2004年9月22日 22:30〜28:00 | |||
●ナイトゲーム
明日は秋分の日で休みだぁ〜っ! しかし天気予報によるとどうも空模様が怪しい。 そこで今シーズンの秋アオリでは初となるナイトゲームへ。 目指すは長門のお気に入りのポイント。 秋を感じる夜空は満天の星が広がり風も微風。 グッドコンディション(^o^)V いつもの事ながら期待を胸一杯にキャスト開始。 その期待とはランガンせずに済む事=爆釣なのだが… 1投、2投、3投… やっぱり… 4投、5投、6投… 今夜も… 7投、8投、9投… 期待外れなのぉ〜 ボトムからの2段シャクリ レンジを変えてのHPSJ オリャァ〜ッ! これでどーだ… ビシッ!バシッ! しかし全く反応無し(*_*) ふと釣り場の異変に気付く。 ライトで辺りを照らしてみると… ゲッ!な、なんじゃこりゃ… 先日の台風18号が残した傷痕が凄い! 外洋に面していないポイントだが凄い時化だったようだ。 台風の凄ざましあさを改めて感じた。 これじゃぁ海底の様子もかなりの変化が考えられる。 今まで○ボのないポイントだが一気に意気消沈。 あぁ〜あ… その後数キャストするがテンション上がらずポイント移動。 ここでノーバイトに終るとは… やっぱり今夜もランガンか? 次に向かったのは長門ではメジャーポイント。 案の定先客のエギンガーで賑わっている。 1人、2人、3人… 狭いそのポイントには入れる隙間はなさそうだ。 車から降りる事無く次ぎのポイントへ行くがそこも… 暫く車を走らせて向かった次のポイントは 明るい常夜灯の下にエギンガーが1人。 少ないエギンガーに喜ぶべきか、それとも釣れていないのか… おっしゃ釣ったたるでぇ〜!とテンションが上がる事も無く 車を停めてテクテクと常夜灯を目指す。 着いてみるとスミ跡は多いとは言えないがポツポツと。 常夜灯から少し離れた場所で暗い海に向けてキャスト開始。 狙いは大型! カウントダウンから2段シャクリそしてフォール 軽る〜くシャクってビシッバシッビシッバシッ! 乗ってくれぇ〜っ しかし願いは届かず静かな海からは何の反応も無い。 テンションの上がらない理由はもう一つ。 それは季節感の無い今夜の服装だった。 今の時期にTシャツ1枚のスタイルは既に季節外れ… 釣果も身体もかな〜り寒い。 もう撤収して帰ろうか?と思わせるぐらい寒い。 だがこのままでは帰れない。 そして寒さを忘れようとシャクリ続ける。 釣りバカなのだ。 暫くして立ち位置を変えた一投目。 最初のシャクリを終えてフォールに入ったところでドンッ! やった−っ! めでたく○ボを免れる今夜の一杯目をゲット。 さらにそれから数投目。 HPSJの直後にドンッ! ウッシッシ(^o^)V だけどそれで終った… いつものランガンコースを南下しながら次のポイントへ。 車は2台停まっているが釣り人の姿は1人。 置き竿を3本出した横でサビキでアジを釣っている。 こんな時間にこんな所まで来てサビキかよ〜 しかも置き竿には魚が釣れているのか ピクピクとアタリが伝わっているが放置している。 なんじゃこの人は… 時々見ていると上げた置き竿にもアジがぶら下がっている。 そこら中でボイルしているアジを見てると メバルタックル持って来とけばアジング出来たな〜と少々後悔。 それから暫くしてその釣り人の方から ギュウッギュウッとアオリイカの泣き声が聞こえる。 ?! そうです! その釣り人はアジの泳がせでアオリイカを釣っていたのでした。 全ての疑問が解けた一瞬だったが… 気付くのが遅いってか! さてさてこちらの方はというと… あまりの反応の無さにいつのまにか常夜灯の下で サイトのチビ達と駆け引きを楽しんでいる。 リリースサイズばかりでそろそろ飽きてきた頃 暗がりから近付く人の気配… もう1台の車で来ているエギンガーだった。 手にしている袋の中にはイカが入っている様だが たいした事はなさそうだ。(勝手な思い込み) 思わぬライバルの出現?に 常夜灯から離れて暗がりの中気合を入れ直してキャスト。 数投目のシャクリからのフォール中にドンッ! おっしゃぁ〜 キーパーサイズをゲット! 2人に気付かれるように取り込み 物音を立てながらクーラーへ収める(笑) どうだ! だんだんいつもの集中力がようやく戻って来たころ 2回目のシャクリから 来い、来い、来いと念じながらジャークへ移り 7〜8回ブチかました直後に ズンッ! ギュイン!ギュイン! おおぉーっ! 来た、来た! ティップに目をやると気持ち良く曲がっている。 久し振りのズッシリとした手応え。 そして力強く伝わる逆噴射。 念の為のアワセを大きく入れると ん〜っ、たまらない重量感! そして抵抗を続ける逆噴射の連発! ギュイン!ギュイン! 脳の中をジビレが駆け抜ける。 たまりましぇ〜ん。 脳を駆け抜けたシビレは次に全身を襲う。 もっとーっ! 忘れかけていた何かが蘇る。 久し振りの重量感と逆噴射を楽しみながら 曲がったロッドにニヤケ顔で目をやり リールのハンドルをゆっくりと回す。 疲れも寒さも吹っ飛ぶこの快感! やめられましぇ〜ん。 よっこいしょと抜き上げて無事着地。 横たわったその身体は丸々としている。 春のキロアップと比べるとかな〜り小さいが 最近のサイズからいくとキロアップに匹敵する やりとりを楽しめた。 数は出なかったが今シーズンの秋アオリの記録更新。 何とか満足のいく釣行となった。 胴長 18cm 重量 380g のアオリイカ 教訓:気はエギに現れる。 本日のキープ数
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