めばるin関門 関門海峡でのメバリング エギング 山口県下関市周辺でのメバル釣行記
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めばるin関門 関門海峡でのメバリング エギング 山口県下関市周辺でのメバル釣行記

2005年 4月16日  5:00〜18:00
■ 変態港 ■

第一部 5:30〜7:00

GOさんgurerinnさんとの釣行を前にして
まずはお気に入りの実績ポイントへ。
ウォーミングアップを兼ねたイカ様chek!
日の出前のポイントに到着すると接岸を
待ちきれないエギンガーの数は今期最高?
シャローからディープとポイント変えながら
探ってみるがなぁ〜んの反応も返って来ない…
結局ノーバイト、ノーキャッチでタイムアップ。

皆との待ち合わせ場所へ向かう途中で本日の仕入。
最初にほっかほっか亭に立ち寄り期間限定で
300円だったビッグチキンカツ弁当をゲット!
開店直後で少し時間がかかったけど作りたての
アッツアッツの香りが空腹の胃を刺激しまくる。
でも昼飯用なので思いっきり匂いをかいでぐっと我慢。
次はセブンイレブンで朝食用のパンと飲み物をゲット。
そしてキロアップを数杯を格納可能な大型クーラー用に
氷を買って買出し終了。準備万端、意気揚々で集合場所へ。

第二部 9:00〜15:30

待合わせ場所へ少し早めに着きすぎたかなぁ〜
そう思いながらgurerinnさんに電話をしていると怪しい人影。
おおっ!GOさんじゃないですか。
車を停めてgurerinnさんの到着を待ちながらしばし雑談。
久し振りに会う二人はキロアップへの期待で会話も弾む。
暫くしてgurerinnさんが到着し本日のメンバー全員集合。
GOさん、GOさんの奥さん、gurerinnさん、gurerinn-jrくん
そしてしん吉と長男の合計6人での釣行だ。

全員揃ったところで先週gurerinnさんとwataponさんが
二人揃って今期初のキロアップをゲットしたポイントへ
gurerinnさんに早速案内してもらう。
そして約30分で到着した噂の変態港。
初めてのポイントは怪しい雰囲気で徐々にテンションアップ。
ほっほぉ〜っ!ここで先週キロアップが出たのねぇ〜!

まずはgurerinnさんに教えてもらった変態港の内側でキャスト開始。
先週ここで出たんだ。キ・ロ・ア・ッ・プが…
ムフフッ…
今か今かとにやけながらキャストを繰り返す。

しば〜らくして少し離れてキャストしていた長男が歩み寄ってくる。
『ジャークしよったらキロアップありそうな甲イカみたいなのが追ってきた』
「アオリイカやないんか?」
『いやぁ〜違うっぽい…』
『追ってくるけど次のアクションを入れると逃げていく…』
「ほぉーっ、まだおるんやないんか。もう一回やってみー」
『うん』
エギをピックアップして暫くその様子を窺うことにした。
ビシュッ!シュルルルル〜ボチャン。
ビシッビシッビシッビシッビシッビシッビシッ
そして視界に入ってきたエギを捕らえて辺りを見ていると
スーッと後ろから追ってくる黒い影…
「アッ!あれか?デカイのぉ〜。アオリやないか?」
そして長男はステイからゆっくりとテンションフォール。
エギはゆっくりと深い港の底へ向けて沈んでいく。
すると黒い影が動き出した。
そしてどんどんエギに近づいて行く。
二つの影はさらに近づきながら徐々に視界から遠のいて行く。
『抱いた?』
そう発したと同時に辛抱の切れた長男がアワセを入れる。
しかし…
スーッと視界へと戻ってきたのはエギだけだった。
「まだおるおる!早よぉ投げぇ〜っ。」
そう長男に促してこちらもキャスト再開。
今目の当たりにしたイカも気になるがそれは長男に任せて
邪魔にならないよう反対方向へキャスト。
やっぱりここにはおるでぇ〜。
そしてキャスト後のフォールはボトムを取らずに中層で
アクション開始。
正当2段シャクリから若干フォールさせてジャーク連打。
少し間を取りパンパーンと跳ね上げてフォール。
続けて同じパターンでアクション後今度はボトムまでフォール。
そして次の瞬間に、ドンッ!
おっ、おおーっ!
ギュイン、ギュギュギュイ〜ン!
「ヒットー!」
雄叫びを上げて逆噴射を楽しむ。
ギュッギュッギュィ〜ン!
ガハハッ!
ブッハハ!
キャッホ!
少々興奮気味に3発目でギャフ打ち成功!
キロアップじゃぁ〜
の期待は届かず検量してみると650g。
しかし気分はサイコー!


今シーズン最高となる650gをゲット!!



それから暫く誰も竿を曲げない時間が続く。
するとかな〜り離れた場所でシャクっていたgurerinn-jrくんに
エギンガーの一人が近づいて行く。
んっ?
気になりながら様子を見ているとそのエギンガーは近づきながら
背中に背負ったギャフを手にし伸ばしている。
えっ?
そして海面へ突き刺さるギャフ。1発、2発、3発!
ようやくギャフとともに茶色い物体が姿を現した。
ほほっぉ〜!
そしてその物体をブラブラさせながら笑顔で戻ってくる。


お父さんもビックリ! 600gのアオリイカをゲットしたgurerinn jr



それから30分も経たないうちにやはり遠くでシャクっていた
GOさんのロッドが遠目から見ても曲がっている。
おっ!来たらしいな…
そしてその様子を見ているとGOさんの一声が響いてきた
『ヤリイカじゃぁ〜っ!』
悲鳴にも近いその叫びからアオリイカじゃなかった悔しさが伝わって来た。


GOさんの一杯目は良方のヤリイカ



それから昼食をはさみ沈黙の時が過ぎる。
そんな中でgurerinnさんのjrくんが1人頑張り
ヤリイカを2杯追加。
そしてタイムアップまで残り一時間半を切り
アオリイカに執念を燃やすGOさんが吠える。
『来たぁ〜っ!アオリイカじゃぁ〜!』


本命のアオリイカを潮の動きを見てロングキャストでゲット!



少しヤル気が失せていたがGOさんの一杯で気合を入れ直す。
港内を中心にキャストを続けてきたが見切りをつけて
少し荒れている風上となる外海にポイント絞りキャスト開始。
偏光グラスを通して見える濃淡から海底の状況を想像し
トレースラインを描く。
しかし風の影響でなかなか思うように行かない。
タイムアップまでいよいよ一時間を切るが
アオリイカはそこに居る!
と信じて焦らずにじっくりと攻め続ける。
ラインは風に煽られて着底の判断は厳しい。
長めのカウントダウンで糸ふけを押えながらフォール。
そして自分が描くトレースラインにエギが入る。
2段シャクリとジャークを組合わせてフォール。
!?

ドッカーン!

荒れた海から力強く伝わる逆噴射。
ギュイン!ギュィーーーーーン!

ガハハッ!
してやったり。
快心の一撃である。


2杯目は、600gでサイズダウンだった。(>_<)



狙い的中に気を良くしてキャストも弾む。
リズムに乗ってシャクリ続けていると
!?

しまった…

少し感じた違和感にそう感じて急いでエギを回収。
思った通りだった。
回収したエギのカンナには身切れした足だけが…




もっと早く外海にポイントを絞れば良かったと思うが
時既に遅し…
タイムアップを迎え納竿となる。


第三部 17:00〜18:00

みんなと別れて向かったのは朝イチで行ったポイント。
相変わらずエギンガー数名がシャクっている。
車を降りて直ぐに地元の方から情報収集が出来たが
今日もまだアオリイカは目立って上がっていない様だった。
その言葉に期待は薄れるが一応シャクってみることに。

約1時間様子を見ながキャストするが反応無し。
やっぱりかぁ〜
そして久し振りに体が悲鳴をあげはじめている。

綺麗な夕日の中、暫らく海を眺めて体を休ませる。
キロアップは出なかったが心地良い疲労感の中で
ささやかな満足感に浸り静かな海に癒される。

そして悪あがきにようやく終止符を打った。


アオリイカのM字開脚!





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