めばるin関門 関門海峡でのメバリング エギング 山口県下関市周辺でのメバル釣行記
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2008年 4月20日

■ キロピタ ■






広がる青い空。

絶好のエギング日和。

なんだけど・・・

そこは大人・・・

我がまま言わずに

グッと堪えて…


昨夜関門の夜を楽しんでもらった親戚を
生前はお世話になったと懐かしむ義父の墓へ。

海の幸が好きだった義父。

釣ったアオリイカを持っていくといつも喜んでくれた。
鹿児島の枕崎の近くにある坊津と言う所出身の義父は
子供の頃はよくアオリイカを引っ掛けて釣ってたとか・・・

みんなそれぞれの思いで墓前へ。

墓参りを済ませるとまだ少し早いが御食事処へ。

うはっ!

昼から凄いご馳走(^^)
食後は別の店でお茶をして・・・
新幹線の駅で別れを惜しむ。

これで任務完了!

ちょうどそこへ・・・

どっかで見られてた?

て思えるぐらいの

グッドタイミングでグレリンさんからの電話。


『今期の関門初アオリがヒットした後のキャストで
 連荘でキロアップが釣れました。来ませんか〜』


「マ、マジッっすか〜!」


「す、すぐ行きま〜す!」


衝撃だった・・・

速攻で帰宅して出撃準備。

珍しく家でゴロゴロしていた長男に声を掛けるが
関門のエギングはあまり好きじゃないようで・・・

タックル良し!

ギャフ良し!

大型クーラー良し!

ちょっとクーラー大き過ぎやか(^_^;

でもそのぐらいの心意気で出発〜!

一人で良い思いをしてはなるまいと
ratchさんにも出撃を伝えるメールを送るが
返信がないままポイントへ到着。
丁度駐車場に居たグレリンさんに挨拶して
ratchさんにも出撃メールを送ったと話していると

『ratchさんなら あ・そ・こ・に・・・』

「ゲェーーーー−−ーッ!」

もうシャクってるし(-_-;

『ratchさんにもメールしたら吹っ飛んで来ました』

「なんじゃ〜そうやったんか・・・」

そしてグレリンさんratchさんと並んでキャスト開始。

みんなで並んでシャクるこの緊張感。
誰もがそこに居るであろうモンスターを
手中に収めるべく神経を集中させ息を呑む。

静かに

そして

熱く

キャスト

キャスト

キャスト

お互いの

ロッドをシャクる音に

刺激を受けながら

モチベーションを上げていく。

そして曲がった!

しん吉のロッドだ!

グイン!

うはっ!

(^o^)

だが・・・

浮上してきた獲物は

回った…

クルッ

クルッ

クルクルッ

と・・・

ヤツだ!

めば関での通称”ジェイソン”





一般では”シリヤケイカ”と呼ぶが
たまにネットサーフィンをしてると
今やジェイソンはシリヤケイカの代名詞に
なりつつあるんじゃないかと思う事も・・・

恐るべし





で気を取り直してキャストを続けるが
誰も本命でロッドを曲げる事は無かった。

そうこうしてると見覚えのある車がやって来た。

長男の車だ。

どうやら我慢が出来なくなったようだ(^_^;

それから4人並んでシャクるのだが

時間だけが静かに過ぎていく・・・


すると


『僕のイカでも見て人間の活性あげますか(^^)』


とグレリンさんがスカリを上げて獲物を披露。





おぉーーーーーっ(^o^)v

そして暫くダベリングタイム。

少しはみんなの活性も上がったようでキャスト再開。
その直後、
ratchさんのロッドのティップが一度絞り込まれるが

ボヨ〜〜〜ン

痛恨(>_<)


しかし期待は高まった。



グレリンさんとratchさんはタイムアップ。

長男も肩を落として納竿。

独り夕マズメのポイントでキャストを続けた。

ゴールデンタイムとともに潮もいい感じだ。
4号のデフレエギでヒットゾーンを果敢に攻める。

ガガッ!

やっちまった(-_-)

おりゃぁ〜

ブチッ!

デフレ3本目の奉納。

それでも怯む事無くデフレを撃ち込む。

すると…

ちょっと潮が緩くなった。

よっしゃ!

4号デフレからエスツーの3.5Dにチェンジ。

ハーフキャストでボトムを取り

ジャーク&ドリフト

ジャーク&ドリフト

ボトム寸止めフォールで

ジャーク&ドリフト

狙ったゾーンへとエギを送り込む。

すると

ギュイン!

(キタッ!)

おりゃぁ〜!

グイッ!

グイッ!

と大きくアワセを入れる。

すると・・・

ギュイーーーーーン!

ギュイーーーーーン!

ふふっ

やった!

ギュイン!

ギュイーーーーーン!

アドレナリン大放出!

心拍数は上がり鼓動が響く。

ギリッ!

ギリッ!

とリールを巻くと

ギュイーーーーーン!

(たまらんわぁ〜)

ギリッ!

ギリッ!

ギュイーーーーーン!

(昇天するわぁ〜)

でも…

ドラグは

出ない…

出ろっ!

・・・

ダメか…

そして

ブシューーーッ!

まぁまぁのアオリイカが浮上して来た。

そこからも何度か逆噴射を浴び
楽しませてくれた。

ギャフも一発で決まってドサッ!

(やったぜ〜♪)





キロ?

あるやろ〜

ほほほっ(^^)

そしてひつこいぐらいの記念撮影。
イカ〆ピックでお色直しを済ませ
更に撮影は続く(^_^;

ふぅ〜

僅かに震える体。

もっともっと震えたい。

いつかきっと・・・

そして検量。

え〜っと・・・



良く目を凝らしてみるが・・・

そしてバネばかりのバネを上下させてみる

ビヨ〜〜〜〜〜ン

ビヨ〜〜〜〜〜ン

でメモリを読む。

もう一度見直す。

でも変わらない。

1000g

キロピタ。

キロアップと

呼べる?

呼べない?

キロピタ。





しかし独り残って頑張った甲斐があった。

うっしっし(^o^)/

4号デフレから3.5Dにチェンジした一投目。
狙い通りに決まった一撃!
今日のキロピタは重量以上に価値ある一杯。

そしてそれは2日間親戚を案内した事に対する
義父からのプレゼントだったのかもしれない・・・

その後痛恨の2バイトをフッキング出来なかったが
納得の一杯で今回は久し振りに笑顔の納竿。


「ただいま〜」

『お父さん釣れた?』

「おぉーっ!」

・・・

「おい見らんのか」

・・・

「はよ〜来いや〜」

『ちょっと待って』

「 ・・・ 」

『どれなん?』

「ほら・・・」

「これじゃぁ〜♪」





『大きいっ!』

「じゃろ〜が」

『良かったね』

「お、おぅ(^^;」

『今度は僕も連れて行ってね』

「そのうちにの」

『うん♪』

そのキロピタは翌日

刺身

塩焼き

キムチ

となって食卓を賑わし

みんなでペロッと食べきってしまった(^_^;







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