めばるin関門 関門海峡でのメバリング エギング 山口県下関市周辺でのメバル釣行記
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めばるin関門 関門海峡でのメバリング エギング 山口県下関市周辺でのメバル釣行記

2004年11月 7日  4:30〜13:00

●県北部へのプチ遠征ランガン

ナイトエギングでイマイチの釣果が続いた。
さぁ〜今夜はどうするかなぁ〜?
メバルにするかアオリイカにするか?ポイントは?
そしていつものように出撃前の情報収集。
まずはインターネットで天気予報をチェック。
おっ…
今夜から明日いっぱい快晴&微風と予報が出ている。
ほぉ〜っ…
こりゃぁ朝マズメから始めて日中エギングだな。
今夜の出撃は中止だ。
となれば…
ブシュッ、ゴクゴクゴク、プハァ〜ッ!
缶ビールを飲みながら明日の事を思い自然と顔が緩む。
そして次男に明日の釣行を悟られないよう作戦を練る。
久し振りに連れて行ってやりたいのだが何せ朝が早いので…
今回はゴメン。

支度を済ませ気付くと既に日付が変っている。
こりゃいかん。ちょっとは寝なきゃ。
AM3:00に携帯電話のタイマーをセットして、ZZZ…
しかし布団からようやく抜け出したのはAM3:20。
だがそこからの行動は不思議と早い(笑)
勉強しながら起きていた長男と長門を目指してGO!

AM4:30 最初のポイントに到着。
当然寝ずに起きていた長男は発信と同時にグーッ。
夜が明けるまで寝かしておく事にしてまずは一人で暗い海へ。
天気予報通りの空は半分欠けた月と星で賑わっている。
そして微風。
今から久し振りに迎える朝マズメに期待してキャスト開始。

開始早々で1杯目をゲット。
HPSJで乗ってきた。
しかし望むサイズではなかった。
東の星空が徐々に青さを増して行く中
HPSJでさらに4杯を追加。う〜ん、ぼちぼちのペース。
そろそろ朝マズメのゴールデンタイム突入か?
いやゴールデンタイムだっと後で思えるような釣果を期待して
時間を惜しみながら車で寝ている長男を起こしに行く。
これがなかなか起きないのよねぇ〜
起きれーっ!

眠い目を擦りながらタックルの準備をする長男の目を覚まして
やろうとHPSJを繰返していたところへドンッ!
早よぉせんにゃぁ釣れるでぇ〜
すると寝ぼけ顔の長男が一投目で良型をゲット!
釣れたよぉ〜っ…
一発でサイズを抜かれてしまう(汗)





やがて赤く染まった空から太陽が顔を出し始める。
久し振りに見る日の出はいつ見てもなんか清々しい。
思わず手を休めて見入ってしまう。





その後数杯を追加して完全に夜も明けサイトの様子を伺っている時
あぁ〜思い出すとまだ悔しい…
HPSJの後、足元でステイからボトム近くまでフォールさせ
チョン、チョーンと跳ね上げさせたエギ目掛けて海底から
猛スピードで近付く茶色い影!
エギにアタックしたかと思うと急反転。
そしてロッドティップを曲げながら海底に戻ろうとするその姿…
ヒラメだ!
思いもせぬ外道に心拍数は急上昇。
潜らせるものかとロッドを立てて踏ん張る。
かぁーっ!
久し振りに味わう魚の引き。
しかし楽しんでいる余裕はない。
リールを数回巻いたところで足元まで寄せヒラメの頭が水面を切る。
激しく暴れて抵抗を続けるヒラメを一気に抜き上げようとした瞬間…
ボヨ〜ン
ロッドからテンションが抜ける。
ちきしょーっ!
慌ててエギをキャストし直すのだが…
(汗)&(涙)
推定で40〜50cm、いや50〜60cmはあっただろうか?
逃がした獲物は大きくなるのだ(笑)

溜息を吐き放心状態の親父に向かって息子が一言
「焦り過ぎ」
ガ〜ン、落込んでる親父にそんなこと言うか。
しかしそうだったのかも…
いやひょっとしてもう一つ原因が有るとすれば…
ヒラメを掛けた立ち位置は先日ダイナンウミヘビを掛けた時と
ほとんど同じ位置だった。
これはきっとあの時リリースしなかった崇りじゃ〜っ!

虚脱感と戦いながら数杯追加するが直ぐには立ち直れない。
あぁ〜あ…
おもけに数でも息子が迫って来た。危うし…

暫くして今日の目的である萩方面のポイント開拓に向けて移動を始める。
途中、国道を左折して海岸線へ向かう細い道へ。
これが想像以上に狭い。
小さな船溜りや良さ気な磯は目に入ってくるのだが駐車スペースが…
そしてようやく駐車スペースのある小さな小さな船溜りにたどり着く。
左手には波静かな小さな湾が広がり右手は日本海の荒波が打ち寄せている。
迷う事無く左手へ…
少し浅いのが気になるが藻場が点在しなかなかいい雰囲気だ。
エギを通すラインをトレースしてキャスト。
少な目のカウントダウンからジャークを連発。
途中アタリを取りながら足元近くまでジャーク。
しかしアオリイカは姿を現さない。
「ヒット!」
後方で釣っていた長男のその声に振返ると
ロッドの曲り具合からみてまあまあのサイズのようだ。
しかしそれっきりで後は続かなかった。
途中で小さな船外機を付けた伝馬船が帰って来たので漁師に話しを聞くと
今日は濁りが出て漁も思わしくないようだ。
しかしこの海域はアオリイカは多いと言っていた。
ショアからの釣果は不明だが…

対向車が来ない事を願いつつ次のポイント開拓のため車を走らせる。
少し道が開けたところで漁港入口の標識が目に入り左折する。
さてさてどんな所だろうと古い町並みを進んで行くと前方から…
何と漁師と思われる男達の担ぐ御輿が近付いて来る。
とても離合出来そうもない道幅。
近くにあった理容室の駐車場に頭から突っ込み御輿をやり過ごす。
だけどみんな普段着で活気も無くお祭りの雰囲気は伝わって来ない。
近くの家の窓からはその御輿に向かって両手を合せ
御輿が通り過ぎるまで何度もお祈りをする老婆の姿が目に入った。
何とも不思議な行列だった。再出発し最初の路地を曲がると…
思いもしなかった大きな波止が目に飛び込んできた。
デカァ〜
そしてその高さはハンパじゃない。
車を波止の付け根に止めその波止へ設置された長〜い階段を登る。
波止の幅も広く犬走りも広い。そして外海に積まれた殺人テトラ。
このスケールを必要とする日本海の荒波は想像も出来ない…

波止先端、中央、付根の岩場を叩いてみるが反応無し。
最後にテトラで長男がどうにか1杯ゲット。
長い階段を下りて車に戻り次のポイントを目指す。

そしてとうとう萩へ到着。
思い当たるポイントをまわるが車から降りる事無く萩を通過。
長門を出てからの釣果は長男の2杯のみ。
萩を過ぎて数箇所岩場でキャストをするが反応無し。
長男からは長門の最初のポイントに戻ろうという意見も出たが
ここまで来たら須佐にどうしても気になるポイントが有るので
行ってみる事にする。
須佐へは昔から何度となく行った事が有るのだが
ルアーを始めてからは行ってない。
そしてエギングを始めて何故か須佐の風景が思い浮かぶ時が有った。
今日のランガンは密かにそれを確認したいと最終的には思っていた。

家には昼には帰ると約束していたが須佐に着いたのは昼前だった。
海岸線に沿って車をゆっくり走らせる。
う〜ん、思い描いていた通りだ。ワクワク
早速ポイントを定めてキャスト開始。
数キャスト目にディープの2段シャクリで長男が良型をゲット!
おっ、居たな。
半信半疑だったが一安心するとともに期待が膨らむ。





それから少し潮まわりのいいポイントへ移動しながら数杯を追加。
そしてボトムを意識してシャクリ続けていると…
足元の駆け上がりの先でドンッ!
今日の最大を思わせる手応えが伝わってくる。
心地よい逆噴射を味わいながらロッドを曲げて長男にアピール。
取り込んだイカを〆ていると背中からブシューッと烏賊の声?
長男にも連続ヒット!





少しアタリが止り近くの漁港の波止へ移動。
ダートさせて来たエギの後方に良型の姿が…
しかしステイに失敗すると猛スピードで視界から消えて行った。
だが最近このパターンには自信があった。
ポイントを定めてキャスト。
カウント5のフォールからHPSJを6発。
テンションフォールで様子を伺うと直ぐにドンッ!
ゲッチュー!
狙い撃ちが決まると爽快だ。
その後足場を変えた長男が一投目でゲットしタイムアップで納竿。
そこそこ調子の良かった前半戦に比べ中盤戦ではどうなることかと
思っていたが後半戦のポイント選択も決まり何とか納得の一日。

今回サイトで確認出来たのはほんの数杯のみ。
これからはディープをどう攻略するかがキモだ。


本日のキープ数 : 21杯




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