2004年7月16日 22:00〜28:00 | |
●キロアップをもう1杯…●
既に梅雨は明けいよいよ夏! それでもまだ春アオリと呼んでいいのか? そんな事を考えながら キロアップに未練を残し今回も懲りずにエギング。 ポイントに着くと停泊中の船の灯りに照らされた海中を 今年は関門地区でやけによく目にするエイが 悠々と泳いでいる。 その数は、1匹、2匹、3匹、4匹… とてもいい気持ちはしない。 そんな灯りの中を避けて 糸おもりでチューンした3.5号をキャスト開始。 しかし激流の中あっという間に流されていく。 う〜ん… 着底もアタリも感じないまましばらくすると 流れが徐々に弱くなってきた。 おっ、これならボトムもとれそうだ。 そう思った矢先に海面近くを横切る茶色い影。 エイだ… かぁ〜こんちくしょう。 目の前を泳ぎまわる数匹のエイを見ながら キャストする気にもなれず海面を眺めていると 海中から海面に向けうっすらと見えてきたエイの 魚影の前方にもう一つの茶色っぽい小さな固体が目に入る。 はて? その動きはエイに追われているかのようにも見えた。 もしや… と思いすかさずその固体の少し後方へエギをキャスト。 フォールさせる事なく軽く小さなジャークで その固体の横を通して足元近くまでエギを寄せてステイ。 そしてその固体を観察していると スッ、スーッ、スッとステイしたエギに近付いてくる。 やっぱり。 その固体はアオリイカに違いないと感じた。 エギをピックアップして再度キャスト。 そして足元へと一気に寄せてステイ。 スーッとさらに寄って来るその個体は紛れも無くアオリイカだ。 おーっ、この時期、この場所でサイトエギングとは。 蘇る秋の記憶。 ステイさせたエギにアクションを加えステイ。 来い!さぁ来い! その願いが通じたのかスーッと動き出したアオリイカの 触手が一気に伸びてエギを抱き寄せる。 さらに抱き込み後退を始めロッドにテンションがかかる。 よっしゃ! 合わせを入れて、ドン! 次の瞬間ドバッ!と広がるスミ。 久し振りにサイトの快感を味わう。 ●サイトでゲットした1杯目は、450g その後また激しさを増す関門の流れに苦戦する。 キャストし着底のカウントダウンを待たずに 真横へ流れてしまうチューンドエギ。 こりゃダメだ! 何〜ともならん。 とシャクる事無くエギを巻こうとしたところにドンッ! 潮の流れの抵抗も手伝ってギュンギュンと伝わる 力強いジェット噴射に浸りながらサイズは? キロアップ? などと考えながらその引きを楽しむ。 そして少し前にポイントに到着したmocciさんに タモ入れしてもらい無事ゲット。 しかしその姿は明らかにキロ未満だった。 ●激流の中ゲットした2杯目は、850g その後止む事の無い激流に戦意喪失。 結局2杯で終了。 キロアップの姿を見る事は出来なかった。 その日遅れて合流したmocciさんは 今回、投げ釣りのタックルを持ち込む。 その仕掛けに直ぐにヒットしたのは良型のアナゴ。 幸先のいい釣果に期待は膨らむ。 その後ドラグを鳴らしてラインを引きずり出す獲物が ヒットするがバレてしまう。 今回「ウミケムシ」なる奇妙な生物を始めて目にする。 この生物の正体はイマイチ不明である。 それにしても気持ち悪い。 ここ数年、投げ釣りではよく釣れているらしい。 ●mocciさんの投げ釣り仕掛けにヒットした大アナゴ。 ●mocciさんがゲットした謎の生物! 通称、ウミ毛虫? |
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