2008年 4月19日 | |
■ 悪魔の雄叫び ■ 今夜は会社の飲み会。 天候不順で明日のアオリ調査は中止となり 釣りを忘れてとことん飲み明かす事にして カンパ〜イ♪ 飲み放題のコースだったので次から次へと… そして2次会は当然 NINO でもさっきまで調子に乗って飲み過ぎたようで グラス片手に大きな声で話しながらも 時折意識は遠のいて〜 閉店まで飲むつもりがいつの間にかお開きとなり 午前様ではあるが予想外の時間に帰宅。 その帰りに見た穏やかな月夜。 今夜は大潮の満月。 だからこそとことん飲むつもりだったのだが… 玄関のドアを開け暗い家の中へ。 すると長男の部屋から灯りが… ふふっ 釣師の悪魔の魂が目覚めた! 「ただいま〜」 『おかえり〜』 灯りは点いていたが一応声を掛けて起きてるのを確認。 そして親父の姿を借りた悪魔が叫んだ。 「おい!行くぞ!」 「海に連れて行ってくれ!」 『いまから〜?』 『どこ行くーん』 「そりゃぁアッコいや」 「キロアップ釣れるかもよ〜」 「行くやろっ!」 『ええけど〜』 「おっしゃ!」 「ありがとう〜♪」 悪魔の甘〜い囁きが効いたのか 長男がハンドルを握って緊急出撃となった。 焼酎臭い親父をナビシートに乗せ深夜のドライブ。 長男の胸中はいかに・・・ これでアオリイカが釣れれば少しは感謝される... か・も・ね ナビシートに座り窓の外を見ると綺麗な満月が 流れる雲に隠れたりまた出て来たり… うむ? 気になるあの雲の流れ… その悪い予感は的中した。 自宅周辺は穏やかだったのだが 到着したポイントは風がビュービュー や・ら・れ・た おかげでだ〜れも居ない貸切り状態なのだが それを喜んでいる場合じゃない。 こんな時間に折角ここまで来て… とりあえず風を我慢してキャストキャストキャスト。 あまりの風に無言の親子。 (すまんのぉ〜) と長男に申し訳ない気持ちをバネに頑張ってはみるが… おまけに大潮とはいえこの時間帯は最悪のド干潮(-_-) さっきまでの綺麗な月は雲の中へ姿を消したままだし… 「おぉ〜い次へ行こうか」 『 う ん 』 親父がバカな考えをおこさなければ今頃は布団の中。 (すまん、許してけろ〜) でもここまで来てこのままでは帰れない。 「おい!あっこなら釣れるかも!」 「のっ!」 (連れて行って下さい) 「行ってみるやろ」 『 う ん 』 そしてまたまた貸切のポイントへ到着。 当然ここも風がピューピュー(-_-; それでも大物を夢見るバカ親父。 だが反応を読み辛い海と風に負け 結局後味の悪い納竿となった。 約2時間の強行釣行を終えて帰宅したのは午前4時。 中途半端に酔いは醒め飲み直す時間も無く ただただ長男に悪い思いで布団に入ったが その後今夜の事を反省をする間も無く 瞬爆! 酔いと疲れでその夜はきっと いつになく大きなイビキだったに違いない(^_^; 長男には悪魔の雄叫びに聞こえたかも(-_-; |
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