「これコマイけぇ〜リリースやね」


『うん、逃がそう♪』


ボチャッ!


『バイバ〜イ♪』


「さぁ!お前もがんばれよ〜」


『うん♪』


飽き気味だった次男もモチベーションを取り戻し
自分なりに狙ったポイントへ

キャスト

キャスト

キャスト

(がんばれ♪)

しばらく次男の様子を見届けて
親父は更にブレイクを攻略すべく果敢にキャスト。


しかし


ゴツゴツ


ゴッ!


ゴッ!


えぇ〜くそぉ〜


ギュイン!


ギュイン!


ブチッ!


( ・・・ )


『お父さん釣れた?』


「いいや・・・」


根掛かりとジグのロストを繰り返していると
陽は沈み西の空に残った明るさも
東から襲ってくる闇に包まれだした。

ちぇっ…

もう終わりか…

と思っていると

時合い到来か

アタリが頻発して…


グググッ!





ブルブルッ!





うひゃひゃ!


連発である。


必死で頑張る次男をよそに

親父だけ楽しんでいては気が引ける。


「おい!ちょっとロッド貸せ」


『 ・・・ 』


「ええけぇ〜貸してみ〜」


『はい・・・』


そして

ゴソゴソゴソ

・・・

ボッチャ〜ン!


「ほら、巻いてみ〜」


『(ニタッ♪)』


「引きよるか?」


『うん♪』


親父がゲットしたカサゴで
引き味を楽しませてやった。





更に親父はブレイクを攻めて


グググッ!





20型クラスを3尾キープして後はリリース。


短い時間だったけど


まぁまぁ楽しめて納竿となった。


そして帰りの車中…


『お父さん、ボク初めてやった』


「初めて?」


『うん♪』


「何がか?」


『夜の釣り♪』


「あ、あぁ…」


「夜釣りねぇ〜?」


(^_^;


「また今度夜釣り行くか?」


『いいや』


!?


「なしてか?」


『ボクまだ子供やもん』


(うぷっ)


「行かんのか?」


『行ってもえぇん♪?』




「あ、あぁ…」




「も、もうちょっと大きくなったらね(^_^;」




『うん♪大きくなったらまた行く』


「さぁ帰ってカサゴ食べよ」


『うん♪』


いま思えば長男と夜釣りに行ったのが
親父がルアーを始めるきっかけだった。
ケビがゴムの疑似餌に負けるなんて…

今から約8年前、長男が小学6年の頃だった。
て事は次男のナイトデビューはまだまだ先?



ふぅーっ


良かった?(^_^;










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