めばるin関門 関門海峡でのメバリング エギング 山口県下関市周辺でのメバル釣行記
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2005年 5月22日   4:00〜7:00
■ うぉーーーーーっ! ■


関門の連敗を跳ね除けるべく今朝は長男と相談して北上することに。
昼頃の雨マークの天気予報が外れたのか小雨がパラパラしている。
目指すポイントの天気が気になる。
雨は?
少し走ると徐々に雨脚が強さを増す。
やっぱり関門か?
でも昨日の事を思い出すと…
だがヒットすればキロアップ間違いなし。
しかし…

と何時も迷う優柔不断なしん吉です(汗)

そして二転三転迷った挙句予定通りルートを北上する。
雨ならあっさり諦めよう。
それから北上するにつれフロントウィンドウを濡らす雨は消えた。
チャンスかも…

目的地に到着し車を降りていつ降り出すかわからない雨に先を急ぐ。
そしてキャストを始めて間もなく長男が口を開く。

『きたぁ〜っ!』

またお前が先かよ(汗)
まずまずのロッドの曲がり具合に
「抜けそうか?」
と聞くと

『うん、ぬ・け・る・か・も?』

と返事が返ってきたが直ぐに

『やっぱダメ〜』

と返事が続く。
今日はギャフ打ちの練習をさせようと思っていたが
初めてのギャフ打ちをさせるにはまだ暗すぎる。
「やってみるか?」
と聞いてはみたもののギャフを渡す事無くブスッ!

(長男の一杯目 1,050g)



先行された長男に動揺する事無く?自分のキャストを続ける。
フルキャストから着底を待って2段シャクリ。
そして次のフォールは着底を前にジャークを数発。
するとガツンッ!と引っ手繰る様なアタリ。
それは正しく誰かが手でエギを引っ手繰る感覚だった。
今までにないその強烈なアタリに反射的にアワセを入れてしまう。
スポッ!
そして失敗(汗)
ガ〜ンと思う間もなく逃がすものかと慌ててシャクリを入れる。
ビシッビシッ!
バシッーッ!

来い!来い!さぁ来い!


クソォ〜ッ…

そしてさらにシャクリを入れる。

ビシッビシッ!
バシッーッ!

来い!こ・いぃー

ガツンッ!

うぉーーーーーっ!

さっきと同様の引っ手繰るアタリに又しても反射的にアワセを入れる。
スポーッ!
またも失敗(大汗)

さすがに今度はガ〜ンと来た。
もうダメだ…
そう思いながらもキャストをし直してシャクる。

ビシッビシッ!



だが…

あぁ〜
チャンスを逃した。
そして逃がした獲物は大きい?

あぁ〜っ…
後悔の渦がどんどん大きくなっていく…
何で二度も…
何でアワセたんや…
送り込む余裕は無かったんか…
あぁ〜っ…

ぐやじぃーっ!

うぉーーーーーっ!

立ち直れん…

後悔・後悔・後悔…

クソーッ!

重い後悔を引きずったままキャストをしていると
長男から聞きたくない言葉が聞こえて来た。

『きたぁ〜っ!』

はぁ〜、なんでやねん…

『うっ、おっ!』

ジィーーーーーッ!
ジィーーーーーッ!

勢いよくドラグが鳴っている。
「あっ!それ俺のイカじゃ」
そう確信した。
したかった?
「俺の、俺のイカやけぇ〜の」
と負け犬が吠える。

『・・・』

しかし最後はギャフ係に専念し無事ランディング。

検量をしてみると1、550gだった。
「違う。俺のイカじゃない」
そのサイズとあのアタリを比較してそう思った。
「いやぁ〜違うな。コレは。」
「ありゃぁ〜こんなもんじゃない」
と負け惜しみにも聞き取れる声が出る。

『・・・』

(長男の?2杯目は、1,550g)



そして完全に夜も明けて長男が2杯追加。
サイズはキロ未満?
検量する元気は無かった。

(天然?の魚拓ならぬイカ拓)



横では夜が明けて来た餌師が撒餌の準備をしている。
そろそろ納竿だなぁ〜と思いながら
最後の望みを賭けてキャストを続ける。
今日はジャークだ。
そのパターンを信じて最初のフォール後の2段の後は
横ジャーク中心のアクションで続けていた。

ビシッ、ビシッ、ビシッ!
ビシッ、ビシッ、ビシッ!

そしてテンションフォール。

ボトムを取らずに次のジャークへ入ろうとした時、

ドンッ!

ロッドの動きが止まる。
うぉーーーーーっ!
さっきの失敗もあり心拍数は一気に上昇。

そして止まったロッドをさらに煽る。

ズシッ!

やった〜(^o^)V
と思った瞬間
スポッ!
大きく曲がったロッドが真っ直ぐとのびる。

あぁーーーっ!

横の餌師は何事だろうと思っているに違いない。
でも間違い無い。
今のはアオリイカじゃぁ〜っ!
くっそーっ!

急いでエギを回収し少し遠めにキャストをし直す。
そしてわずかなフォールからジャーク。

ビシッ、ビシッ、ビシッ、ビシッ!
ビシッ、ビシッ、ビシッ、ビシッ!

来い!来て!お願い!

ビシッ、ビシッ、ビシッ、ビシッ!
ビシッ、ビシッ、ビシッ、ビシッ!

ガツンッ!

ジィーーーーーーーッ!

ジッ、ジッ、ジッ!

ジィーーージィーーーッ!

ジッ、ジッ、ジッ!

ジィーーージィーーーッ!

「うぉーーーーーっ!」

凄い逆噴射とともにロッドは曲がりドラグは鳴り続ける。

ギュイン、ギュイーーーーーーーン!

ジィーーーーーーーッ!

ジッ、ジッ、ジッ!

ギュイン、ギュイーーーーーーーン!

そのやり取りを見て近付いて来た長男が

『お父さん、いったんじゃない?』

「おう!いっとる、いっとる!」

2キロアップじゃーっ!

そしてギャフにブラ下がったアオリイカが見の前に姿を現す。
ドサッ!
ふぅーっ…

ガハハハハッ!
やったぜぇ〜!

粘って獲った一杯!
久し振りの充実感に浸り嬉しかった。

ヤッホーッ!





すると餌師が近付いてきて一言
『1300?いや1200かな』
???
なぬーっ!
そんな事聞いてないっつーの。

だが2キロアップと思ったファイトには及ばないサイズ。
しかし1300はねぇ〜だろぅ。
直ぐに検量してみると…
「1700でした〜」

『ほぉーっ、そんなにあったか?…』





最初にテンションが抜けた時は悪夢の再来かと思ったが
続けたキャストで狙い通り?のヒットに嬉しさは倍増!

うぉーーーーーっ!

暫く心の中で叫んでいた。


そしてタイムアップをむかえて余裕の納竿。
数では最低の釣果だが満足の一杯。
最近はどうもこのパターンだ。(汗)





この時間に納得の釣果で納竿出来ると一日が長い。
何故か得した気分になれる。
毎回このパターンだといいのだが…
そして天気予報が外れた青空の下、昼食を兼ねてドライブへ。
スポンサーは今朝のイカで喜んでもらった実家の両親。(^^)

たらふく回転すしをご馳走になった後
最近釣りに行っていない次男は立ち寄った池で鯉と戯れる。

(ここで釣らせてやりたいなぁ〜(^^)/)







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