めばるin関門 関門海峡でのメバリング エギング 山口県下関市周辺でのメバル釣行記
[HOME]

めばるin関門 関門海峡でのメバリング エギング 山口県下関市周辺でのメバル釣行記
めばるin関門 関門海峡でのメバリング エギング 山口県下関市周辺でのメバル釣行記

2008年 6月14日

■ crawfish ■



『ねぇ〜お父さ〜ん』


『行こう〜♪』


今日は次男にせがまれて…



まずは公園で枝拾い。

少し藪に分け入ると

良い感じで枯れた小枝が…

これと

これと

あっ

これも

おっ

こっちも

おっと

これも

ええわ〜


ニヤッ


いったい何本拾うんじゃい!


(-_-)


と自分に問いかける。


(^_^;



そんな中から良さげな3本を手にして

残りはもとの藪へリリース(^^)



さて



次はディスカウントセンターに行って

5本入り88円の竹輪と

一番安いスルメ(サキイカ)をカゴの中へ。

その2点だけでレジに並ぶが

若いお姉さんに

『いらっしゃいませ〜♪』

なんて言われてカゴの中を見られると…

ちょっと恥ずかしい(-_-;

横では笑顔のガキがルンルン♪だし

このおっさんとガキは何者よ?

とか思われてるんじゃないかと…


とっとと支払を済ませて店を出て

一旦帰宅。



そして



薄汚れた押入れの前に立ち

そぉーっと禁断の扉を開く。

今にも崩れ落ちてきそうに

押し込まれたガラクタ?

いやいや貧乏性の数ある貯蔵品の中から

目的の物を息を呑んで慎重に探す。

崩落すると生き埋めの可能性も(^^;

ゴソゴソ

ゴソゴソ

そして何とか発見!

そぉーっと扉を閉めて…

おっと

バランスを崩す貯蔵品を片手で

サポートしながら

パタッ!




無事



ミッション完了である。




手にしたのは本来の役目を果たした事の無い

真新しいタコ糸(^^)



少し先を折ったりしならが枝の調子を見て

タコ糸の先を枝の先端に結びつける。

さて?

何結び?

かた結び?

いや〜?

とりあえず

ユニノット(^^;



そしておもむろにサキイカの袋を開けて

一つまみ




まずは…




躊躇する事無く




口の中へ。




モグモグ




旨い。




思わずグビッとしたくなる(^^)



ぐっと堪えて(>_<)




もう一つまみ(^^)





・・・

イケる。

こりゃ

もったいねぇ〜な

なんて思いながら


タコ糸の長さを調整し

プツッ

とハサミを入れた先に

3本のサキイカを結びつける。


よっしゃ!


crawfish タックルの完成だ。


予備のロッド(枝)

予備のライン(タコ糸)

ハサミ

おっと竹輪も…

レジ袋に詰め込む。


そしてアクリルの虫かごを

玄関先の収納箱から取り出して

準備完了!



いざ出撃〜♪



徒歩でポイントへ向かった。



到着したのは団地の中にある

池?

沼?

湿地帯?


先行者は元気なちびっ子数名。

『あっ!○○くんたち…』

どうやら次男の同級生の様だ。





近くに置いてある30cmぐらいの水槽の中には…

ゲェーーーッ!

ザリガニがウヨウヨ(@_@)

この数…

ちょっとキモイかも(-_-;


「こんないっぱい釣ったんか」


『おっちゃん簡単に釣れるよ♪』


「スゲェ〜なぁ」


「おぉーお前も早うヤレ」


友達とはちょっと足場を変えて

まだスレてなさそうなポイントへ

第一投!

ポチャッ

ゆっくりと沈むサキイカ

徐々に濁りの中へ姿を消した。

すると

プクプクッ

(きたな!)




「おぉ、ゆっくりあげてん」


『 ・・・ 』


『 ・・・ 』


「きてないか?」


『 ・・・ 』




細身の枝ロッドのティップは

いい感じで曲がっている。

(こりゃぁ来とるやろ)

すると濁りの中から

赤いアメリカザリガニが

ゆっくりと姿を現した。




「早よー上げてみぃー」


ギュン


ギュン


ザリガニが驚いている。


『 ・・・ 』




初めての獲物に緊張しているのか

水面を切ったところで次男の動きが

さらに鈍くなった。




「早よーこっちっちゃ」


『 ・・・ 』


「早よーせぇー」


『 ・・・ 』


ボチャッ!


「あぁ〜ぁ」




逃したにもかかわらず笑顔満面の次男。




『釣れたね〜♪』


「逃げたやんか」


『 ♪ ♪ ♪ 』


「早よーこっちに上げんけぇ」




次男は逃がしてしまった事よりも

初めて挑戦したザリガニ釣りに嵌った様で

笑顔いっぱいである。

そして二投目。

直ぐにまたザリガニがヒット!

親父がまた大声を出す中で

今度は無事キャッチ!

彼の人生初となるザリガニだ。





さらに餌を投入してはヒットして

持って帰る予定の2匹は直ぐにゲット。

その後は友達にあげたりリリースしたり。

すっかりザリガニ釣りに慣れると…




『お父さん…』


『もぅ帰ってもいいよ』


「 ・・・ 」


(邪魔者は散れってか)


「そ、そうか〜」


「大丈夫か〜」


『うん♪大丈夫♪』


『帰っていいよ♪』


(はいはい、そうするわ)





「おぉ、餌いるか?」





餌が無くなったという友達に

サキイカを分けてあげると




『うまぁ〜♪』


『ホント美味しいね♪』


(おいおい食うんかい)


「お、美味しいやろ〜」


「まだあるけぇ〜の」




自分が小さい頃の冒険心を思い出しながら

子供達の後姿を少し見守りその場を後にした。




「ほんじゃ気を付けて遊べよ」




そして夕方帰ってきた次男が




『よそのお母さんに怒られた〜』


「どぅしたんか?」


『大人が一緒じゃないとダメよ!って』


「 ・・・ 」




やっぱ今の時代はそうなんやろか?


自分が小さい頃は


オタマジャクシや


フナや


赤腹どんちゃんや


水辺で色んなものを捕まえたけど…


どこにも親の姿なんかなかったよな〜

泥んこになって

腹ペコになって

夕日の中を

ようやく家へ帰る


楽しかったなぁ〜

あの頃は…

遠い昔の思い出

すると

次から次へと子供の頃の

楽しかった思い出が蘇る。


そしてついつい飲みすぎて。

・・・

時間は経ちその日の夜

NINOで飲みならがザリガニの話に…

するとカウンターの向こうから

ザリガニ話に猛バイトしてくる若い女性。




『今日ですか?』


『どこですか?』


『アメリカザリガニですか?』


『ニホンザリガニいましたか?』




こんな若いのに何でそこまでザリガニに本気なんやろ〜

いったいこの娘は何者?

こんな娘も世の中にはおるんや〜

って不思議な感じで感心して話をしてると…




なるほど!




どうやら幼稚園の先生らしい♪

どうりで(^_^;



いやいやNINOで

若い幼稚園の先生と話が盛り上がるとは(^o^)/




次男に感謝するべきかな(^_^;




今度は何を捕まえに行く〜♪







SaltWaterLureFishing トップページ しん吉のメバル釣行記 トップページ
Home 釣行記TOP