めばるin関門 関門海峡でのメバリング エギング 山口県下関市周辺でのメバル釣行記
[HOME]

めばるin関門 関門海峡でのメバリング エギング 山口県下関市周辺でのメバル釣行記
めばるin関門 関門海峡でのメバリング エギング 山口県下関市周辺でのメバル釣行記

2006年12月15日 (23:30〜6:00)

■ オールナイトでサバサバ〜♪ ■






金曜日の残り時間も少なくなってきた頃
期末試験を終えた長男とナイトゲームへ出撃。

関門のポコチンも気になったがroute191を北へ。
目指したのは11月12日に長男が昼メバを連発したポイント。
ナイトゲームでは初めてのポイントだが以前から昼メバの姿は
良く見掛けていたのでかなり期待度は高かったのだが…

ポイント近くの空き地に到着すると小さな常夜灯の下に
メバリングを楽しむアングラーが二人。

(ふふっ、そこじゃぁポイメバしか釣れまい)

そんな余裕をブチかまして暗闇の中ポイントを目指し歩き始める。
思っていたほど気温は下がっておらず歩いていると少し暑ささえ
感じていたのだが海岸線に出て見ると…



ヒューーーーーッ!


ピューーーーーッ!



風だ!(>_<)


それもこのポイントでは向かい風となる西寄りの風。

やられた…

暗い海をみつめ少しテンションは下がったが
無人のポイントは叩かれた様子も無く直ぐに
ヤル気モード復活!

少し風裏となる場所でメバリングを始める長男。
風に真っ向勝負を挑んでエギングを始める親父。

サクサクッとメバルとアオリイカをキャッチして
今夜は早めに帰還するぞぉ〜!
と意気込んでキャスト!キャスト!キャスト!

風は吹いたり止んだりしながらを繰り返し
緊張感を保ちながら薄っすらと見えるラインと
ロッドを支える手元に伝わるであろうアタリを
逃す事無くとらえようと神経を集中するのだが…


ピューーーーーッ!


あかん…


やっぱ集中力は…

上手く維持出きない(-_-)

「そっちはアタリあるか〜」

『うんにゃ・・・』

シンジラレナ〜イ!

その後も少し粘るがまさかここで
ボーズどころかノーバイトとは…

サクサクッと殺って早目の帰還は

夢と消えた…

こりゃぁ朝までランガンしてサバしかないな。
作戦を切替えて2004年12月10日に6.8キロの
モンスターに出会ったポイントへ。

ここでも長男はメバリングで親父はエギング。
別々のポイントに別れてキャスト再開。

親父の選んだテトラポイントには
メバリングと思われるアングラーが2人。
あそこでキャストしたいなぁ〜と思いながらも
少し離れて邪魔にならないようにキャスト!

ラインを煽る風に辛抱しながら気長にフォール。

すると…




ズンッ!?



おっ…



マキマキ



・・・



藻(-_-;



暫くして



ガツッ!?



うっ…



マキマキ



・・・



藻(-_-;




もぉーーーっ!



・・・



あかん…




タックルを持って来ていたメバタックルに持ち替えて
集中力ゼロでキャスト。

ふぅーーーーーっ



[ 釣れよるか〜 ]

と長男にメールを送るが返信が無い。

なんしよるんじゃ?と思いながら
このポイントを諦めて長男の所へ。

そして歩み寄るといささか興奮気味に

『アジ入れ喰い(^^)』


と一言。

・・・

なぬ〜!


「で、アジは?」

『全部リリース』

「 ・・・ 」

「キープじゃぁ〜!」


そして長男の横に並んで殺気に満ちたキャスト!

すると直ぐに長男にヒット!

親父は・・・

またまた長男にヒット!

親父は・・・


長男はコブラの1.0にスクリューテール
親父はコブラの1.4にミートネール
この違いなのか…

それでも意地になってそのままキャスト!
何とか1尾をゲットするがペースは悪い。
そしてキャスト&リトリーブを続けていると

ガツッ!

明らかにアジとはまるで違う強烈なアタリ。
今のは何?
と予期せぬアタリで頭の中は

?????

その後もアジを追加しながら忘れた頃に

ガツッ!

アワセを入れる間もない一瞬のアタリ。
いったい何がおるんじゃ?
そしてとうとうその正体が解かる時が来た。

少しアジのアタリが遠のいてフルキャストで
ぼーっとほっとけフォール。
そろそろかなとリフト&フォールさせながら
ゆっくりとリトリーブしていると

ガツン!

グググググーーーッ!

完全な向こうアワセ(-_-;

そして

走る!

走る!

グググッ!

ジジジッ…

ジジジッ…

久し振りに聞くドラグの音。
少しだがスプールから出て行くライン。

うひゃひゃひゃひゃぁ〜!

か・い・か・ん・♪

そして程なく足元まで寄せて
一気に抜き上げる。

さてさて一体何者なのか…

抜き上げたラインの先のシルエットを見て
なぁ〜んだシーバス(セイゴ)かぁ〜
とその場にボトッと落として
バタバタ跳ねて暴れる魚に近付くと

違う!

シーバスじゃない。



???

コ、コ、コイツかぁ〜

それは初めてキャッチした魚!





ムツ






だった。

「お〜い、こりゃぁムツじゃ!」

ヒヒヒッ。





噂通りの鋭い歯。
大きなウロコ。
その姿は新鮮だ。

直ぐにカメラを取り出して撮影しようとするのだが
これが良く跳ね暴れてじっとしてない。
なかなか思うショットが撮れないまま諦めてキャスト再開。

ガツッ!

の正体が解かって更にヒートアップするが
そのムツらしきアタリは数回あったものの
上手く向こうアワセでヒットしなかった(^_^;


そして家族で食べるには十分なアジを確保したところで一段落。





そして何を思ったのかそれまで一度もキャストしていなかった
シャローポイントにリグを撃ち込む長男。
すると一発で乗った!

撓るロッド。

鳴るドラグ。

走るライン。

ムツか!?



ジジジジジィーーーーーッ!



『うっ、うぉーーーっ!』



お、お前…



そ、それって…



ド、ドラグが…



緩過ぎだから〜



でも面白そうじゃん(^_^;



そして長男にも初ムツ…

と思ったら今度はシーバスだった。





思いもしなかったアジのプチ爆に満足した二人。
次のポイントへ向け撤収準備を始めたところ
長男がぽろっと一言、

『メバルがおらんやったねぇ〜』

そう言えば…

これだけキャストしてメバルがゼロとは…
最初のポイントもここも
いったいメバルは何処へ…

そんな事も直ぐに忘れて次に向かったのは
好調な噂が続いているサバポイント。
最初でポイントを予想外にハズしてしまい
今夜の本命に切替えたポイントだ。


自分で釣ったサバが喰いたい!


小さな粒だが少し降り始めた雨と
AM3:00を過ぎている事もあって
ポイントは空いてるかも〜
と淡い期待を抱いていたのだが…

途中コンビニに寄り食料と飲物を仕入て
ウキウキ気分でポイントに到着してみると

うひゃぁ〜!

満員御礼とまではいかないが結構賑わっている。
そして先端には噂の常連釣り師?
オヤジパワーで道具を広げ足元には数本の竿。
とても近寄り難い光景だ。

当然そこは避けて無人のポイントへ。
風も無く静かな海。
オヤジ達もそんなに釣れている様子ではない。
遠投サビキにポツポツとアジが釣れている。

サバは居ないのかなぁ〜とキャスト開始。
すると一投目からアジらしきバイト。

だがアジはもう結構(^^;

少し遅れてキャストを始めた長男。
彼はここでも好調だった。
キャストを始めて直ぐに


『キタァーーーーーッ!』


撓るロッド。

鳴るドラグ。

走るライン。



走る!


走る!


走る!



ジジジジジィーーーーーッ!



『うっ、うぉーーーっ!』



お、お前…



そ、それって…



ド、ドラグが…



緩過ぎだから〜



緩めのドラグと走る獲物に
笑顔いっぱいでファイトしながら
ようやく抜き上げて一言。

『シーバス?』

『違う・・・』

『デッカイアジ?』

「うそっ!」

「そんなデカイアジなら最高やん!」

そしてキャストしたままのロッドを片手に
近寄って見て見ると

「サバやんか!」

「サバサバ〜♪」

『 ・・・ 』

「居ったのぉ〜」

すると握ったまま放置していた
こっちのロッドにも激しい魚信!

ギューーーーーッ!

「お、お、おっ…」

これがまた

走る!

走る!

マキマキ

マキマキ

ゴリマキ〜

で釣れたのは

サバサバ〜♪





キャストを始めて暫くすると時折り起こるボイル。

バシャバシャ!

バシャバシャバシャ!

それはまさしく

サバボイル!

うひゃぁ〜

サバのボイルが見られるなんて

シンジラレナ〜イ!

そしてそのボイルを狙い撃ちする長男。
高確率でヒットさせて楽しんでいる。

足元近くではベイトのライズ。

一見静かそうに見えた海だが
にわかに活気付いている。

半端じゃないベイトの群れ。
そしてサバボイル。

緩いのはドラグだけじゃなく
いつしか顔もユルユルでサバingを楽しむ長男。
師匠の親父に遠慮する事無く連発している。

親父は…

マ・イ・ペ・ー・ス

ぼちぼちと…

するとそんなこちらの様子を見てか
親父の左前方へ向かいのオヤジから
突然容赦なくブチ込まれる遠投サビキ。

ヒュルルルル〜〜

ボッチャン!


はあっ?

マ、マジ!

あ、あんたねぇ〜

シンジラレナ〜イ!

イヤなムードが漂う。


するとそんなオヤジの足元近くで
これまた突然起きるサバボイル。

バシャバシャバシャ!

「おい!あそこじゃっ!」

「撃て〜っ!」

長男の指揮を取る親父。

ビシッ!

シュル〜〜〜〜〜

ポチャ

・・・

バゴッ!

ジジジジジィーーーーーッ!

ビンゴ!

うはははっ!

してやったり!


そんなプチバトルも楽しみながら
サバを追加する長男。

親父は…

やっぱり

マ・イ・ペ・ー・ス・!


暫くするとサバの群れは去って行ったのか
また静けさを取り戻してきた海。
疲れた長男は座ってコックリコックリと
夢の世界へ足を踏み入れだしたようだ。

まだ暗いが気付くとAM6:00。

次男の寝起きに間に合うように
少し違反気味にアクセルを踏んで
家路を急いだ。

アジ、サバ、ムツ、シーバス











久し振りの大漁?だった。




SaltWaterLureFishing トップページ しん吉のメバル釣行記 トップページ
Home 釣行記TOP