めばるin関門 関門海峡でのメバリング エギング 山口県下関市周辺でのメバル釣行記
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2005年 6月12日   15:00〜19:00
■ もう使えないリベンジ ■


幼稚園の行事を終えてようやく自由の身?に

昼食を済ませて気は逸るのだが…
青空から降り注ぐ強い日差しに少し躊躇していると
早起きとオリエンテーリングの疲れと満腹感から…

うとうと…

Zuuuuu---
Gaaaaa---

小一時間体を休める。

ぷゎぁ〜っ…
うーーーーっ

大きく背伸びをして…
俺も少し年取ったかなぁ〜とふと我に返る。

いかん、
気は心!
おっしゃ、

「行くぞぉ〜っ!」

暑いのが少し苦手な長男は勉強する手を休め迷っている。
退屈し始めていた次男は

『お父さん、今日もエギするね。』

と午前中の疲れも見せずにヤル気満々!
その様子につられてか長男も準備を始めた。

イマイチ調子の出ない関門を諦めて山陰を北上。
週末に好釣果の噂を聞いていたポイントを目指す。

ポイントに着いて見ると噂通りに波止にはスミ跡が増えていた。
おっ!こりゃイケるかも。
足元に残るスミ跡に喜びキャストを始める単細胞親子なのだ。
だがそう甘くは無い。
キャストすれども、シャクれども…
時折り藻がカンナに掛かるだけ〜

波止に見切りをつけて岩場へ移動し気分転換。
岩場に入ると次男は

『お父さん、僕ワームする。』

と言い出した。
釣れる見込みの無いエギよりもそりゃぁ正解だ。
さっそくリグをチェンジして
どりゃどりゃと
次男に竿を返さずに足元へワームを落とし込む。

ビクビクッ!
おぉぉぉっ…

即座にアタックして来たのはドンコ?
そしてスレ掛かり。





『わーっ、お父さんやったね!』

いゃ、それほどでも…(汗)
次男に魚種は関係ないのだ。

「さぁっ、お前も頑張れよ!」

とイキイキとした表情の次男にロッドを渡す。
さぁこっちはエギンガー生命を賭けた?キャストを再開。
連敗地獄を脱出出来るのはまだかと無表情な海に向かう。

こうも連敗が続くともうリベンジなんて言ってられない。
っていうか、もう使えない…(大汗)

『うわぁぁぁぁぁっ!』

次男の奇声が耳に飛び込んできた。
振り返ると少し曲がったロッドの先がピクピクしている。

「おっ!きたか?」

『う、うん…』

「早よう上げてみぃ〜」

『…』

少し驚いた表情の次男が竿を立てると
小さなアナハゼがぶら下がっていた。
しかもスレ掛かり。

『お父さん、釣れたよ!』

「おぉ〜アナハゼやの〜」

『アナハゼが釣れたね!』





その喜ぶ姿に癒される。
もうアオリイカなんてどうでも…
いい訳がない…

絶対に釣るんじゃぁ〜!

もうリベンジなんかじゃないんどゎ〜っ!(誓)

アマモが茂るシャローポイント。
ストラクチャーを意識して表層をジャーク。
あの岩の陰か?
こっちの藻の切れ目か?
ヒットポイントを想定して横ジャーク中心に
少しムキになりながらエギをダートさせる。

さぁ来い!

するとズ、ズズンッ!

!?

根掛かりかぁ〜?
ビシッ!
外れろ!
ビシッ!
グ〜ン…



外れたか?
いや、思い。
ちっ、藻が掛かったか。
グルグルグル。
ちょっと重いなぁ〜
グルグルグル。
ザザァーッ!

藻・か・な?

ブシューッ!
おぉっっっ!
イカやんけ!

アオリじゃ!

そして触手一本(汗)

お願い!
バレないで!

慎重に寄せてハンドランディング。
でも小さい…
最初は藻かと思ったぐらいだ…
そのサイズに素直には喜べなかったが久々の一杯!
ほんの少しだが肩の荷が降ろせた気がした。





探り釣りに飽きた次男は止めとけという親父を無視して
ジグヘッドを精一杯の力でフルキャストしていた。
根掛かりするのが落ちで釣れる訳ねぇ〜のになぁ〜
と思っていると…

『お父さん、つ・れ・たよぉ〜っ!』

とリールを巻いている?

何が?

何が釣れたんじゃい?

疑いの目?で見ていると小さいながらも魚が…

『ねーっ!釣れたでしょ♪』

そりゃそうだけど…

「こりゃぁベラじゃ」

しかもコイツもスレ掛かり(汗)

『やったぁ〜!ベラが釣れた♪』





魚種同様で次男にはどこにフッキングしてようが
そんな事は問題では無かった。

『お兄ちゃん!ベラが釣れたよ♪』
そして
『お兄ちゃんはゼロポイント』

次男からキツイ言葉が出たのだった。
小さいながらもイカが釣れてて良かった(汗)


スミ跡に翻弄されたポイントを後にして次に向かったのは
カサゴポイント。
夕マズメに合せての移動だ。
コンペをPro4に持ち替えてキャスト再会だ。
長男はAcuuraにそのままジグヘッドを着けている。
そして得意の穴打ちを始めると直ぐに1尾目をヒット!





今夜は久し振りにカサゴの煮付けにありつけるか?
そう思うと無性に食べたくなってくる。
そしてPro4にもヒットするがこれもリリースサイズのソイ。





その後もコンスタントに釣れるのだが
20cmUPのキーパーサイズは出ないままに終わり
煮付けはお預けとなった。









アオリイカの釣果はどう大目に見ても納得のいくもではないが
今日はそれなりに楽しい釣行だった。

モヤモヤした霧に包まれたように始まった週末は
梅雨入りを感じさせない青空のように晴れ渡った
気持で何とか笑顔で終える事が出来た。

そして今夜は美味しいお酒が飲めそうだ。(^^)




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